[自己紹介]私のVtuber歴とかもろもろ

一年間noteを続けてきているのですが、自己紹介をしていなかったのに気づきました。最近、急にフォロワーが増え始めて、僕のことに興味を持ってくれる人いるかもしれません……

というより、自分のVtuber経歴をまとめておきたいと思いました。

一応、私はこのようなマガジンを作成しているのですが、

https://note.com/kanata_virtual/m/m4b686a6a38b3

Vtuberの価値観というものは、見始めた年代やどんなVtuberが好きなのかによって変わってくるんですよね。もちろん、どんな意見も平等にマガジンに収録させて頂いているつもりなのですが、人間である以上、色眼鏡をかけてみているという点は拭えないし、完全に排除することもできません。

だからこそ、私はこのような経歴でVtuberを見始めて、どのようなVtuberが好きなのかが大切なのかな、と思いました。

それにただ推しについて語りたかったのです。

「君」と「僕」の物語なんてセカイ系散々で語りつくされた議題ですが、双方向の交流が可能になった今こそ、大切な物語だと思います。

特に「バーチャル」なんて二次元が私たちに浸食してくる世界です。

ならば、私たちも物語を記していくことが重要なんじゃないかなと思います。

まさに「君」と「僕」の物語を

「キズナアイ」を見た衝撃

体力測定をやってみる!

初めてみた動画はこれだったと思います。2017年の4月初頭でした。

衝撃を受けたのは、二次元のキャラが生きているのように動いていること。そして、アニメキャラのYouTuberというレアさです。

その感覚は今でもしっかりと覚えています。今では目新しさのなくなった、この衝撃は当時キズナアイを知った方なら、必ず共感してくれるはずです。

実は、さらに衝撃を受けたのは彼女がtwitterをやっているという事実でした。すぐにフォローを返したのを覚えています。twitterという我々が干渉しえる場に彼女がいるという事実はどことなく未来感を漂わせてくれるものでした。

もう一つの物語

「君」と「僕」の物語で大切な文脈がもう一つあります。

live2Dと僕の文脈です。

簡単に言ってしまえば、昔からTS趣味がありまして……それこそ、そのような動画や技術を昔から探していたわけです。

その文脈からlive2dを発見しました。この当時は現在使われているようなlive2Dを用いた配信者など殆どいなかったので、その用途は主にゲームでの使用がメインだったと思います。

しかし、僕が目に付けたのがこのようなものでした

https://gigazine.net/news/20150407-narikiroid/

今考えれば、Vtuber配信アプリのはしりとも呼んでもよい「なりきろいど」。このアプリによって、僕はlive2Dってこんな感じで使えるんだと知ったわけです。面白いな~と思いながらこの技術の行方を見ていました。(TS趣味からすれば、女の子になる、そのこと自体が性癖です)

2017年の動向についてはここに詳しく書いています。

2018年~箱の勃興と個人勢~

よく懐古されるこの年代。まさにバーチャルYouTuberブームが起こったそのときです。主に2017年末~2018年4月まで、でしょうか。

もちろん、僕がバーチャルYouTuberに本格的にハマったのもこの年代でした。

続々と表れる個人勢。天魔機忍のコラボに心を震わせ、あのバレンタインの日に悲しみ、四天王ダンスロボットダンスの完成に感動し、バーチャルYouTuberよくばりセットを追う。そんな一般的なVtuberオタクでした。

ほぼ網羅的に観測していまいしたが、推しを述べるならば、「電脳少女シロ」「薬袋カルテ」でした。

シロちゃんの動画は毎日更新され続けていて、どれも本当に面白かった。

特にデッドバイデイライトの動画が好きでした。

薬袋カルテはまさに性癖といっても過言ではありません。
好きすぎて、初めてファンアートを書いてしまいまいした。

彼女の創作に対する姿勢も大好きでした。
そして例に漏れずあさカル、メディカルテットも。

そして、今は引退してしまった彼女ですが、一番印象深いのは白紙のカルテでした。あのとき、僕たちは一種の罪を背負ってしまったと思います。自分が物語の一員になったかのような、初めての体験をしました。

2018年の5月以降、アイドル部・ホロライブなど大きな箱が増えていきます。
それと同時にVtuberが動画・3Dから生配信・2Dへと大きく変化していきまいした。

しかし、僕は生配信がそもそも好きではありませんでした。そのため、多くの箱や生配信を見ず、従来の四天王や動画系Vtuber……天神子兎音やおめしす、信姫、ゲーム部などを見ていました。

これが大きな要因であったと思います。2018年の初夏以降少しづつ、音楽系Vtuberにハマっていきます。

先陣を切ったのはYuNiでしょう。

彼女の声に打たれ、透明声彩にて初めてスパチャしました。

そして、少しずつ音楽系Vtuberをdigるようになりました。まだバーチャフリークも始まっていないときです。その数が少ないばかりか、探す手段も非常に限られていました。youtubeで気になった歌ってみたを片っ端から聞く日々を過ごしていたように思います。

その中で彼女を見つけます。花譜です。

現在も最推しの一人ですが、初めて聞いたときの衝撃は相当なものでした。その歌声に心を奪われ、twitterを見てみると、意味深な言葉とインスタへのリンクが貼り付けられている。普通のVtuberと違うと一瞬で確信させてくれたあの衝撃は忘れられません。

また当時個人勢だった星街すいせい羽根田チカさんなど少しづつ音楽系Vtuberを知っていくことになります。

また、2018年の夏~秋ごろから徐々にご当地Vtuberが増えていきます。

現在では日本烈島として活躍している、大蔦エルさん(愛知)、舞鶴よかとさん(福岡)、根間ういさん(沖縄)、せんのいのり(福島)さんがデビューしたのもこの頃だったように思います。

僕は彼女たちに期待していました。そして今も応援しています。もちろん、彼女たち自身が面白かったのは当然なんですが、Vtuberと地方活性化は相性が良いと思います。ご当地ゆるキャラのように、Vtuberが活躍する時代が来るはずと信じています。

また僕は昔からイベントに行くのが大好きでした。2018年のこの当時は大型イベントにVtuberが参加するという形式がメインだったと思います。

2018年のアニメジャパン、ニコニコ超会議、東京ゲームショー、秋フェスなどに参加していました。

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2019年~Vsingerとイベントの年~

このように大型のイベントには数多く行っていた僕ですが、2019年の初めに僕は初めてのVtuberのみのイベント、TUBEOUT!SESSION vol.2に参加しました。ライブパートもトークパートもそれはもう良かったのは、言うまでもありません。星乃めあちゃんの初めてのオリジナルソング「Step up Super Star!!」の初披露では思わず立ち上がって喜びました。このとき、周りとの一体感を強く感じ、やっぱりイベントは良いなあと実感したわけです。

また、このあともCD特典のそらちゃんとのお話イベント、ニコニコ超会議2019など多くのイベントに参加しました。

この中で大きく人生を変えたのがバーチャフリークvol2に行ったときでした。

当時somuniaちゃんが好きだった僕は、バーチャフリークに彼女が参加すると聞いて、当日にチケットを取りました。

詳細はnoteに書いていますが、それはもう楽しかった。

ライブなど各種イベントに参加してきた僕でしたが、クラブイベントは初めて行きまいした。

同じ文化を共有し、同じ言語をもつ人通しで盛り上がることがこんなにも楽しいものだとは思いませんでした。

クラブって楽しいんだな~と思えたことが何よりの収穫でした。

このあとも、MZM1st、VR00、イノナカ、バチャフリagehaなど多くのイベントに参加しました。

特に思い出深いのが不可解です。

Vtuberの多くのイベントに参加してきた身だからこそ、不可解の凄さが伝わってきました。

多重スクリーン、モーションタイポグラフィ、生バンドに加えて、ほぼ全てが新曲で構成されている……

Vtuberの表現の限界を目指している。クリエイティブの萌芽と真骨頂をまざまざと見せつけられたように思います。

同様に面白い試みだと感じたのがFAVRICです。

従来のライブイベント、ファッションイベントとも違う、新しい何かを生み出そうという気概を強く感じました。また、待機時間中やDJミライアカリの選曲がカルチャーを良く知らないとできないことばかりで、製作者が本当にバーチャルが好きなのだなと感じまいした。次回もまた行きたいですね。

VRライブも初参加でした。Vtuber好きとしていつかは買いたいと考えていましたが、この年の夏にOculus Questを購入し、Vサマに参加しました。

VRライブは不思議な感覚でした。眼前の、もう手が届きそうな距離に推しがいて歌唱していました。VARKさん、ガチ恋演出はダメだって……

2019年は、僕にとって音楽の年でした。元々ライブイベントに行くのが好きだったので――自分が好きなカルチャーとカルチャーが混ざり合っていく様子は面白かったし、その黎明期を観測できたことは何よりの財産であったと思います。

今、コロナ禍によって音楽業界は厳しい状況に追い込まれています。潰れてしまった箱も多くあります。僕が好きなのはバーチャルの世界ですが、カルチャーが生まれるためには、人と人との繋がりが重要だと考えています。

イベントは最もそれを感じられる場です。バーチャルだからこそ重要なのではないかと思います。コロナ禍によって多くのイベントが中止・延期になり、これを絶やしたくないという気持ちが強くなりました。

この状況がいつまで続くのか分かりませんが、元気にまた会える日を待っています。

さて、2020年はどんな年になるのでしょう?



え!? もう半年経ったってマジ???








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