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「やりたいこと」が先か、「できること」が先か

こんにちは。
株式会社Sunny and 代表取締役の北嶋佳奈 @きたじまかな です。

法人化してから、もう少しで3ヶ月が経とうとしています。
ときどきこうして、心境や環境の変化を綴っておきます。
未来の自分のためになりそうだし、もしかしたらこれから起業を考える誰かのためにもなるかもしれないので。

まずは法人化したばかりの時の話。

こちらは1ヶ月経ったときの話。

8年のフリーランスを経て法人化し、3ヶ月経って何を考えているか、興味がある方はぜひお付き合いください。

長い目で「会社」と「社会」を考えるようになった。

私は大学卒業から、フリーランスとしてしか働いてこなかったので、
比べるところがそこしかないのですが。
明確に変わったことといえば「長い目で」考えるようになってきたこと。

私は気が変わりやすいので、あまり先のことまで考えることはしてきませんでした。(どうせすぐ気が変わるし5年後何してるかわかんないし〜)
しかし、会社にしたことで、これからこの会社はどうなっていきたいのか、社会に対してどんな働きかけをしていきたいのか、それはつまり「未来に向けていま何をしていくのか」ということにつながっている、ということを考えるようになりました。

私自身は変わっていないので、また気が変わるかもしれません。
次から次へと新しいことをして、数年後には今やっていることを続けていないかもしれない。

それでも、根本にある考えはフリーランスの頃から変わっていないものです。
「何を伝えていきたいか」の部分は、大学卒業からぶれたことがないどころか、むしろどんどん研ぎ澄まされていくような感覚があります。
ただ、その感覚をぼんやりとほったらかしにしたまま、ここまできていたようです。

またすぐに気が変わるかもしれないけど、それでいいんだ。
根っこが同じなら、枝葉が増えても、咲いたり枯れたりしても大丈夫。
今はそんな風に考えています。

「できること」から「やりたいこと」を探していたフリーランス時代

思えばフリーランス時代は、「料理本の出版」という目標を達成してからの私は、
「どうなりたいか」よりも「できること」からの派生でやりたいことを考えていました。

料理本出版を目指し、叶えるまではこちら↓

料理本を出したから、次は料理番組に出たいな。
レシピ考案をこれだけやってきたから、飲食店のメニュー監修をしてみたいな。
というように。

こういう考え方をしていたせいか、振り返れば「いまだったら引き受けられないかも・・・」というお仕事も、正直なところ、あります。(すみません)

ひとつ大きな夢を叶えた私は、燃え尽き症候群さながら、とにかくいただく仕事に精一杯応えること、
「できること」から「やりたいこと」を見出すことしかできずにいました。

それは、必ずしも悪いことではないと思います。
「できること」が明確にわかっていること自体、素晴らしいことです。
「やりたいこと」を見つけるのって、案外難しいものです。

「目指す未来=やりたいこと」から逆算して「できること」を探す

会社にしたこと、そしてチームを作ると決めたことで、「共通の概念・ビジョン」が必要になってきました。
ようやく、「ぼんやりと、でもずっと抱えていた根っこの部分」を見えるようにしているところです。

私は、サニーアンドに携わってくれている方々を「クルー」と呼ぶことにしたのですが(社員じゃないし、アシスタントというのもちょっと違うなぁ、サポーターもスタッフもキャストもメンバーもしっくりこない。結果、同じ目的地に向かう船に乗る仲間という意味で「クルー」。イキリすぎ?イキらせてください、ちょっとは。。)
みんなでひとつの船に乗っているのに、どこに向かっているのかが明確でなければ、遭難してしまいます。

船長が「なんとなくあの辺に行きたいんだけどね〜」なんて言っていたら、乗組員のみんなは戸惑ってしまいます。

目的地を決めていれば、そこにたどり着くための針路を決めることができる。
どの島を渡りながら進めばいいかが見えてくる。
もちろん向かい風があったり、雨が降ったりして思い通りには進まないのだろうけど、今までのような行き当たりばったりのひとり放浪の旅はもうやめよう。

理想論かもしれませんし、当たり前の話をしているかもしれませんが、
これが私の中での大きな変化であり、そんな心づもりでやっていきます。

これからサニアーンドがどう進んでいくのか、乞うご期待!(自分へのプレッシャーを込めて)

では。

株式会社Sunny and
管理栄養士 北嶋佳奈



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