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日本代表になった愛弟子-伊藤彰監督と野津田岳人-

EAFF E-1選手権に日本代表で選出された野津田岳人選手(サンフレッチェ広島)。28歳で初の選出だ。ジュビロ磐田では松本昌也と高野遼が同学年。

広島からプロキャリアをスタートした野津田選手は、新潟、清水、仙台と期限付き移籍をし、再び広島に戻った後、2021年甲府へ4度目の期限付き移籍をしている。広島でなかなか主力に定着できなかった苦労人だ。

野津田選手の転機は、甲府在籍時の伊藤彰監督との出会いだったという。
まさに「恩師」との出会いだ。

毎試合、終わってから特にボランチで修正する部分だったり、ここが課題だということを(伊藤彰)監督にずっと言われていた。自分の課題に向き合えたというのは大きかったですし、今まで見えなかった部分、今まで意識していなかった部分を見つめ直すことができた。ボランチとしてシーズンを戦うのも初めてでしたが、ポジションに適応できましたし、起用してくれた監督に感謝したいです

野津田岳人選手

1年間、彼とはすごく修正と成長と、色んなことをお互いに話しながら、繰り返しながらやってきました。甲府で戦ってくれた選手として、また広島でスキッベさんのもとで開花して、代表に選ばれたことは心からおめでとうと言いたいですし、良かったという思いです

伊藤彰監督

現在広島のボランチとして活躍できたのは、甲府時代に彰さんと野津田選手が二人三脚で築き上げたものが大きかったようだ。

その彰さんは、今やジュビロ磐田の監督だ。
ジュビロの特に若手の選手達は、彰さんと野津田選手のような関係を築いて欲しい。ジュビロを常勝軍団に、そしてジュビロから日本代表に選ばれる選手が出てきて欲しいと願う。

去年は殆ど出場機会が無かった若手の吉長真優や鹿沼直生は、今年彰さんが就任してから主力メンバーに定着しつつある。上原、黒川、森岡、清田、藤原、古川など、これからジュビロの将来を背負って欲しい若手がいる。
この中から、将来日本代表に選ばれて「伊藤彰監督との出会いが転機でした。」なんて言う日が来たらどんなに嬉しい事か。

しかし、現状J1最下位に沈むジュビロは結果に結びついていない。来年以降も彰さんに指揮を執ってもらうためには、今年は何が何でもJ1に残留しなければならない。

負傷離脱中の山田大記と高野遼の復帰時期は不透明だが、大津祐樹が突発性難聴から復帰し、「ラッソ」ことファビアンゴンザレスも練習に戻って来た。そして、新戦力として松原后が完全移籍加入した。ここに若手が台頭してくることを願う。

7月30日にJ1リーグが再開する。
ホームヤマハスタジアムでの湘南戦は、絶対に勝たなければならない。
磐田の反撃だ。

最後までお読みいただきありがとうございました。
ジュビロ磐田のファン・サポーターに歓喜が訪れることを願って。

(トップ画:Alexander Fox | PlaNet FoxによるPixabayからの画像)





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