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雑誌「世界」11月号 から。~不登校、ルポ「子どもたちの拒絶」~


小学生の不登校は、このコロナ禍、過去最高を更新しているのだとか。
私も、小中学生の男子を子にもつ親として、その不安は他人ごとではありません。

なんどか、不登校になりかけたとき、周囲のアドバイス通り、「行きたくないなら行かなくてもいい」と対応して、長期の大事にはいたりませんでしたが、こどもたちの環境も、ものすごいストレスにさらされていることを感じました。

1.排除される子供、管理する学校

驚きの事実が記されていました。特別支援学級への転送が多いのだとか。
少し目立つ行動をするだけで、普通学級から排除される傾向があるのだそう。
背景には、教員の資質低下、労働環境の悪化、父兄トラブルなどがあるようです。

気になる言葉がありました。「すべて禁止すれば楽になる」
保護者クレームを避けるには、これが最も効率がいいらしいと。

2.小中一貫校の弊害

いじめ、不登校の対策の意味もあり始まった小中一貫校。
中学生の授業の最中に、小学生は休み時間。
共有する体育館で、別々の種目を、小学生、中学生がそれぞれ行う。
自然と、他人に興味をもたない子供になっていくそうです。

3.子供を認めるのは大人の役目

最近、子供を見ていても、ワクワクいている姿や、楽しんでいるとわかる姿があまりないように見えます。

うちはまだ、スポ少もやっているし、兄弟もいるので、からだを動かし、出かけたりということもわずかにあります。

ですが、友人関係といえば、スイッチでつながっていること以外は見ることがありません。

それでも、コミュニケーションがとれているし、ゲームでつながっているというものがあれば、孤独に不登校でいるよりはいいのかもしれません。

最近、こどもたちを見ていてよく見かけます。
異常なくらい、大人の目を気にして行動している子供、小学生を。

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