あなたは褒める派?けなす派?

こんにちは!かなです♬

数年前にスポーツ心理学の世界で、対局な指導法について勉強したことがあります。
これは、子育てや部下の育成などにも役立つ内容ですので、シェアいたします。

ある2つ高校のラグビー部、全く考え方の違う2人の先生についてご紹介いたします♪
あなたならどっちの指導法を選びますか??

①ここのラグビー部では、先生はほとんど指導しません。先生は見守るだけで、特に練習のメニューもアドバイスも行わないのです。生徒が練習試合中ミスをしました。そのあと、先生は生徒全員を呼び出します。先生から指示や注意を行うのかと思えば全く違いました。
「いまの練習試合はどうだった?何がうまくいって、何が問題点だった?」ときくのです。
生徒たちは自ら考え、自らアイディアを出し合い、トライ&エラーを繰り返すのです。なので、なかなか成果は出ませんでした。

②こちらのラグビー部は、先ほどとは真逆で先生が怒鳴り散らしています。
集合させた生徒に先生はこう言い放ちます。
「お前ら本当にやる気あんのか?やる気ないならやめちまえ」
生徒は涙をぐっとこらえ、「やりたいです!やらせてください!」と叫び、再び練習に戻ります。
このチームは部活が出来て、わずか半年で全国に行くレベルまで成長いたしました。

さて、この2つのラグビー部、どんな違いがありますか??

実は、どちらもチームを伸ばす上では効果的な方法と言えます。
メリットデメリットがそれぞれあるので、ご紹介いたしましょう。


メリット:自発性が養われるため、現役を過ぎてもスポーツのすばらしさを伝えようと、スポーツを続ける方が多い。
 自ら考え、行動するため、咄嗟の判断ができるようになる。
デメリット:時間がかかる。中長期的な目で見て、教えるのではなく気づかせる指導を行う必要がある。忍耐が必要。


メリット:短期的な成長が見込めるため、結果が早い。
デメリット:好きでスポーツを行っている人が少ないため、現役を過ぎたらその種目から離れることが多い。

いかがでしょうか。
私は、①派で私のダンスの先生も①のような方々でした。
なので、今でもダンスを続けているのだと思います。
また一方で、ダンスコンクールに行くと②のような先生をよく見かけました。
確かに上位入賞するような子が多いように思えますが、決してダンスを楽しんでいるようには見えませんでした。
生徒にとっての幸せはどちらなのでしょう。こればっかりは本人でないとわかりません。
これが、選手とコーチの相性なんでしょうか。
私はせっかく時間と力と心をつぎ込むものならば、①のように長く携わってほしいと思います。やらされるではなく、やりたいでできることを行えたら幸せなのかなと思います✨

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