不登校だったけど、生きてるよ。
はじめに
こんばんは、ぬこです。
発達障害(ASD)の私は、中学のときに不登校になりました。
高校も、進学はしたもののわずか半年で退学。
そして、中学からの知識がほぼない状態で、高卒認定試験受験・大学受験をしました。
当時はめちゃくちゃ不安だったし、実際大変な思いもしたけど、今はなんとか働きながら毎日生きています。
①教室に入れなくなった
私は、中学から不登校になりました。
父の仕事の関係でいじめを受けたんですね。
あまり詳しく書きませんが、教師ぐるみのいじめで、ひどいものでした。
それがきっかけで、全く学校に行けなくなりました。
あんまり思い出したくはないんだけど、その時期は地獄だったなあ。
両親にとっても地獄だったと思います。
教師ってほんとに〇〇だなと思ってたし、大人全般を信頼できなくなったので、学校に行けない私を必死で説得する親にも猛反発してました。
かろうじて高校に進学はしたものの、やはり行けなくなり、中退。
だけど、どうしても大学には行きたかった。
小さい頃、両親から聞いた「大学には行ってみたかったけど、行けなかったから、ぬこには大学に行ってほしいなあ」が頭に残っていたからでした。
②受験勉強漬けだった2年間
大学には行きたいと両親に言ったものの、大学進学のためには高卒認定を受けないといけません。
職員室登校や保健室登校はしていたものの、ほとんど教室には入れず、まともに授業は受けていなかった私が高卒認定を受けるのは、本当に大変でした。
予備校に通い始めたけれど、学校での授業を受けていないからさっぱりわからない。
「大学受験の前に、高卒認定受かるかこの頭で?大学行けないんじゃない?」と本気で思いました。
なので、中学の基礎から地道〜に勉強しました。
大学受験を目指してるはずなのに、中学のテキストを買っている自分に、時々不安になったりしながら。
それでも、まずは高卒認定に合格しないと話にならないので、お風呂の中でもぶつぶつ単語を呟いていました。
あの時期、よくまああんなに頑張れたなと笑
でも、なんとか高卒認定に合格しました。
高卒認定に合格したからって喜んでる暇もなく、大学受験に向けての勉強も始めました。
わからないなあと思う箇所はなんどもVOD見直して、やる気がなくなったら好きな授業を見直して、学習意欲を維持してました。
大学受験は、センタープレでいい点取って余裕ぶっこいてたら、いざセンター試験でやらかして、一般対策を泣きながら始める羽目になりました。
冗談じゃなく、本当に泣きながら勉強してました笑
あのときは本当にどうしようかと思ったなあ。
浪人は絶対にダメと言われていたけど、第1志望の大学以外に進学する気はありませんでした。
でもなんとか、第1志望の大学に合格して、卒業して、今に至ります。
なんとかなるものです。
③道はいろいろある、はず
学校に行きたくなくて、死にたいなって思うくらいなら、行かなくていいと私は思います。
と同時に、大事な子どもを死なせるくらいなら、無理矢理学校に行かせる必要もないと思います。
もちろん、学校生活で得られるものもたくさんあると思う。
レールから外れる怖さもあるでしょう。
実際、私もめちゃくちゃ大変な思いはしました。
だけど、我慢して我慢して潰れるくらいなら、そんな我慢は今すぐやめてほしい。
私は社会人になった今でも人混みは苦手だし、世の中の大多数の人に比べたらめちゃくちゃポンコツです。
よくこんなにポンコツなのに生きてこれたなと思うけど、
でも、生きてる。
レールから外れに外れた人生だけど、そもそもマイノリティとして生まれてきたけど、別に人生に困ってはいません。
日常的な困りごとはあるけどね。
学校に行かなかったから、レールから外れたからって、それで人生が終わったりはしないんですよ。
レールから外れたことで、壁にぶつかったりすることはもちろんあります。
人と違うことをしているんだから。
生きていれば絶対楽しいことがあるなんて無責任なことは言えないけど、生きていたら選択肢は見つかるはず。
通信制の高校に行くでもいいし、しばらくちょっと休んでみて自分の人生考えてみるでもいいと思う。
高卒認定受けて、大学に行ってみるのもいいと思います。
たぶん、学生時代って学校がすべてになりがちだけど、それがすべてじゃないはずだと思います。
学校では友達ができなくても、たとえばフリースクールに行ったら友達ができたとか、大学行ってみたらなんかよくわかんないけど楽しく過ごせるようになったとか、そういうこともあるはずだから。
ちなみに私は中1から中2の夏までいた学校でいじめを受けました。
そして、中2の夏に転校。
その学校で国語を担当されていた先生がめちゃくちゃ素敵な先生でした。
たくさん本を読ませてくれて、たくさん作文を書かせてくれて、たくさん褒めてくださいました。
それが今につながっています。
出会っていなければ、こうして書いていないと思う。
そういう素敵な出逢いも、生きていたらいつかあるかもしれない。
だから、生きていてほしいなぁって思います。
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