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老人よ、謙虚であれ

こんばんは、かなめです。

今回はちょっと毒吐きなのでそういうのが嫌な人は見ないで頂いて構いません。

新型コロナウイルスの影響で閉館していた図書館がずいぶんと久しぶりに開館すると耳にしたので、足を運びました。

入口には相変わらず張り紙があり、子どもの入館を制限する旨の記載がありました。そのため、図書館の中はお年寄りばかり。3連休の中日だからなのかもしれませんが、若い人はほとんどいなくて少し寂しい感じです。

コロナ対策で長居は厳禁。開館したとはいえ限定的でAVコーナーやPCコーナーは電源が切られたままで、自習コーナーからは椅子が撤去され、テーブル席にもあちこち利用不可の張り紙がされた異様な光景でした。

そんな光景を横目に、さて何を借りようかとあちこち巡って本を選んでいると少し緊迫した声が聞こえました。

70絡みの男性が職員の女性に詰め寄っていたのです。様子を伺っているとどうも男性は閉館していた期間含め新聞を読みたかったようです。

けれど前述した通り書見台含め利用不可です。張り紙には利用不可であること、『長時間の利用をお控えください』といった文言が連なっていました。

男性曰く、「長時間とは何分なんだ、人によるだろう。きちんとした定義がないのはおかしい」「たとえば、定義が30分なら29分までなら使っていいんだろう」「だから定義を教えろ」とのことでした。

傍から聞いていても、屁理屈にしか聞こえません。それを大きな声を出すのがご法度な図書館で騒いで、自分の半分にもならないような年齢の若い女性に喚き散らすのです。

その後、誰かが呼びに行ったのか、女性職員では荷が重いとなったのか、館長が登場し男性の主張を聞いていましたが、とても恥ずかしくなりました。

コロナの対策については、正解などわかりません。そんな中でも開館してくれたことを感謝こそすれ、騒ぎを起こす理由にはなりえません。

その後にちょっと予定があり、その場を離れてしまったので顛末がどうなったのかはわかりません。けれど、こんな大人にはなりたくないと改めて思ったのでした。


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