甥っ子と過ごすお盆と、遠くへ行く妹への気持ち

妹の息子、すなわち甥っ子に会ってきた。

1歳、だけど実際の成長レベルは10ヶ月の子と同じくらいだ。

妹は妊娠してからも出産後も、様々な病気を併発して入退院を繰り返していた。

妊娠中は血圧が高くなりすぎることで母体が危険にさらされ、普通より2ヶ月ほど早く赤ちゃんの体重も1000gちょっとしかない状態で取り出す必要があった。

なので、甥っ子は今の所1歳と言っても小さい。

可愛い。

だけど食欲は大変旺盛で、いや食べれんでしょ・・・っていうような酢蓮根とかでかい大根の茹でたものなんかも普通にかじっていた。

元気。

ちょっとひくくらい大胆な食べ方をしていたけど、家族みんなニコニコして見守っていた。

どんな食べ方したら眉毛に豆つけれるんだろ。

ぐちゃぐちゃなご飯はそのあと妹が雑炊にして食べたそうだ。

母は強いな。

身体中ベッタベタになったので外のプールで水浴びしながら体を洗う。

可愛い。

すごく楽しそうだった。

水浴びはやっぱ赤ちゃんでも気持ちいいのかな。

終始ご機嫌。

可愛い。

（この日スマホで撮った写真300枚）

1歳の誕生日には一升餅を背負って成長を祝う習わしがあり、我が家は昔からこの行事が多分好き（笑）で、私が小さい頃も泣きながら餅を背負っていた写真がある。

甥っ子はまだ10ヶ月の子と同じ体のサイズなので一升餅はさすがに重く、生まれた時の体重と同じ重さの赤飯を丸くして背負っていた。

はじめ、重くてめちゃ泣いてたけど、ぶどうを見つけたら目の色が変わってめちゃくちゃ高速ハイハイをしていた。

重いもの背負ってるのに、食べ物には目がない。

妹と甥っ子はもうすぐベトナムに行ってしまう。

もともと、数年前からベトナムに住んでいて旦那さんもそっちにいる（日本人だけど）から、早く会いたいだろうな。

＊＊＊

私たち夫婦には子供がいない。

妹を見ていると、とても気持ちが強くて、子供のことを当たり前だけど本当に大事にしているのがわかる。

自分に子供がいたらどんな感じなんだろ？って思うけど、ネコたちがその役割を担っていると思うと、溺愛するんだろうなと予想はつく。

甥っ子は可愛いし、大好きな妹の子であるけれど、ただやっぱり他人の子であるという時点でそこまで私が愛情を持てるかというとよくわからない。

（と書くと家族に悲しまれるかもだけど）

まだ意思の疎通もできるようでできないし、当たり前だけど交流が一方通行だ。

見てるぶんにはかわいいけど、妹が思っているように「何しててもかわいいずっと見ていたい」というのとはちょっと違う。

こういう感覚はやっぱり自分の子供ではないからなのか？

それともそもそも私がドライすぎるんだろうか。

ベトナムに行ってしまうことで、私は甥っ子に会えなくなることより正直なところ妹に会えない方が断然さみしい。

別に今でも会えるくせに大して会うわけじゃないけど、いつでも気軽に会える距離にいるという安心感があった。

悩みを話せる数少ない人間のうち、1番貴重な存在。

甥っ子の成長も気になるけど、妹が元気に暮らしているか、普段何やってるのか、、、

それをこれからも教えて欲しいなと思っている。

なんてことない日常を、普段通りの暮らしを。

日記とか全然書かない妹だけど、ベトナムでの暮らしが見たいからインスタやってくれと伝えた。

これからも楽しみにしてるから、頑張ってよね、みしゃ。