私がいる理由を誰かのせいにしていた日々と、人生の目的を見つけて転職した話。
新卒からお世話になった株式会社リクルートを退職して、現在はポジウィル株式会社にてトレーナー兼カウンセラーとして働いている宮田果奈と申します。
このnoteでは、リクルートとの出会いから退職までの経緯、そしてポジウィルへの入社理由と現在の想いを綴ります。 リクルートは生まれ変わっても新卒で入社したいと思うほど本当にいい会社でした。圧倒的当事者意識を体現しながら成果にコミットされる先輩方、仕事を誇りに思い前向きに行動されるお客様に支えられ、社会人の基礎から徹底的に学ばせていただきました。
現職にいる理由に違和感を抱えながらも漠然と時間を過ごされている方に、どうか届きますように🕊
偶然の出会いと直感を信じた就活
「人の心を動かす人でありたい」「感動を生み出せる人でありたい」というテーマで就活をしており、マスコミ・食品メーカー・アパレルなど業界にこだわらずエントリーをしていました。複数社の選考が順調に進みながらも内定を取るために自分を繕っていることに違和感を感じていた頃、Twitterでリクルートの採用ページを目にしました。興味でページを開くと『KEEP YOU WEIRD(=変わり者であれ)』と書かれており、ここでは自分を繕う必要がないと感じました。直感を信じてエントリーをし、その後入社に至りました。
認められたい一心で必死に働く日々
リクルート入社後は、『KEEP YOU WEIRD』の標語にもれず、変わり者で優秀な同期に囲まれる毎日。どこか劣等感を感じながらも、「早く成果を出して社内で認められる存在になりたい」と、学生時代の友人から心配されるほど毎日必死に働きました。しかし、頑張れば頑張るほどに空回り。とにかく頑張らないといけないとしか考えておらず、できないことをできないと言えずに結果的に周囲の方々に沢山迷惑をかけました。このように言動と行動が一致しなくなり、あっという間に周囲からの信頼を失うことになりました。
取り柄を失い絶望
「人生は必死に頑張ればどうにかなる」
そう信じていたため、「頑張れば頑張るほどに空回る」ことがあるなんて知らず、当時の私はひどく混乱しました。
「人生は必死に頑張ればどうにかなる」思考は、学生時代の成功体験からきています。高校時代は陸上競技部に所属し、4×100mリレー種目において悲願の近畿大会出場を果たすことができた経験。大学時代は日本一を目指すよさこいサークルに所属し、関西一を二連覇できた経験。これらの経験から、必死に頑張れば夢は叶えられると信じていました。
どうしてこうなったのか、これからどうしたらいいのか分からず、仕事終わりは部屋に座り込みただひたすらに泣いていたことを覚えています。心身ともに限界が近くなり、ついには頑張れなくなりました。朝起きても全く体が動かず、やっとのことで出社の準備ができても玄関でまた立ち止まってしまうことも。どんなときでも頑張れることが自分の取り柄だと思っていたため、頑張れない自分に絶望する日がくるとは思いもしませんでした。
私がいる理由を誰かのせいにしていた
「お前はここでどうしたいねん?」
それでもなんとか自分を奮い立たせて働きつづけていた頃、当時のリーダーからそう言われたことが私の転機となりました。
「お世話になった方々に成果でお返ししたい。それまで辞めない。」
そんな言葉が浮かんだものの、どこか違和感があり言葉にできませんでした。違和感があったのは、就活の際は自分の意思で選んだ会社にも関わらずに今となっては働く理由を他人に押し付けていたからです。「お世話になった人に成果で返したい。」聞こえはいいものの、私が頑張る理由が自分の中から出てこない。そんな、当事者になりきれていない自分が猛烈に恥ずかしくなりました。
私はどう生きたいのか模索した
「お前の人生、ほんまにどうしたいのかよく考えろ。まずは自分を知れ。」
黙り込んだ私にリーダーはこの言葉を残してくださいました。
それからはとにかく自己理解を深めることに努めました。就活生時代に作成した自己分析ノートを見直し、自己分析にまつわる書籍や動画を漁り、知りうる自己分析診断は全部受けた記憶があります。それでも自分のことが分からず、学生時代の友人に夜な夜な電話をかけて私はどんな人間なのか教えてほしいと懇願したことも。それでもまだ足りず、人生の振り返りをする有料講座に申し込んで自分を追い込むためにゲストハウスを予約して1人で人生振り返り合宿を開催したこともありました。血迷っていると思われるかもしれませんが、どうにかこの状況から抜け出したくて、とにかく必死でした。
模索した結果、「私はどう生きたいのか」以下の言葉として見出しました。
自分の可能性を信じられる人を増やしたい
現職に残る理由に違和感を抱えながらも漠然と時間を過ごしてきた私ですが、人生の振り返り合宿を経て「私はどう生きたいのか」を明確にした結果、リクルートを退職することを決意しました。
そして出会ったのが、キャリアに特化したコーチング・サービス『POSIWILL CAREER』を運営するポジウィル。お客様に対して「どう生きたいか?」を問い、目標達成までサポートするサービス。ここでなら私が作りたい世界が叶えられると思いました。
私が今ここにいる理由と想い
私が今ここにいる理由は、目の前の人の可能性をその人以上に信じるため。そしてその人が望む人生を作るための勇気ある一歩を踏み出すサポートをするためです。私が自分の可能性を信じられずに人生やキャリアに悩んだ経験があるからこそ、POSIWILL CAREERのトレーナー兼カウンセラーとして、人生やキャリアに悩む人のお力になりたいです。
自分が今ここにいる理由に違和感を抱えて悩んでいる方へ。どう生きたいか、そのためにどうしたらいいか分からずに前にも後ろにも動けていないのであれば、私が、POSIWILL CAREERが共に考え抜きます。限りある人生、一緒に前に進めませんか。
まず相談してみたいと思った方は、こちらからぜひ無料体験をご予約ください。
自分と未来は変えられます。自分の人生の手綱を自分自身で握れるように、違和感をそのままにせずに向き合うことでより良い人生にしましょう💫
宮田果奈