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【バンコク旅行②】メークロン線路市場で観光客の多さに圧倒され、気づいたこと。


二日目は、ザ・観光!の日にしたので、いわゆる「タイに行ったらここ行くよね」ってとこのレポートを書くよ。


1日目、セントレアからバンコクのホテルに到着してセブンイレブンへ行くまでの話はこちら。


<2日目のスケジュール>

4:30 起床

5:40 ホテルを出る(Grab初使用)

6:20 エアポートレイルリンク マッカサン駅集合(ツアーバスで移動)

8:00 メークロン鉄道市場見学(30分)

(8:30 電車通過のためそれを目指す)

9:30 ダムヌン・サドゥアック水上マーケット見学&乗船(1時間)

12:30 バンコクセンターホテルで昼食(1時間)

15:30 アユタヤ着(4ヶ所くらい遺跡巡り)

19:00 スクンヴィット駅で解散(ツアー終了)

20:00 タラート・ロットファイ・ラチャダー ナイトマーケット

21:30 ホテル着


正直、距離が離れた観光地3カ所を1日に詰め込むとはかなりハードスケジュールでは・・・・と、はじめ思ったけれど、観光地は「一応行っておこう」程度のノリだったので、コンパクトにぎゅっとまとまっているツアーは逆にありがたかった。移動中に眠れるし。

何も考えず、バスに乗っていたら目的地に着き、必要なところでトイレ休憩や昼食も与えてくれて、わかりやすい解説までついているので、気軽に観光地を回りたい人には現地ツアーは最適だと思う。


朝は始発がまだなく、タクシーで。

初めて配車サービス「Grab」を使う。

→→→「Grab」についてはこちらに詳しく書いた。

Grabの便利さ、安心さ、素晴らしさに感動したので読んで。


集合場所で20名以上の日本人と一緒に観光バスに乗る。

日本語の安心感と、ちょっとつまらない感じと、ないまぜになる。

現地ツアーというのは、便利、安心、を一番に考えられているのでもちろん当たり前なのだけど、海外に来てまで日本の人たちとずっと一緒に過ごすのもな・・・という感覚は否めない。

今回は、電車でも行きにくく、タクシーも長距離すぎて拒否されやすい・・・という場所だったし、短時間で効率よく周りたかったのでツアーにした。だけどもう少し英語を勉強して、気軽に公共交通機関を使えればツアーじゃなくても行けそうな気がした。(次頑張る)


<メークロン鉄道市場>

ここは、線路上に飛び出すようにお店を出し、電車が通過するたびにささっと店をたたみ、そしてまた何事もなかったかのように商品を並べ始める・・・という、そのシュールな光景が面白いということで有名な観光地だ。


バスを降りてすぐに観光客の波に流される。

まぎれもない、ザ・観光地。

欧米の方からアジアの方、もちろん日本人も、とにかくありとあらゆる観光客が全員スマホやカメラを構えて、狭い街の狭い線路界隈にうずまく。

ちょっと観光客の多さに圧倒されてしまった。


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(駅の脇道ですら、これ)


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線路市場は本当に線路ギリギリにテントを張って、いろんなものを売っていた。野菜、果物から魚、肉、雑貨まで・・・

この光景は確かに面白い。


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地元の人たちも確かにいるけれど、圧倒的に観光客の方が多いこの場所。

実際に野菜とか魚はどれだけ売れるんだろうか・・・と、疑問に思ったりするなど。

もしかしたら地元の人たちが大事にしていた市場を、観光客である私たちが荒らしてしまっているのではないか?それとも、やっぱり観光客のおかげで潤っているのかもしれない?どちらが本当なのかわからないけれど、なんとなく複雑な思いがした。(こういうこと考える時点で、観光地に行くのは向いていない)

せめて何か買いたいと思ったけど、どうしても買いたいものが見つからず、時間も短くて、あっという間に終わってしまった。


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電車が来た瞬間、一斉にテントをたたみ、商品を少しだけ脇にずらす。

布をかけて完成。慣れたものだ。すごい速さ。


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すごくギリギリまで人がいるけどね。ちなみにこの電車自体にも観光客がたくさん乗っていた。やっぱりこのエリア全体でお楽しみゾーンみたいなものだ。


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こんなんですよ。

写真左から電車がやってくるので、それを線路上から待ち構える。

電車が近づいて来たら遮断機が降りる(というか警察?が手動で降ろす)ので、みんな脇によけてシャッターを切る。

もう、なんかすごかった・・・。(人が)


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ふと、あれ、なんか私、「観光地」って感じのところ久しぶりにきたな、、、と思った。

ここ数年行ってるアジア圏、台北でも、香港でも、ベトナムでも、いかにも観光地というところって実はほとんど行っていなかった。街を歩くことが多くて、ガイドブックに載っている場所やツアーで回る場所ってそういえば行ってないな・・・と思い出した。


線路市場というものは確かに面白いし、見応えもあったし、不思議で、もっとじっくり見ていたい魅力があった。そもそも私は「市場」という場所が好きだし、延々とバナナやマンゴーを見比べていたりできる。

だから、とても良かったんだけど・・・。


観光ってなんだろうな?

観光客がいっぱいいる場所、そのために賑わう市場、そのために作られたような場所、そして私もその観光客の一人・・・。

初日からいきなり、旅行って、私は何を見たくて、感じたくて、この国まで来たんだろう?と、ちょっとだけ疑問符が生まれるような体験だった。


さて、そんな小さなズレを感じながらも、次の目的地へ続く。

次はダムヌン・サドゥアック水上マーケット見学&乗船について書くよ。

長くなりそうだ。。。


続きはこちら


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