見出し画像

読んで人生が変わった本10冊

私は子供の頃から文字が好きでした。

学校でも数学より国語の授業が好きで、答えが1つしかない数字よりも、読み解いたり汲み取ったりして自分なりの答えが出せるところが好きでした。

言葉は自分の気持ちを表現したり、伝えたりすることができて、愛を届けることもできればそっと寄り添うこともできる。

それを直接届けるのもいいけど、文字にするという作業は自分と向き合い、読み手のことを考えながら何度も手を加えることで、深みや幅が増して自分で思っていた以上のものになる時があります。

あ、こんな風に考えていたんだとか、こんな伝え方もあったなとか、自分の中でたくさんの発見がある。

そこにロマンを感じるというか、なんかいいなって。

文字の中でも特に「本」はその世界にどっぷり浸かることで、いろんな世界が観れるというか、経験できる様な気がして好きです。

今まで行ったことなかった場所の旅行記や、自分だけじゃ気付けなかった新しい視点をくれる。

自分の目で追って、ページをめくって、読んで、消化して、理解すると、さらっと誰かに聞いたりテレビで見たことよりも身になるし、読み取る力や汲み取る力は、それが例え文字という形じゃなかったとしても、人の気持ちを理解しようとする時に役立ちます。

作者による描写や登場人物の発言や気持ちの変化など、語尾やニュアンスに注意を払う習慣がついて、もっと理解が深まる。

そして話す時も文字に起こす様にできたらスマートに思いが届けられるかなと、普段から心がける様にもなりました。

この様に「良い本」との出会いは、いろんな良い変化をもたらせてくれた。

最近本棚の整理をして、ああ、この本読んで人生変わったなあって思える本がたくさん出てきて、YouTubeでも本の話はチラチラしてるけど、今日は改めて私の人生を変えてくれた本を紹介させてください。

ここから先は

3,353字 / 10画像

¥ 300

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?