デザイナーとアーティストの違い

おはようございますkanakoです!

今日のテーマのデザイナーとアーティストの違い
これにまったく関係のない仕事をしている人や
デザインなどを学び初めたばかりの人にはあまり知られていない違いかもしれません。

なので初心者の方に解りやすく理解していただけるように書いていこうかと思います。


*デザイナーとわ?

何かの問いに対して問題解決をしていくことです。
クライアントさんが抱えている問題を解決に導くために「自分がどうしたいか」ではなく
合理的、論理的に正解を見つけ出し提案できるかが
デザイナーの役目になっていきます。

*アーティストとわ?

そもそも何が問題なのかを問うことです。
他人が素通りしてしまう事柄に対してそれに向き合い
主観的に問いを見つけ出し、自分の感じたことを
自分のフィルターを通して表現し
見ている人に訴えかけるのが役目になっていきます。

デザイナーとアーティスト
似て非なるこの2つの職業にも共通点があります。
それは、「気付く」ことです。

デザイナーは答えに気付くこと
アーティストは問いに気付くこと

昨今では
スペキュラティブ・デザイン
(未来のシナリオをデザインし、違った視点を提示するデザイン)
という概念が注目されていて
問題を解決する、から問題を提起する
デザインが提唱され初めています。

答えが見えない時代において
自分が信じる主観的な世界を世の中に問いかけていく。

デザイナーとアーティストの境目がなくなりつつある時代に入ってきたのかもしれません。

時代が変わろうとしている今
「何に気付けるか」、察知する能力が求められているのだと思います。




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