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感情と理性のはなし

他者と向き合うときって、つきつめると必ず自分自身と向き合わなきゃいけないことになる。それが、自分にとって大事な相手であればあるほど。相手を大事にしたいと想うほど、自分の一番弱いところや頑固なところが痛む。

わたしの場合。
感情はわりと豊かなほうだと思っているんだけど、むかしっから「相手に迷惑かけたくない」「相手にめんどくさいと思われたくない」と、特に怒りや悲しみの感情を意識無意識に抑え込んでしまう。

それは今まで私の強さだったのだけど、弱さでもあることに大学生になって気づいた。目の前の子どもとか、友達家族恋人に、ほんとうに伝えたいことをダイレクトに伝えられなかったり、今はきっと感情的に相手に伝えたほうが伝わるんだろうなと思ってもうまくできなかったり。
感情さんのうねりを常に理性さんが前に立ちはだかって冷静に見ていて、理性さんどかしたくてもどいてくれないみたいな。
だから、めちゃめちゃ素直に泣いたり怒ったりできる人とか、ウェットに人を巻き込んでる人とか、結構憧れる。

とある記事で、「感情は燃料で、理性は道具」っていう考え方をみて。
理性は道具か。もうきっと、この道具はそうそう変わらないんだろうから、うまい使い手になりたいな、と思いましたとさ。

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