高専に行けたことは、人生のちょっとした救い
高専マガジンさんに取材してもらった。
めちゃくちゃ膨大な記事になっている。
(最後まで読む人いるかな・・・でも読んで欲しいな・・・)
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高専生が作る団体が運営しているこちらの「高専マガジン」は、高専生のための就職情報やイベントについて、OBの記事などが掲載されている。
一つ一つの記事がなかなかボリュームがあり、面白い。
noteもやってるね。
私は岐阜高専の建築学科を卒業した。
今思うと高専に行けたことは人生において実はかなり大きな出来事、大切な転換期だった。(というのは後から思ったことだけど)
小中学生時代は、とても窮屈でいつも「自由になりたい」と思っていた。
心を通わせられる友達はほとんどいなかったし、親は厳しいし、いつも言いたいことを言えないまま静かに時間が過ぎていた。
同級生たちと自分は違うと自意識過剰だった。
早く大人になりたくて仕方なかった。
自分で決めて、自分でやりたかった。
進学校、普通科に行くと、今の中学の雰囲気がそのまま続くのかな?と思ったら絶望だった。(そう思い込んでいた)
絶対に「普通科」には行きたくない、そのまま大学受験のために学校で過ごしたくない、どうにかして「普通」ではない「特別などこか」に行きたかった。
高専は自由なことが多くてとても自分に合っていた。
髪を染めるのも、制服を着ないのも、バイトをするのも、何だって自分で決めて自分でやればよかった。
誰もとがめたり批判したりしないし、好き勝手にすればよかった。
授業を受けたくなければ留年するだけだし、頑張れば進学できる。
シンプルでわかりやすく、自分次第なのが気に入っていた。
勉強は私にはすごく難しかったけど、開放感がある学校生活は楽しかった。
高専を卒業してもう20年。
訪れることは今はないけれど、ふと、今はどんな感じなのかな・・・とたまに気になる。
私が少し、救われた場所。
高専マガジンさんの活躍も、これからも楽しみにしています◎
少額ながら寄付させてもらいました。
高専OBの方、よかったら注目してみてね。
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