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発明の日!NHK クローズアップ現代 見直される発明の底力

4月18日は『発明の日』🌞
特許制度ができたのが明治18年4月18日のため、日本はこの日を発明の日としております。初代特許庁長官はダルマ大臣で有名な「高橋是清」です✨

そのような流れもあり、この日のクローズアップ現代は、特許の話題を取り上げておりました😃

日本の特許件数は、バブル期に比べれば減りましたが、それでも世界有数の発明大国です。2021年度は『20万件以上』が出願されています。これは世界第3位です!また、国際出願にいたっては年々増えています。

番組内でも歴代の輝かしいレジェンド特許が!例えば、

『TOTO ウォシュレット🚽』

この発明で、TOTOは東洋陶器から一気に世界のTOTOになりました。
あの小さい洗浄機には、繊細な技術が凝縮されています。

『任天堂 ファミコン🎮』

京都の花札メーカーがNintendoとして超有名ゲームメーカに躍り出て、世界を席巻しました。私もスーパーマリオは、死ぬほどやりました😂

『ソニー ウォークマン🎼』

聞きながら聞けるカセットマシン。音楽を身近に聞けるようになり、通勤・通学の苦痛が緩和されましたね~✨

他にもノーベル賞を取った『発光ダイオード』など今の生活に欠かせない重要な発明もあります。ただ、これらを発明するには大変な努力が必要なわけで、いきなり世に出てきたわけではありません。

私は技術者の方と話を聞くことがよくありますが、昔は「隠し玉」的なアイデアをみんな持っていて、それを実際に試す場もあったそうなのですが、最近は予算の関係で、なかなか製品化に勝負できない状態のようです。ようは大企業の場合、失敗したくないというのが本音です。

よって、取り合えず特許は出したものの、そのまま使わずに維持費かけて保持しても、特許の保護期間である25年を迎えることも多いです。これは、とてももったいない事だなとは日ごろから感じておりました。

このような『眠った特許』は、大企業ほど多く、維持費もかかるため微妙な問題です。かといって、解放特許するには、それなりの交渉や契約を進めなければいけません。なぜかというと、知財部は、どの企業もそこまで多くの人員をさけないため、場合によっては総務が兼務している所も多く、なかなか進まないのが現状かなと思います。これがもったいないのですよね🤔


番組では富士通さんがでていまして、こちらは特許の解放を進めているようです。開放すれば、特許の活用にもつながりますし、ライセンス料が入りますので維持費の経費削減につながります。WinWinの関係ですね✨

25年待たずして、維持費(年金)を払わないため本当に消えて行ってしまう特許は日本は多いので、このような取り組みで少しでも特許の有効活用と技術の保持を目指していってほしいと願うばかりです🧐

他にも、町のケーキ屋さんでは、プリンを滑らかな触感にするために、何かいい方法はないかと模索していたところ、開放特許に気づき、企業の技術を取り入れたところ、新しいプリンが誕生しました!

番組に出演されていた弁理士の『富澤正』先生は、

特に日本の中小企業は受託業務として、大手企業の技術をさらによくして今まで仕事を続けてきたというところがあります。そういった中小企業は与えられたアイデアをより昇華させるというのが得意ですので、開放特許、眠った特許というような言い方もありますが、その眠った特許を有効活用するというのは今、この日本の中小企業が得意としている、求められているところにもなってくるのではないかなと思っております。

NHKクロ現 富澤正さんの話

これは勇気づけられますね~。
富澤正先生は、このような眠った特許をつなぐ活動をされていまして、これからの日本にとって非常に有効なチャレンジです。引き続き、貢献していただきたいと思います😆

私自身は、日本は特許大国であると感じていますので、まだまだ世に出ていない特許が多くあり、出願も洗練された物になっていくと思います。

またAIの進化で超複雑な特許事務も飛躍的に便利になっていきますので、ますます発展していってほしいと常に願っております!

そんな期待が持てる番組でした✨


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