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大慈清水を沸かしてみた

前回は6月でした。

こちらに「盛岡において肝心な水を忘れていたことに今さら気付き…」と書いているのですが、まだありました!

というか、正直に言うと敬遠していました。近所に住んでいるのに。

この青龍水と程近いところにあるのが大慈清水(だいじしみず)なのですが、地域住民のみなさんの生活と密接に関わっているお水という印象が強く、私のような者がぬけぬけと立ち入ってはいけないような、そんな雰囲気を感じていたからです。

このように使い分けられているところや青龍水に比べて周辺に住宅が多いことから勝手にそう思い込んでいたんですね。実際にはそんなことないのに^^;

でもどういった水なのか、それに伴ったルールをわきまえる必要はあります。

ちなみにこの大慈清水は、岩手県盛岡市の鉈屋町(なたやちょう)にある大慈寺を水源とする生活用水です。京から豪商・鉈屋長清が盛岡にやってきて、釶屋山菩提院(やおくざんぼだいいん)という寺を建てたのが町名の由来で、城下町の風情が残っている町並み。そのシンボル的な存在がこの大慈清水です。環境省の「平成の名水百選」にも選定されています。

ということで、まずはこの「沸かしてみた企画」のルールをおさらいしておきます。

① 常温で飲む
② 弱めの火(熱)で沸かす
③ 白湯を飲む(少し冷まして)

②に関して補足すると、湯気が出てから5分間沸かし続けます。なぜなら、時間をかけてじっくりコトコト沸かした方がまろやかな湯になるからです。

ではまず「常温で飲む」

キリッとまろやか。包み込まれるような柔らかさを汲ませてもらった(肌に触れた)時にも感じたのですが、そこに爽快感をプラスした感じです。

続いて「弱めの火(熱)で沸かす」
我が家はIHなので熱ですね。(kanakenoの鉄瓶はIHでも使えます)

そして最後に「白湯を飲む」

常温の際に感じた柔らかさが優しさをまとい、ほっこり。

盛岡はしっかり秋で、めっきり寒くなっていることもあり、一段と美味しく感じ、4杯も飲んでしまいました^ ^

これからの季節、みなさんもぜひ白湯で身も心も温めてくださいね♪

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