職人の作品 〜熊谷俊の場合〜
先月、盛岡市にある「もりおか歴史文化館」で開催された『新作南部鉄器展 〜鉄をつむぐ〜』に展示された、kanakenoの鉄瓶も手掛けるタヤマスタジオの職人の作品をご紹介します。
李文堂型鉄瓶「凜音」/ 熊谷 俊
「刀」の鉉、「鈴」の本体、そして「魔尼車(まにぐるま)」をイメージした素材の異なるつまみから放たれる、静寂かつ力強い佇まいが印象的な作品です。
*「魔尼車」とはチベットや日本の寺院で見られる経典が刻まれた仏具のこと。
このご時世だからこその思いが込められています。
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