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自己肯定感ってヤツに気をつけろ!

勇気のアクセラレーター 金井津美です。

いろんなところで聞く、この「自己肯定感」って言葉。はい、確かにコレ大事なんですよ。持ってないより持ってたほうがいいし、低いよりは高いほうがいいに決まってる。

でもね「自己肯定」という言葉だけが先走りすると振り回されてキケンです。気をつけましょう。

何の根拠もなく、ただ「肯定せよ」と言われてもすぐにはできないし。逆に盲目的に自己肯定して「自分はすごい」という錯覚的な全能感をもつのもヤバい、インチキなカリスマみたいで。

アドラー心理学的に言うと、ほんとうに大事なのは「自己受容」なんです。

「お!自分やるじゃん」って自己肯定できる瞬間もあれば、「あ~自分のバカバカ!」って自己否定しちゃう瞬間もある。日常生活なんて、こんなことの繰り返し。天使のような優しい自分も、悪魔のようにドロドロした自分も同居してる。

自己受容というのは、+(プラス)も-(マイナス)も両方を、まるっとひっくるめて自分を受け入れてあげる姿勢のことなんです。「肯定か否定」の二者択一ではなく「肯定も否定も」包括する、そのうえで自分に「ダイジョブ!」と言ってあげられること、なんです。

自己肯定感、一見美しくもポジティブ感あふれるこの言葉、実は二元論で片方の面しか見ていない、危険な言葉だと感じるのは私だけでしょうかね?

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