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まだまだこんなもんじゃない- 黒川淳史-

ジュビロ磐田の若手にスポットを当てたインタビュー企画「DREAMS」に黒川淳史が登場した。

ジュビロ磐田の中で、伊藤彰監督のサッカーを一番長く経験しているのは黒川淳史だ。24歳でまだ若いが、大宮アルディージャジュニアユース、ユース時代から伊藤彰監督に師事している。
今年、彰さんと共にジュビロに加入した淳史。彰さんが淳史の能力を見込んで加入に至ったのだろう。

今年の開幕福岡戦では見事スタメンの座を掴んだ。しかし、ジュビロは3年振りのJ1。試合は福岡のペースだった。淳史もあまり見せ場がなく後半17分で退き、ほろ苦い開幕戦となった。

淳史は主にシャドーポジションだが、大森晃太郎、金子翔太、大津祐樹など主力メンバーの壁は厚い。リーグ戦にコンスタントに出場することには至らず、主にルヴァンカップと天皇杯での戦いへ。

天皇杯二回戦の松本山雅戦では、ドゥドゥからのループ状のラストパスを見事合わせてジュビロ移籍後初ゴールを決めた。

続く天皇杯三回戦の湘南戦では、開始早々これまたドゥドゥからのラストパスをゴールに流し込みその一点を守り切って湘南から初勝利を挙げた。
この湘南戦での値千金のゴールは淳史にとって大きかったと思う。勝利を決定づけるゴールは、ジュビロで伸びていく自信になるはずだ。

厳しい夏場に入った。主力選手達も疲労や累積警告などで欠場する可能性が高まる。J1でも淳史たち若手達の力がきっと必要になるはず。淳史の場合はやはりゴールと言う形で結果を残して欲しい。

先日、伊藤彰監督と野津田岳人選手の師弟関係のことを綴った。

しかし、伊藤彰監督に長く師事している淳史が一番の愛弟子として大きく成長して欲しい。ジュビロは昨年J2で優勝はしたが、経験豊富なベテラン中心の固定メンバーで勝ち上がって来た。今年はぜひ若手も台頭して欲しい。世代交代も上手く進まなければジュビロの将来は危うい。

今年は鹿沼直生や吉長真優が伸びつつあるが、やはり彰さんの下で長くやっていた淳史もそれに続いて欲しいと願っている。

黒川淳史はまだまだこんなもんじゃない。

最後までお読みいただきありがとうございました。
ジュビロ磐田、そして黒川淳史のファンサポーターに歓喜が訪れることを願って。

(トップ画:GerhardによるPixabayからの画像)

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