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作ったPOPをまとめてみました!(児童書中心)

こんにちは!
最近某ミステリ漫画で「水分不足で亡くなった人の唇はガサガサ」という情報を仕入れ、「じゃあわたしの唇が乾燥してるのも水分不足だ!」というたった一つの真実に辿り着いた遠山です。
美容にも役に立つよ名探偵コ〇ン……!(多分わたしだけ)

さて、この記事を書いている期間は、『こどもの読書週間(2024年4月23日~5月12日)
せっかくなので、今までXやインスタなどでちまちま挙げていたわたしのPOPをまとめてみようと思います。(完全趣味、ゆえに児童文庫多め)
みなさんの本選びに、少しでもお役に立てば幸いです!


①「ワクワク」な物語

まずは大好きなはやみねかおる先生の『都会のトム&ソーヤ』!
「こんなワクワクする物語を書いてみたい!」と思い続けてはや十数年……いまだにわたしの目標です。

ミヒャエル・エンデ作『はてしない物語』。
小学生のころ、「面白くって夜更かし」することはよくあったんですけど、この作品に至っては「面白くって早起き」したのを覚えています。(子どものころから夜型のわたしにとってはとんでもないこと)
分厚いけど、読んでいくうちに「果てしなく続いてよ!」って思ってしまうワクワクのマスターピース。

西尾維新先生『クビキリサイクル(戯言シリーズ)』。
当時中学生のわたしに与えられた劇薬と言っても過言ではない。
もともと死んでるいーちゃんの目がわたしの画力のせいでさらに死んでしまったのはご愛敬……。笑

「ワクワク」に入れていいかちょっとわからないのですが……。
たなかひかるさんの絵本『ねこいる!』です。
シュールな世界にいつの間にかのめりこんじゃうこと間違いなし!笑

②「うるうる」な物語

言わずと知れた辻村深月先生の『かがみの孤城』。
原作を読んで泣き、映画を観て泣き……。
こちらのPOPをTwitter(当時)に投稿したところ、『かがみの孤城』公式アカウントさんにリツイート(当時)していただきまして!感激でした!

「キュン」な物語でもありますが……。
水瀬さら先生の『涙の向こう、君と見る桜色』。
最後まで気が抜けない展開なのに文字がかすんで読めないっ……!

中田永一先生『彼女が生きてる世界線!』。
転生&悪役令息ものというまさに新境地なのに、やっぱり中田永一はズルイっ……。(「白乙一」大好き中学生だったわたしがハマらない訳がない)

白石さよ先生『見えない星空に最後の恋が輝いている』のPOPです。
大学生の2人のキュンキュンな出会い……からのまさかの展開に、胸が苦しくなります。絶対最後まで読んで……!

③「キュン」な物語

清谷ロジィ先生『あなたがくれたスパークル』。
キラキラでキュンキュンな物語、そしてメガネ男子……最高か……!
コスメ好きな主人公にのっとって「スパークル」の文字を手持ちのティントで書いたらしょっぱなから失敗したのもいい思い出。笑

みずのまい先生『12星座男子』。
キュン枠に入れてみましたが、キュン以外にも大事なことがたくさん詰まってるのがみずの節。
イケメンをたくさん描くのは楽しくもあり難しくもあり……!笑

花千代子先生作『とっとと成仏してください!』。
キュンに加えて、2人の会話のテンポが漫才みたいで大好きな作品!
あと、食べ物の表現まで美味しそうなので地味にお腹も空くという。あれ、わたしにもなんか憑いてる……?笑

花井有人先生作『マリ×トラ事件ファイル』。
「恋に落ちた理由」を捜査するミステリーなんて、画期的すぎでしょう……!
ちなみに花井先生&マリトラご担当さんに「2人ともいちばん最初に読んだキミノベル作品は遠山さんの『渡会くん』なんです!」と教えてもらったのをわたしはいつまでも覚えております。ありがとうございますっ……!笑

琴織ゆき先生『コスモ☆スケッチ』。
キュンもそうだけど、ハラハラももふもふも全部乗せ!
こんなの、もう、心に女児を宿していればみんな好きでしょっ……!(特大主語)

汐月うた先生『キミにはないしょ!』。
「決して内気なだけじゃない」主人公・美桜ちゃんと、「決してカッコいいだけじゃない」ヒーロー間宮くんが、もう、まぶしいっ……。

青山そらら先生『七瀬くん家の3兄弟』。
イケメン兄弟とドキドキ同居ストーリー……なんだけど、主人公・仁奈ちゃんがいい子すぎていい子すぎてっ……!

浪速ゆう先生『年下男子のルイくんはわたしのことが好きすぎる!」。
児童文庫では珍しい「年下男子」もの!
ユイちゃんの比喩表現もかわいくってかわいくって大好き。

安芸咲良先生『ハッピーエンドはどこですか』。
小説を書いてる子、書きたい子、みんな読んでーっ!!
(そしてわたしに八雲くんをください。一家に一八雲くん)

ここで突然のシェイクスピアをぶっこませて下さい!笑
シェイクスピアといえば「ロミオとジュリエット」や「ハムレット」などの悲劇が有名ですが……わたしはシェイクスピアの喜劇が大好きなのです!
400年以上前に書かれたとは思えないくらいのエンタメドタバタラブコメディ具合。だまされたと思って読んでほしいっ……!
(もちろん切なさとかやりきれなさとかも色々含んでいるお話でもあるんですが)

④「ぞぞぞっ」な物語

藤白圭先生『私の心臓は誰のもの』。
レーベル的には児童書コーナーにあるのですが、決して子どもたちのことをなめないという藤白先生の気概が感じられるガチのサイコホラー。
ガチのサイコホラー……。(大事なので2回言う)

蜂賀三月先生の『絶対通報システム~いじめ復讐ゲームのはじまり~』。
中学生の少年少女たちと「悪を滅する素晴らしいシステム」のお話。
「正義ってなんだろう」と思わず考えてしまいます。

こちら、小説ではなくマンガですが……。
藤子・F・不二雄先生の『SF短編集』のPOPを描きました。
「オバケ」じゃないホラーの神髄。人間って……。

⑤手前味噌な自著POP

わたしの本業は子ども向けの小説を書く小説家でして、自著POPも一応紹介させてくださいませ……!
(あっ、内容が気になったらこちらの記事で紹介しておりますのでぜひ……!笑)

デビュー作『渡会くんの放課後恋愛心理学』のPOPです!
なぜ作り直したかって、単純に1枚目のPOPを紛失しまして。
読みづらいところを補足したらなぜかよけいに読みづらくなったのが2枚目です!なんで!笑

『6年B組サイコー化計画!』のPOPです。
1枚目のほう、なんとB5くらい大きさがありまして……。
先日某図書館さまに展示いただけることになり、主人公アズサだけ取り外して小さく作り直したのが2枚目のPOPです。飾ることを考えてないとこうなるのねと学びました。

『学園ミリオネア 100万円ゲーム』のPOPです。
現在、こちらは別々の本屋さんにお預けしてあります。
使っていただいて感謝感謝でございます……!

『相方なんかになりません!』のPOPです。
こちらも、上のが大きすぎて飾るのに適していないために作り直したという……。


以上、今まで作ったPOPほぼ全てでした!(多分)
また手が空いた時に作れるといいなぁ……!

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