2024 J1 第4節「ガンバ大阪 vs ジュビロ磐田」 超主観的振り返り
またも立ち上がりの失点で苦しむ。
ジャーメイン良が意地を見せたが・・・。
2024年3月16日。
J1リーグ第4節。ジュビロ磐田はアウェイゲームでガンバ大阪と対戦。1-2で敗戦。
昨年J2リーグでは連敗がなかったジュビロでしたが、横内体制になって初めてのリーグ戦連敗。
今回も守備に課題があることを突きつけられました。
私は、この試合に遠征しようかギリギリまで調整したんですが見送り。DAZNでリアルタイム観戦しました。
今回の敗戦を振り帰り記事にするのは特に辛いですね。
パナスタでのガンバ大阪戦には特別な想いがあるからです。
スターティングメンバー
ジュビロ磐田
アウェイ川崎戦、ホーム柏戦、そして、今回のアウェイガンバ大阪戦。3試合連続でスタメン・ベンチ選手に変更はありませんでした。
昨年はタイトな日程だったこともあって、GK以外をターンオーバーするなど大幅な選手の入れ替えを行って戦ってきただけに、ここ数試合の選手固定はかなり異例に感じました。
現状、横内監督から見て、ベンチ外メンバーとの差が大きいのかもしれません。
去る3月10日に、ベンチ外メンバー中心のチームで中央大学に練習試合で惨敗した結果が尾を引いている可能性があります。
ガンバ大阪
ガンバ大阪は、3月9日に予定されていた横浜F・マリノス戦がACLのスケジュールの関係で延期。2週間空けてジュビロと対戦。
試合前日、スポニチはガンバ大阪が一部選手の入れ替える可能性について報じました。
結果、前節新潟戦でスタメンだった、三浦弦太選手、松田陸選手はベンチ外になりました。
またしても立ち上がりの失点
開幕の神戸戦でも起きた立ち上がりの失点。
残念ながらこの試合でも。
4分。
松原后が右サイドで岸本武流選手と対峙しながら、ボックス内に入ります。背後に岸本選手がいる状態で、前方から来たリカルドグラッサにパスを出そうとしたのか、軽く左側に出したボールに対し、すかさず背後から岸本選手がボール奪取。このミスが痛かった。
慌てて松原后も追いかけますが、ボールはフリーの宇佐美貴史選手に渡ってしまい、伊藤槙人がマークに着きますがかわされてしまい、シュート。
一つのミスが生んでしまった失点。DF陣も守り切れれば良かったのですが、それもできずに冒してしまった立ち上がりの失点。
一方でキャプテンでもあり、好調の宇佐美貴史選手に「開幕から3試合連続得点」を許してしまいました。これはガンバ大阪にとって27年振り。キープレーヤーである、宇佐美選手を完全に乗せてしまいました。
試合終了後、横内監督もやはり最初の失点が全てと振り返っています。
痛恨の2失点
前半を0-1で折り返したジュビロ。
後半開始から、マテウスペイショットと古川陽介を投入。
あまり決定機がなかった前半に比べ、攻撃の回数も増え期待が膨らみました。
しかし、後半12分にダワン選手にヘディングシュートを決められ、痛恨の2失点目。クロスを上げたのは宇佐美貴史選手なんですよね。先制ゴールもあって、この試合は攻守にわたりノリにノってました。
ジャーメイン良が意地のゴール
意地を見せたいジュビロ。
ついにあの男が。
59分。
ロングボールを収めたジャーメイン良。そのボールを古川陽介が左サイドから仕掛けて、上原力也に二度返して左サイドの松原后にパス。
フリーで受けた松原后がクロスを上げてジャーメイン良がヘディングシュート。
今季好調のジャーメイン良が、ようやく1点を返し意地を見せます。
試合終了後、ジャーメイン良は、マテウスペイショットがポイントだったと振り返っています。
横内監督も得点に絡んだ古川陽介とマテウスペイショット投入の意図について以下のようにコメントしています。
前半はなかなかチャンスが無かったジュビロだっただけに、こうなると最初からマテウスペイショットとジャーメイン良のコンビが見たいところ。
作戦上、後半から流れを変える効果や、切り札的な効果もあって、単純な話ではないのかもしれません。
それでも、なかなか得点に結びつき難い現状もあるので今後の采配には注目したいところです。
ジャメのあわや同点弾・・・
1点返したジュビロは何とか勝ち点1でももぎ取るために、最後の猛攻を仕掛けますが、ガンバ大阪はがっちり守りを固めます。
後半アディショナルタイムに入り95分。
もう時間が無い。
そこへ西久保駿介が右サイドからクロスを上げて、ジャーメイン良がドンピシャのタイミングでヘディングシュート!
しかし、ガンバ大阪のGK一森純選手がジャンプ一番でファインセーブ。
改めてこのプレーを見返してみると、一森選手はもの凄い高さと滞空時間のジャンプをしていますね。
最後の最後であんなセービングをされてしまうとは。
私はTVの前で唖然、呆然。
あのプレーが出た時点で、この試合の勝負は決まりました。
パナスタでのガンバ大阪戦
DAZNの画面には、勝利で歓喜に沸くガンバ大阪の選手、サポーターの姿が映っていました。
それを眺めながら、2年前を思い出していました。
2022年10月29日。
ジュビロはパナスタでガンバ大阪に敗戦し、J2降格が決定。
私はパナスタで試合を観戦していました。
歓喜に沸くガンバ大阪のサポーターの中で、私はいたたまれない思いを抱きながらパナスタを後にしました。
そう誓って、ジュビロは1年で戻ってきましたが、残念ながら未だガンバ大阪より強くなってはいませんでした。
当時パナスタで降格を経験し、今回再戦に臨んだのは、ジャーメイン良、山田大記、松本昌也、松原后、伊藤槙人、古川陽介、三浦龍輝。
この内、古川陽介は以下のようにコメントしています。
古川陽介やこの日得点を決めたジャーメイン良などは、J2の戦いを経て間違いなく成長を遂げています。
2年前のパナスタでのガンバ大阪戦では無得点で敗戦。決定機らしい決定機も殆どありませんでした。58分の遠藤保仁の惜しいシュートくらいかと。
今日も結果は敗戦でした。
しかし、同じく2年前に悔しい思いをしたジャーメイン良がゴールを決め、後半はガンバを防戦一方にするくらい猛攻を仕掛けました。
負けて良い試合なんて一つたりともありません。
でも2年前に比べ明らかに成長している姿も見られました。
ガンバ大阪には11月のヤマハスタジアムでの戦いで絶対にリベンジを果たしたい。そして何が何でも残留を果たす。
それをモチベーションに、この後のジュビロの戦いを応援していこうと思います。
最後までお読みいただきありがとうございました。
ジュビロ磐田のファン・サポーターに歓喜が訪れることを願って。
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