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スクラップ アンド ビルドの評価

近年、都会では再開発事業の名のもとに、スクラップ アンド ビルド(破壊と創造)が目白押しです。
予想される大地震に備え、耐震・耐火のための街づくりは必須です。旧耐震の建物密集地帯や幹線通りに面して老朽化した建物が立ち並ぶ地域は一刻も早く再開発すべきでしょう。

しかし、まだ建築間もない新耐震基準の建物まで壊しているのも見かけます。
なぜそんな無駄をするのかと疑問に思います。

当時、その建築にも大きなお金と労力をかけたはずです。その分はこの国の資産からは消滅してしまいます。
施主の思いも、そこで働いていた人の思いも詰まっているはずです。
中には高名な建築家の設計による後世まで残せば立派な遺産になるような建物までがブルドーザーで破壊されています。
真の町とは、いろいろな特徴ある建物が立ち並び、役所があり、学校があり、商店があり、神社仏閣があり、水辺があり、公園があり、で構成されるものと思います。
超高層の同じような外装のビルが立ち並び、ビルの中は厳しいセキュリテイでブロックされ、中に入ると部屋番号だけで行き先を見つけなければならない無味乾燥なビル群が「町」といえるのでしょうか。
再開発事業には、まず太い社会貢献の理念軸が最優先で考えられなくてはならないと思います。


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