サードドア精神的資産のふやし方

今日は「サードドア精神的資産のふやし方」というテーマの文章を書きたいと思います。

昨日、何かおもしろい本がないかなぁと思って、近所のBOOKOFFに行ったんですが、東洋経済新報社が2019年に出した「サードドア精神的資産のふやし方」が110円で売りに出てて、これは安いと思い、即買いしました。

この本、今から5年前に出た本で、当時は結構話題になって私も読んだことがあって、すごい良かった記憶があったので、今回、改めて読んでみました。

で、やっぱり面白かったです。
20代30代のビジネスパーソンなら、一度読んだ方が良いと思います。

サードドアとは三つ目の入り口という意味です。

一つ目の入り口は正面入り口
二つ目の入り口はVIP専用入り口
そして、三つ目の入り口は誰も教えてくれない入り口のことです。

ビルゲイツやスティーブンスピルバーグ、レディガガなどの大成者の裏にはこのサードドアの存在があったという話しで、それを若者が実際に本人に会いに行ってその秘密を知るべくインタビューしていき、それをまとめた本がこちらです。

他には、ウォーレンバフェットが経営するバークシャーハサウェイの株主総会での質問、たまたま街で居合わせた名物司会者、靴の通販で大成功を収めたザッポスの社長など、様々なエピソードや個性豊か、才能溢れる人たちがたくさん出てきます。

ビルゲイツのIBMとの交渉術やApple共同創業者のウォズニアックなどの人生観などはとくに面白かったし、今後の生き方の参考になるなぁと思いました。

大半の人は、社会からやれって言われたことをやって、それで生活をしている。
しかし、本当は、誰しも、自分が望んでる人生があるはず。
これはウォズニアックが残した言葉言葉なんですが、本質的だし、彼のように、私も自分が望む人生をいきたいなぁと思いましたね。

ウォーレンバフェットの長期的な視点を持った行動もとても面白かった。グレアムという投資会社を経営する人に、丁稚奉公みたいな感じでその元で働き信用を勝ち取り、その後にバークシャーハサウェイを立ち上げた後にグレアムから顧客をたくさん紹介してもらい、それが大きな収益源になったそう。

どこかのタイミングで重要な人と出会ったり、そういう人に面白がってもらったり、信用されたり、また、一つのチャンスを大きな成功に繋げたりすること。

大事なことは、人とちゃんと会って話をすること、愚直に働くこと、長期的な視点で物事を見ること。コレだなと思いました。

とにもかくにも、たった110円で素晴らしい知識や考え方を吸収できて良かったです。

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