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【時代が変わっても大事な当たり前のこと】

今週卒業式を迎えた皆さま、ご卒業おめでとうございます。
我が家も本日息子の卒業式でした。

令和という時代を生きる息子たち。
AIとの共存時代。
私の想像では収まらない想定外の世界。
この世界で生きていく彼らに何を伝えられるのか、自問自答の日々。

本日、彼らが谷川俊太郎さんの「生きる」という詩を大きな声で堂々と発表してくれました。

生きる
谷川俊太郎

生きているということ
いま生きているということ
それはのどがかわくということ
木もれ陽がまぶしいということ
ふっと或るメロディを思い出すということ
くしゃみすること
あなたと手をつなぐこと
生きているということ
いま生きているということ
それはミニスカート
それはプラネタリウム
それはヨハン・シュトラウス
それはピカソ
それはアルプス
すべての美しいものに出会うということ
そして
かくされた悪を注意深くこばむこと
生きているということ
いま生きているということ
泣けるということ
笑えるということ
怒れるということ
自由ということ
生きているということ
いま生きているということ
いま遠くで犬が吠えるということ
いま地球が廻っているということ
いまどこかで産声があがるということ
いまどこかで兵士が傷つくということ
いまぶらんこがゆれているということ
いまいまが過ぎてゆくこと
生きているということ
いま生きているということ
鳥ははばたくということ
海はとどろくということ
かたつむりははうということ
人は愛するということ
あなたの手のぬくみ
いのちということ

「生きる」 谷川俊太郎

時代が変わっても大事なことは変わらない。
本質は何も変わらない。
「生きる」という事は変わらない。
そう、大事な事は「今生きている」ということ。

そう、
これが、
私たち大人がこれから大人になっていく子どもたちに教える事。

当たり前が当たり前でなくなったコロナ禍
でも変わらず当たり前のこともある
そんな当たり前だけど物凄く大事なことに
はっと子どもたちに気づかされた卒業式でした☺️

式の後は懇親会がありやっと落ち着いてnoteを書いている今思うことは、、、、、

式中、涙と鼻水が止まらず
ぐしゃぐしゃになった顔での記念写真は届くのが怖い(笑)

本日はこの辺で。
素敵な時間をお過ごしください(ᵔᴥᵔ)♡

サポートありがとうございます♡ このnoteが少しでも皆様のお役に立てれば幸いです(ᵔᴥᵔ)♡