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ガクチカ・自己PRで何を見てるのか?

こんにちは、kanakenです。

■冒頭

本日のテーマはこちら。
「ガクチカ・自己PRで何を見てるのか?」 

就活生の皆さん。失礼を承知で、敢えて言います。


「学生経験しかない奴が言う自己PRや強みの主張なんて、たかが知れているわ!」


はい、大変失礼いたしました。。
決して、皆さんをディスする意図はありません。

私が言いたいことは以下です。

・”強み”は、入社後にちゃんと働いていけば身に着けられる
・入社前の段階で自己PRや強みなんて全然無くてもいい

もちろんPRできることや強みを有するに越したことはありません。

受けようとしている会社にとって「即戦力」になるならば、存分にPRすべきです。

けれど、強みよりも知りたいのは、
「あなたらしさ(性格、人間性、価値観が形成されてきた歴史)」
ではないかと、私は思います。


■脱線(日本の就活システムについて) 

話を少し脱線させます。

日本の「学歴に関係なく、新卒就活の一斉ヨーイドン」のシステムについて、諸外国と比較をされることは多いですが、それはそれで結構なことだと思います。

だって、とっても素晴らしいじゃないですか。
 
「新卒(若手)であれば未経験でも誰でも参加可能」というゴールデン就職チケットを持ち、会社側も「最初は何もなくても、採用した人材を”長期的に育てるんだと腹を括っている”」わけです。

最近は既卒や第二新卒まで未経験OKとなる拡がりも顕著です。

捉え方次第では、「受験で失敗」をしても、学生生活で目に見える結果が出なくても再度、就活で「同じスタートラインに立つことができる」と考えることもできます。


■ガクチカ・自己PRで人事が知りたいこと

話を戻します。

冒頭で失礼を申し上げましたが、真面目に言うと以下となります。

「何ができるかよりも、はたらく動機や目的を聞かせてほしい。」
「薄っぺらいPRよりも、具体的なエピソードを聞かせてほしい。」

新卒採用に取り組む会社は、即戦力を採用すること(目先の利)よりも、「経験の浅い人材を育成する」という手間がかかる手段(将来の利)を選択しているわけです。

学生の皆さん側も、就活で内定を得るためのHow toだけに捉われず、これまで20年前後の人生の中で培ってきたこと、仕事ではないけれど一生懸命に努力してきたことを聞かせてください。

その上で、
「今後の人生において、”はたらく時間”をどう捉え、どう過ごしたいのか」
という覚悟を知りたいのです。

学歴が良くて、自己PRなどの話が上手くて、明るくて、要領が良いほうが目立ちますし、そのほうが良く見えてしまうも事実です。

しかし、本質的には「将来性、伸び代を踏まえ、長期的に育てたいと思える人材を見つけたい」というのが新卒採用なのではないでしょうか。

正解はありませんが、1つの考え方として参考にしてください。

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