自分を探すな 世界を見よう 父が息子に伝えたい骨太な人生の歩き方

今日は、「自分を探すな 世界を見よう 父が息子に伝えたい骨太な人生の歩き方」という本を読んだので、その感想を書きたいと思います。

この本の著者はTwitterをやってるビジネスマンなら知らない人はいないであろう田端慎太郎さんです。
livedoorやZOZOで働いていた方で今も尚、ビジネス界でアグレッシブに活躍されている方です。

今回の本は2022年の夏に息子2人と一緒に男3人でアメリカを3週間かけてキャンピングカーで横断するという男旅を軸に、息子たちや若者に向けた人生論、仕事論、教育論、家族論などを独自の視点から説いている本です。

サクッと読めて、かつ、とても読み応えのある本でした。

まず、今回のアメリカ旅では300万円くらい使って旅を満喫されたそうで、とてもいいなぁと思いました。
田端さんも著書のなかで言ってますが、これくらいのお金なら誰でもどうにかなるんですよね。知恵と工夫と努力さえできれば。

ただ、多くの日本人は、お金がない、時間がない、忙しいなどの理由から行動を起こさない。

その点、46歳という男としてとても忙しい時期に3週間という貴重な時間を使って男旅を実行したのは、本当に素晴らしい事だと思う。
まさに、とても良い教育だと思う。
これ、私も真似したいと思った。

この本から伝わってきたメッセージは「逞しく生きるために、どう生きるか?」です。

子どもも大人もみんなそうですが、自分の人生は自分で切り開かなきゃいけないんですね。
結局、頼れるのは自分のみ。
なので、自立することが大事になってくる。
その為には、どんな時でも自分で決断して生きていく必要があって、まさに、今回のアメリカ旅なんかはそれが実地で学べるという最強の教材なんですね。

私もこれまで10ヵ国以上、海外一人旅をしてきましたが、旅は本当に人を成長させます。

それと、著書のなかで廣瀬隆雄さんにアメリカまで会いに行ったというくだりがあるのですが、こういうメンターを見つけたら、貪欲に飛びついて行く姿勢とかは流石だなぁと思いました。
こうやって人と人とが繋がって、豊かな人生ができていくんだなぁと思い、この行動は私も
真似たいと思った。

それと、「形に残る仕事をする」っていう視点で仕事をすること、仕事を選ぶことが大事って言葉が出てくるのですがなるほどなぁと思った。

また、会社を乗り物のように捉えて、会社が変わってもその時その時で全力を尽くせば良いって考えは納得。そういう働き方、生き方の方が成長するし、刺激があって楽しいと思う。

サクッと読めるから、ぜひ一度手に取って読んでほしいです。

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