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自分の本心に向き合い、自分を好きになることで、人生のパートナーと出会い結婚した話。


結婚しなそうと言われてきたが、本心では人生のパートナーがほしかった。

学生時代はとにかく部活やサークルに没頭してきたし、社会人になってからは仕事に没頭してきた。
友人から「かなはバリバリ仕事してて結婚しなそう。」とか「婚期逃しそう。」と言われたことは数知れず、そう言われる度に「分かるw」と他人事のように返答してきた。

子どもの頃から将来の夢はお嫁さんと言っている人の気持ちは全く分からなかった。ただ、生涯結婚しないで一人で生きていくと言い切れるほどの強い意志はなかった。

友人はいるし、毎日必死になって共に頑張る仕事仲間もいて、どう考えても私は一人で生きていないし、とことん人に助けられて生きてきたと思う。
それでも生涯結婚しないと言い切れなかったのは、嬉しいことも苦しいことも分かち合い、お互いを応援し合える人生のパートナーのような存在がいれば、人生がもっと面白くなるのではないかと思っていたからである。

恋愛は苦手で、付き合っても続かない問題が起きていた。

本心では人生のパートナーのような存在がいてほしいと思いつつも、この理想を叶えられる自信はなかった。

昔から恋愛は苦手で恋愛経験は少なく、付き合っても続かないという問題が起きていた。その理由として、相手が私のことを好きになってくれるほどに、私のことを好きになってくれることを不思議に思い、次第には気持ち悪さすら感じてしまい、結果的には距離を置くようになっていたのである。

自分自身がありのままの自分を好きに思えていなかった。

このままでは、永遠に理想を叶えることはできない。そこで、この問題に向き合った。

私のことを好きになってくれる人のことを不思議に思ったり、次第には気持ち悪さすら感じてしまっていたのはどうしてか。
それは私自身が「いい結果を出していない私は価値がない」と思い込んでおり、いい成果を出せていない状態や何かを頑張っていない自分の存在を否定し、ありのままの自分を好きに思えていなかったからである。

部活や仕事となると目標達成のために頑張ることや成果を示すことができるのだが、恋愛となると何かを頑張る訳ではなく何気ない日常を共に過ごす時間や私という存在そのものを肯定してもらえるため、先述の思い込みを持っている私にとっては不思議で仕方がなかったのである。

その後、この思い込みが形成された背景を理解し、この思い込みを捉え直したことで、ありのままの自分を好きに思えるようになった。詳細は別noteでまとめているので、ぜひ見ていただけたらと。

自分なりのパートナーシップのありたい姿を設定した。

繰り返しになるが昔から恋愛は苦手で、自分の軸を持った積極的な恋愛をしてこなかったため、理想を実現するために自分なりのパートナーシップのありたい姿、理想のパートナー像を設定することにした。
結果、「人生で起きる様々な困難を笑いに変えながら一緒に乗り越えられるようなパートナーシップを築きたい。」というありたい姿を設定することができ、様々な挑戦や危機を乗り越えた経験があり、何事にも前向きに挑戦することができる人と一緒に人生を歩んでいきたいと思うようになった。

自分を好きになることで、人生のパートナーと出会うことができた。

そんなこんなで話は飛躍しますが、昨年末に結婚しました。

旦那さんとお付き合いする前に、自ら積極的にパートナーシップのありたい姿を伝え、結果的にお互いの人生のパートナーになれると思えたことで交際を開始しました。
交際開始後は、私の想像以上に(?)旦那さんは愛情を表現する人で最初は驚きましたが私の思い込みが解けていることもあり、有難くその気持ちを受け止めることができるようになりました。なんなら私も見習って(?)意識的に感謝や愛情を表現できるようになり、さらには過去と同様の問題は起きることはなく関係を続けることができ、そんなこんなで書くと長くなるので省略しますが、結婚に至ったのです。

幸せを決めるのは、他の誰でもなく自分自身である。

他人事のままパートナーシップに関する自分の本心や課題を避けていたら、自分の軸を持った積極的な恋愛をすることも、結婚することもなかったのではないかと思っています。

幸せは人それぞれ。
幸せは自分が決めていいからこそ、自分にとっての幸せとは何かという問いに向き合い続けることで、最高の人生を作っていきたいものです。

続く。