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新学年スタート。アメリカの保護者オリエンテーションの日本との違いが面白い

次女が通うK-8 school(公立小中一貫校)は早くも新学年が始まりました。そして始まって1週間後には「Back To School Night」と呼ばれる、保護者向けのオリエンテーションもありました。

日本のような授業参観はないので、中学生の娘が今年一年お世話になる教科担全員と顔を合わせる機会はこの夜のみ。子供同席不可のイベントです。

Back To School Nightは面白い

長女が小学1年生になって初めてBack To School Nightに参加したときは、知り合いもおらず、何をするか全くわからななかったので、参加する前からドキドキしていましたが、全く恐れることはなどなく、むしろ、日本では経験のしたことのない、文化の違いをいろいろ発見して「Back To School Night、面白い」と感動して帰ってきました。

スタート時間は夕方6時


まず興味深かったのは開始時間が夕方6時であること。Back To School Nightに限らず、音楽の発表会も夕方スタートなんですよね。これは助かります。

オリエンテーションが行われる場所ですが、小学生の時は担任制なので、子供たちの教室。中学生は科目ごとに教室移動なので、オリエンテーションの時は保護者も子供たちの時間割に従って教室移動します。移動時間は5分のみ。これも子供たちが日ごろやっていることと全く同じです。

子供の座席に座って先生の話を聞く



小学生は教室内に新学年度らしく子供たちの自己紹介文などが飾り付けてあります。保護者は机の上の我が子の名前プレートを探して、その席について先生の話を聞きます。

各自の机の上に置いてある子供たちから保護者へのメッセージ。先生が「子供たちに返事を書いてあげてください」というと、保護者は子供の机の中に入っているペンやクレヨンをひっぱりだして(笑)メッセージを書くのです。私はずっと英語で書いていましたが、最近は日本語で書きます(笑)

低学年時。まだ英語がたどたどしい

先生は自分のプロフィールを公開



小中問わずおもしろいのが先生に関することです。

先生は自分の学歴、職歴、家族構成、趣味などを詳細に紹介します。小中問わず(実は高校の先生も)、自分の出た大学や大学院のペナントやフラッグを教室の壁に貼っていますし、家族の写真を机の上に飾っていたり、パソコンのデスクトップ画面に設定していたりします。先生の職歴は特に興味深いですよね。

さて10年以上も通い続けた今の学校でのこのイベント参加も、次女が卒業する今学年度で終了です。そう思うとなんだか寂しい。次女が幼稚園時代からずっと付き合いのあるママたちと、「今年で最後なんて信じられないよね」「すでにもう涙がでそう」などと話すことでした。

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