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「人生を幸せにするのは何?」ハーバード大学の研究から、人生100年時代に"コミュニティ”が幸せのキーワードだと信じるパラレルコミュニティコーディネーターのかなみんです

「コミュニティを仕事に」と、正社員を退職してから、4年が経ちました。

みなさま、改めまして、パラレルコミュニティコーディネーターの岩田かなみ(@kanamin823)です。

おかげさまで2019年からフリーランスとしてのキャリアをスタートをして4年がたちました。

正直なところ、当時は将来の見通しも決まっておらず飛び出したのですが、みなさまのご縁に支えられて少しづつ形あるものにできるようになってきました。
自己紹介として、今とこれまで、そしてこれからの私についてお話しします。
(最終更新:2023年4月)

1、現在 - パラレルコミュニティコーディネーター

・パラレルコミュニティコーディネーターとは?

パラレルコミュニティコーディネーター


コワーキングスペースや様々なコミュニティに関わっていくと、コミュニティ間を繋ぐ役割の大切さに気付きました。そこで、パラレル(複数の)コミュニティに関わることで、コミュニティ同士の人と<場xチャンスx情報>を有機的につなぎ、思いを形にできたり、新しいものが生まれたりする場づくりを活動にすることを目指して肩書きをつけることにしました。

・VISIONとMISIONについて

私はこれまでの人生で、自分自身がコミュニティを通じて、「私としての人生のストーリーを生きるこ」とができてきたと感じています。人生のストーリーと生きるというのは、<人生の主人公である>という感覚です。
会社~家以外に、コミュニティやサードプレイスと呼ばれる場所や関係人口というような自分に関わる場や人を見つけることで、自分がやりたかった思いが形になったり、新しい可能性を開くことができると思っています。
(もちろん、家族や職場の中で希望が完結するのであれば結構です。無理に広げようとするわけではないのです。)
人生100年時代と言われ、自律分散型社会へと向かう中、より個人が複数の役割、肩書を持ち、社会と関わる可能性は高まっています。
その中で、より豊かに、自分らしく生きていくために、様々な人と場、コミュニティと関わり、新たなチャンスに出会うことで、自分の人生のストーリーを生きていくことができるのではないか、と考えています。

そのための場づくりをするのが、パラレルコミュニティコーディネーターとしての私のMISIONです。

2、パラレルコミュニティコーディネーターのお仕事

・お仕事内容(メイン)
ーリアルな場で会員同士のコミュニケーションなどの関係づくり
ーまちのイベントの企画や地域とのつながりづくり
ーコミュニティの運営&イベントの企画運営、広報
・お仕事内容(こんなこともやります)
ーオンラインイベントの設計、企画運営
ーコミュニティ施策の立案
ーオンラインコミュニティの運営
ーイベントのモデレーター&ファシリテーション

パラレルコミュニティコーディネーターとして、各コミュニティ同士の関係づくりに向け、人やイベント、企画などの情報を紹介し、時にはお仕事の紹介や企画に協力してくれる方を探したり、相性の良さそうな方をお繋ぎしてお見合いおばさんのようなことをしています。

【現在のお仕事一覧:2023年4月時点】
神戸市灘区の王子公園を拠点に神戸の様々なコミュニティの運営に関わっています。

■Incubation Studio SoWelu@王子公園/コワーキングスペースの立ち上げ→運営
株式会社Wが運営するコワーキングスペース&キッチン付きイベントスペース、ギャラリー併設のスペース。2023年4月グランドオープン。
📢ドロップイン料金はなしで体験していただけるので、ぜひ遊びに来てください~!!

■王子公園エリアのまちづくり/株式会社W&株式会社玉子公園
水道筋商店街のつまみ食いツアーのオペレーション改善事業やイベントの王子公園エリアのイベント運営など。
商店街と地域で活動する団体やまちの人が関わる接点を作ったり、外部とのコラボレーションをするプロジェクトの運営面をしています。
2023年3月31日付で株式会社玉子公園というまちづくり会社をつくり、今後はまちづくり会社としても王子公園エリアの活動を進めていきます。(詳細は別途お伝えします)

〇活動事例
▼つまみ食いツアーの様子

▼武庫川女子大学の実践学習のみなさんと水道筋つまみ食いツアーをもりあげるため水道筋商店街のInstagramの運用をしました


【ゆるやかな関り】
■起業支援&コワーキングスペースの支援
・triven/コミュニティマネージャー
株式会社アドリブワークスが運営する起業したい人と副業したい人のマッチングであたらしい挑戦をみんなで応援するコミュニティです。
加盟コワーキングスペースとのコラボイベントなど連携強化を進めています。

■コワーキングスペース
・コミュニティ型ワーキングスペース ON PAPER/カスタマーサクセス
IDEEというデザイン企業が運営するコワーキングスペースでコミュニティマネージャーとして、コワーキングスペースを利用することが会員さんのビジネスの成功となるように、会員さん同士の関係づくりやイベント企画、インターン生の指導などをしています。

・あすてっぷコワーキング/ゼネラルコミュニティマネージャー
神戸市の男女参画センターが運営する女性向けのコワーキングスペースでコミュニティマネージャーをしています。女性の「はたらく」をもっと自由に、をコンセプトに多様な女性のロールモデルに出会える場づくりを目指しています。

■KOBEワカモノ起業コミュニティ/コミュニティマネージャー起業支援
神戸市が運営する若者の起業の裾野を拡大する事業。

■そのほか
「まちの寮母になりたい」というお話をしていたら、コミュニティ型マンションのコミュニティマネージャーなどのプロジェクトに関わることになりました。(詳細は追ってお知らせ)

【過去のお仕事】
・beカレッジ/事務局
greenz.jpが運営するbeing(あり方)を深めるためのオンラインスクール、beカレッジの事務局をしています。発起人&コーディネーターは、自分らしさに名前を付けてみるワークショップ『beの肩書き』著者の兼松佳宏さんです。

・K.S.ロジャース株式会社/イベント運営・社内コミュニティ運営
社員全員がフルリモートで働く神戸のスタートアップで、社内コミュニティの運営とイベントの運営を担当しています。

◎コ・スタディ神戸(通称コスタ)/学生コーディネーター
一般社団法人リベルタ学舎が神戸市の受託事業として運営する学生交流拠点コ・スタディ神戸で学生コーディネーターをしています。
学生さんの"やってみたい”を"やってみた”に変える実験場として企画のサポートや日常のコミュニケーション、就活の相談など「保健室の先生」的な存在を心がけています。コスタは2020年3月末で事業は終了となりました。

◎一般社団法人リベルタ学舎/コミュニティコーディネーター
Yahoo! JAPAN創設メンバーで現在は兵庫県広報官&ソーシャルイノベーターとして女性や若者の社会参画と仕事創出を実現する湯川カナさんが代表を務める「これからの時代を生き延びる知恵を高める、学びと実験と協働のコミュニティ」リベルタ学舎で、イベントの企画や広報支援をしています。
※一言じゃ表現できないくらい素敵な事業をしています。

◎その他
神戸起業操練所が運営する自分でビジネスを始めたい女性同士がお互いを高め合うためのKOBE起業女子というコミュニティの運営としてイベントの企画をしています。

3、過去 - コミュニティ活動との出会い~独立

・コミュニティとの出会い

7年前に貿易事務転職し、神戸で1人暮らしを始めました。
外大出身の私のとって憧れの英語を使った仕事。
前職の塾マネージャーでハードワークをしていたので、やっと手に入れた人間らしいOL生活。
でも、これまで縁もゆかりもなかった神戸で、周りの同世代の友人もライフスタイルの変化を迎え、せっかくできた自分の自由な時間の使い方がわかららず、愕然としました。
そんな時、英語の勉強にと参加した英会話のコミュニティ、カフェ英会話♪。
そこで、<家と会社以外で出会う、英語をいう共通の目的で集まるポジティブな人との関わりの楽しさ>に感動しました。
いわゆるサードプレイスというコミュニティとの出会いはここから始まります。

・TED動画「What makes a good life? Lessons from the longest study on happiness…?よい人生をもたらすものとは?幸せに関する最長の研究の結果からの学び」から、コミュニティに可能性を見出す

そうこうしている間にちょっとした喪失体験もあり、私の中に「このままの自分のライフキャリアはどうなっていくのだろう?」という不安を感じるようになります。

これまで漠然とイメージしていた、結婚して、子供ができて、家庭を築いて~というプランと本当に自分が望んている幸せが別のところにあることに気付いています。
だからとて、"1人で生きていくことはできるのか”、"マンションや一生食える何かを手に入れなくては”、"私の幸せって”と、悩んでいた時に、TED動画でこの動画をみます。

「What makes a good life? Lessons from the longest study on happiness…?よい人生をもたらすものとは?幸せに関する最長の研究の結果からの学び」

このスピーチによると、ハーバード大学の75年の実験結果から「幸せで健康な人は、よい人間関係を持っている」ということです。

より良い人間関係とは、
・社会的につながっている
・人間関係の質が大切
(たとえ結婚していたとしても夫婦関係が破綻していたら不幸になる)

一抹の光が見えたような気がしました。
たとえ1人でも、2人でも、いい人間関係を作っていくことが、困ったときに助けてもらったり、頼りにできるひとがいれば大丈夫かもしれない。
「人と良い人間関係を作ることが私の財産になる」と感じました。

‟私にとって良い人間関係を作るにはどこだろう?”と考えたちょうどそのころ、カフェ英会話♪でスタッフを募集していたので、自分にとって神戸で初めて出会ったサードプレイスに貢献するために手を挙げることにしました。

そこで参加者に楽しんでもらうため場づくりに興味を持ち、盛り上がっていくいくうちに神戸のカフェ英会話♪は3会場に発展。
また、SNSを通じた情報収集から、はあちゅうさんの「自分を仕事にする生き方」というコンセプトに惹かれ、「はあちゅうサロン」というオンラインサロンに入ってみたり、カフェ英会話♪だけでは物足りず、自分で英会話のコミュニティ、「KOBE ENGLISH SALON」を立ち上げて運営していくうちに、仕事よりもプライベートのコミュニティ活動が楽しくなり、「コミュニティを仕事にする」と正社員を退職することになります。

退職についての詳しいプロセスはこちら

ちょうどそのころオープンしたON PAPERに出会い、会員兼インターンとして運営メンバーに入ることになり、起業プラザひょうごのアルバイトを通じてコワーキングスペースの運営のお仕事に関わるようになります。

会員兼インターンを続けていくうちにON PAPERから業務委託のスタッフとして、コミュニティマネジメントを仕事として受注することができました。

まさに、はあちゅうサロンのコンセプトである自分を仕事にする人は、「5 give 1 take」、先ずは自分の好きなこと、興味のあること、得意なことで5 giveすることで1 takeがあるということを実感したのです。

4、未来 - これからやっていくこと

パラレルコミュニティコーディネーターというカタカナを並べてしまいましたが、これまで色んな方と関わるの中で、私の肩書きやありかた(being)は”まちの寮母のような存在”でありたいと思っています。
神戸で顔と顔のわかる関係や複数のコミュニティのつながりを作り、たくさんの方が自分らしさ活かして思いを形にしたり、やりたいことやお仕事できるような場を作りたいです。
寮母さんのように時には一方的なお節介をやきながら、喜怒哀楽が豊かで、(時にうっとうしいくらいに)美味しいものを食べながらコミュニケーションするような関係性で、みなさんとの思いがカタチになるきっかけが作れたらいいなと。
”ごはんを作らない・一緒に住まない寮母さん”として(だっておいしいごはん屋さんや料理が得意な人はたくさんいるから作ってもらった方が好きを活かすチャンスにもなるから良いはず)の活動を始めていきます。


フリーランスですが、今のほうが会社員だった時よりもずっと人や社会、地域との繋がりを感じることができていると実感しています。

まさに「人生の幸福は良い人間関係であること」というのを実感します。

人生100年時代に"コミュニティ”が幸せのキーワードだと信じるコミュニティコーディネーターとしての可能性を広げていきます。
フリーランスとしても周りにロールモデルが不在のキャリア。
ワクワクしています。

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