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仕事を辞めたので、行きたいところ(熊本)に行った話

辞めた理由を話すべきnoteではないので割愛するが、半ば突発的に会社を辞めた。(正式にはこれを書いている時点ではまだ有給消化中である)
そんな辞めた会社の出勤最終日の次の日となる週末に元々遠征の予定(横浜→幕張)があり、その次の週末も東京へライブを見に行くという、わたしにとっては比較的珍しく遠征が立て込んでいた。
普段であれば「次の日会社どうしよう~有給なんて取れねえよ~」なんて悩んでいた部分も「退職してんだから好き放題出来るじゃん」という喜びに代わり、意気揚々と2件とも夜行バスで帰ることが出来た。退職最高。
とまあ、そんな遠征が次々決まっていた中、フットワークも軽くなっていたタイミングでふと思ったのである。
そうだ、熊本へ行こう、と。

簡単にいうと聖地巡礼がしたかった。

突然だがわたしは2022年2月10日に高機動幻想ガンパレード・マーチという作品に再燃することになった。
そのきっかけというのはLOOP8という新作ゲームの発売決定発表がされた日である。芝村裕吏氏がゲームデザイン/シナリオに関わっているという事実が大きくわたしの心を揺さぶった。

そこそこいい歳であるわたしは元々ガンパレード・マーチ(略してガンパレ)をほぼリアルタイムでプレイしている。
(ちなみに無名世界観などの知識はそこまでない。先に謝っておく。ごめんね。永遠のにわかファンだよ。)
定期的にガンパレのことを思い出しては鳴き声を上げるくらいではあるものの、好きなゲームタイトルとして真っ先に上がるくらい、わたしの心を常に掴んで離さないゲームであった。

(同じこと言いすぎやろて)

新作ゲームの発表がトリガーとなり、見事にガンパレに再燃することとなった。今回ばかりは定期的にふと思い出すものとは火力が違った。自分でも恐ろしくなった。
(どのような行動をとったかは今回のnoteにはあまり関係してこないため省略。アクキー/アクスタを作ったり好きなCPの絵や文章を書いてPixivに投稿して初めて推しカプのタグが出来た!とはしゃいだりしたよ。)

熊本という場所はガンパレの舞台になった土地であり、さらに実在している場所がモデルになったりもしていて、なおかつゲームの開発元であるアルファ・システムも熊本に本社を置いているため、ファンがたびたび聖地巡礼として訪れる場所でもあった。

かくいうわたしも「いつかは熊本に行きたいな~」なんていうぼんやりとした考えを常に持ってはいたが、震災や感染症の影響などもあり、足を運ぶ機会というのになかなか恵まれなかった。そもそも共に行く相手がいなかった。
そんなこんなのこのタイミング、行動制限も緩和された。さらに時間も出来た。行く相手がいないと言ったが、そもそも一人でどこでも行ける人間だった。住んでいる土地から直通のバスがあった。行かない理由がどこにもなかった。

バスを押さえた。

桜の開花予定日を見事に外した。

念力の結果もむなしく当日は雨だった。

 7時過ぎ 武蔵ヶ丘下車

ここで下車を決めた理由は、元々考えていたルートへの移動がしやすそうだからという理由で、どのような土地なのかは全く調べていなかった。
人通りもありそうな熊本桜町バスターミナルJR熊本駅という選択をしても良かったのだが、何も考えず武蔵ヶ丘で降りた。道端なのかなと思っていたら高速道上だった。それくらい何も考えていなかった。

武蔵ヶ丘バスストップ(むさしがおかバスストップ)は、熊本県熊本市北区楠8丁目の九州自動車道にあるバス停留所である。
熊本と九州各県や本州を結ぶ高速バスのうち、福岡・長崎方面の全便が停車する(「ひのくに号」以外は熊本市内方面との相互利用不可)。また、高速道上のバス停にしては珍しく、熊本発着の夜行便(サンライズ号・あそ☆くま号)も停車する。

武蔵ヶ丘バスストップ

予定時刻より少々早めに下車をした後、武蔵塚駅へと向かう予定だった。
そこそこ方向音痴なわたしはグーグルマップを見てもどちらに向かえば良いのかの判断がつかない。少々歩いて地図の動きを確かめてからの移動がデフォルトである。見事に逆方向を歩いていた。5分ほど早速ロスをする。

 7時30分 武蔵塚駅到着

さすがに駅の外観は少し調べたので、あ、見たことある駅だ!ってなった。

先ずはJR豊肥本線 武蔵塚駅から南熊本まで移動。
駅に着いた時点で電車が停車していた。手持ちのICカード(ICOCA)はチャージ済だったのでそのままスルっと乗ってしまえば勝ちだと思っていた。
弾かれた。めちゃくちゃ焦った。電車は既に来ているので、それを逃すと時間が勿体ない。慌てて小銭入れを探すがカバンの中はカオスになっていた。何もしてないのに。
やっとのことで探し出し、販売機に小銭を入れて発券をするまで電車は停車sしたままだった。やけに待機時間が長いんだなと思った。助かった。34分発だった。
(ちなみに10分強待てば次の電車が来るみたいだったので、そこまで慌てる必要もなかったという事実を今これを書いているときに気づく)

※後程市電で同じICカードを使用し、そこでは普通に使えたため、単純に「IC圏内だと思っていたのに豊肥本線だと使えないのかぁ~」となったのだが、後々調べると普通に使用可能圏内のようだったので「なぜ使えなかったのだろう」と疑問に。色々心当たりをつついた結果、そのICカードには元々JR駅の定期登録がされており、その期限がつい先日の日付で切れていたからだと推測。ややこしいね。

 7時50分 南熊本駅下車

この手書き感あるフォント、グッとくるね
南熊本駅。小雨。

本日の予定ルートはざっくりと決めていたが、前日くらいになって「あれ?わたしどのタイミングで化粧とかすんの?」という事に気づく。本当にざっくりとではあるが、ルートは決めたあとに気づく。あまりにも雑である。慌てて「南熊本」「ネットカフェ」で検索すると運よく快活CLUBがあったため、ありがたくそこを利用させてもらうことに。プランはあらかじめ調べておいてどの席を選ぶかも決めていたのに、尋ね方やそもそもの頭の中が空っぽだったこともあって、予定の席とは違う席を選んでしまい最短で身支度をしサクッと出てくる。

余談だが、向かっている最中に上記のようなつぶやきをした。数時間後、中の人からリプライが来ていた為エゴサ力の高さに脱帽。ちょっとぼかしたのに。

 8時40分 アルファ・システム

このかわいいロゴがちょんとついてる感じ

まず最初の移動先になぜ南熊本を選んだのかの理由はここにあった。
「熊本に来て最初にどこへ行く?」と考えた答えはここしかなかった。
たどり着いたときはやはりそこそこ感動があったものの、ごくごく普通の会社の近くを傘をさしてウロウロするのは不審者でしかないため、そっと1枚だけ撮影した。そそくさと退場。

 8時55分 今町公園

平日だし雨だし普通に朝だしで誰もいなかったので結構うろうろした

 9時13分 西原公園

雰囲気的にも絶対こっちだよな~というのが個人的な感想。こっちも人はおらず。
逆に撮影するにはありがたい。

ゲーム上の公園のモデルとなっていると思われる2か所へ。
熊本に行く前にAmazonかどこかで延べ棒のおもちゃを買って遊ぼうかだとか考えたりもしたが、思ったよりも値段がしたので断念。
購入していたとしても雨の中遊ぶのは気まずいというオチが待っていたことになるので買わずにいて正解だったなと改めて思った。
雨の影響もあってか人っ子一人いなかったため、自作のアクスタを持って撮影会をした。あまりにも恥ずかしいので写真は載せない。

 9時30分 尚絅高校

ガンパレで登場する生徒たちが通うプレハブ小屋が建っている尚敬高校のモデルになった学校。実際は中・高・大がまとまって建っているためそこそこのスケールがあった。学校を撮影するのもな…ということで、少しだけ回りを通り過ぎるくらいでそそくさと退場。

学校は撮れないが、周辺はちょろっと撮った
このあたりからバスを降りるのかな~なんて思いながら
しんみりしていた

 9時45分 熊本市立図書館

今回色々回った中で、ゲームの雰囲気を一番感じたのがここ。

ある程度移動距離とかかる時間の予測はしていたが、うまいこと開館直後に滑り込むことに成功。ただ思ったより人が多く、館内の撮影許可の声掛け自体ができず。長居するのもなということで、こちらもそそくさと退場。

10時00分 大江4丁目

どぶ川べりの道のモデルの一部になっている(らしい)ところにも一応足を運んでみた。ごくごく普通のご自宅が並ぶため、こちらもそそくさと退場。
雰囲気だけ味わうのが続いているね。まあそんなものだよね。

10時30分 新市街(サンロード)

ホイホイGoogleマップに誘導されて歩いたところ、
”入浴”的なご案内のある道を朝から歩いていたのは別の話

入り口とは真逆から入ってしまったこともあって、ゲーセンであろう場所などの特定をすっかり忘れているのである。ちなみに上記に記載した時間は写真を撮った時間なので、実際に到着した時刻はもう少し前。雑さがここに出ている。

サンロード内を歩いていたら美穂ちゃんと出会う。
かわいいね。
デレマス熊本コラボも勢いで来てしまった理由の一つ。

 SAKURA MACHI Kumamoto(サクラマチクマモト)

わたしはアイマス好きでもあるので、聖地巡礼とは違ってくるけれどざっくりと紹介。
丁度良いタイミングでアイドルマスターシンデレラガールズin熊本が開催されていたため、そっと覗きにいくことに。
ふりかけ3種買っちゃった。コラボ商品の売り上げの一部は復興支援として熊本城へ寄付されるようなので嬉しい。
そういえば建物の外観撮るの忘れてた。

お衣装撮影可でした。
3人集合ポップもあったので
のぼりも3人分あったよ

 桂花ラーメン本店

見た目通りボリュームももちろん
めちゃくちゃ美味しかった

こちらも聖地巡礼からは外れるけどせっかくなので。
少し前にアイドルマスターSideMと桂花ラーメンさんがコラボをしていたため、せっかく熊本に来たんだからと本店に伺ってみた。到着と開店時間がほぼ同時だったので、時間ロスもほぼなく昼食を食べることに成功。ことごとく運が良かった。
写真は本店限定の五香太肉麺。五香肉(豚肩ロース肉の香味揚げ)がとてもヒットだったので、単品で食べに行きたいくらい。
残念ながら若くないため、ラーメンと一緒に食べるには少々きついものがあったのがかなしい。味は本当においしいのであくまでも自らの内臓の問題である。

11時47分 熊本城

少し寄り道もしつつ、お目当ての一つでもある熊本城へ。
まずは加藤清正公像に出迎えて頂く。
現状の復興状況を知らずに現地に赴いたが、まだまだ修復途中の石垣の現状を多数見れた。外観の姿もいくつか撮影したけれど、写真の通り雨もそこそこだったため、さっと通り過ぎるに近いような形になってしまった。
北ルート、南ルートがあって、北口の一部分は日祝のみ入れるらしい。
特別見学通路から天守閣に向かうのだけれど、天守閣内も含めてエレベーターやスロープが多数あってアクセスしやすくなっているのは良いなと素直に思った。

見事に雨である。
崩壊や落石の防止のためにモルタルがかかった石垣も
数寄屋丸二階御広間
本丸御殿大広間(闇り通路)
平日、天気のせいもあってか海外の観光客が多く、
その中で日本人のご家族連れがひとり客のわたしに
撮影の依頼をしてきたときは少し恥ずかしくなった
ガンパレのオタクなので、雨の日の熊本も良き~なのだけど
こういった風景を見る場所に立つと見事に雨模様だったことが悔やまれる。
下城すると若干空に明るさがあった。ちょっと色調整をするとそれっぽくなって嬉しい。
二の丸広場部分を広く撮影できるのはうれしい

ふらりとお土産コーナーに寄ってみると熊本城の形をしたペットボトル飲料が売っていた。買わないわけがないとついつい手に持ってレジへ向かってしまった。加藤氏版にするか細川氏版にするかで結構悩んだ。クマモトキャッスルウォーターという名称で、売り上げ一本につき10円を復旧支援金として寄付しているらしいことを帰宅してから知った。買ってよかった。

インターネット販売もしている
水と一緒に買った御城印と、雨に勝てなかったリーフレットに入園券を添えて

13時15分 熊本城稲荷神社

次の目的地へ歩いている途中、こちらも行っておこうと立ち寄り。
九星勾玉御守を購入。加藤神社にも足を運ぶ予定だったが、二の丸広場付近で見事に迷子になり雨が判断を鈍らせ行かず終いになってしまったので、稲荷神社にはたどり着けて良かった。

13時36分 老舗園田屋

リタガンで厚志と舞がお茶請けとして善行に渡しているもの。
飴という名称だが、片栗粉をまとった求肥。昔ながらの味をいただける。
箱で買うか悩んだが、パックに入ったお手頃のものが店舗には売られていた為、れもん飴と一緒に購入。帰宅後祖母(九州出身の90歳越え)に数個朝鮮飴をおすそ分けすることになったのだが、一気にペロリと平らげたよう。
折角店舗を訪れたのに外観の撮影をし忘れる。すべて雨のせいだ。

「こんな時間にどうしたんですか」
「あ、あの、芝村と僕からです。ありがとうございました」
「ああ、園田屋の朝鮮飴ですか。いいもの探してきますね」

善行は嬉々として受け取った。
速水は、恥ずかしそうに笑った。

Return to Gunparade

今から400余年前「長生飴」として創製されたもので、当時の熊本藩主加藤清正公が朝鮮の役の際に持参し気候風土に変味せず、保存性がよかったことを賞賛し「朝鮮飴」と名付けた言われております。餅米と水飴、砂糖を主原料に四季の変化に応じて練り上げる一家相伝の製法を400余年守り続け園田屋ならではの味をお届けして参ります。

老舗園田屋
写真を撮りそびれてしまったがれもん飴も同時に購入。
ちなみにパックだとこのような感じ
(だいぶ揺らしてしまっているので動いていると思われる)
途中で寄ったコンビニで
“こっち側”に住んでいそうな顔した飲料があったので購入。
後日行った地元のダイソーでも普通に売っていた。
乳酸菌飲料好きなのでOK

14時20分 花岡山周辺

雨のためある程度花岡山付近まで熊本市電で行くことに。
通町筋駅乗車→祇園橋駅下車。A系統、B系統という分け方が新鮮で若干混乱したが、乗ってみたらスムーズだった。ICカード利用OKなのも有り難い。

Googleマップに表示された方法でホイホイ歩いたらえらいことになった。
とにかく傾斜がすごい。別ルートであればそうでなかったかもしれないが、事実はわからず終いである。

表示された地図はこちら。

リュックに詰めたiPad(12.9)の重さにめげながら傾斜を抜けた後に対面したのがこれ。極楽坂をわたしは上ってきたのだが……?
その先の山登りよりも下手すると傾斜があったかもしれない。まじきちぃ。
余談だがこのあたりには意味深な宿泊施設が多数存在している。ドライブするにはいいのかもね。

下山の際に地獄坂の方を使ってみる勇気と体力はなかった。

途中地図を間違えて一部ぐるっと一周する羽目になる。その時、目の前のご自宅にお住まいであろう男性が怪訝な顔をしてこちらを見ているような気がしたが、気にしては負けだと思った。わたしもどうしてこの道をいつ雨にやられるかわからない天候の中一人で歩いているのかわからない。
ぐるりと車が通れる大きい道を歩いていればよかったのだが、Googleマップの案内はそうしてくれなかった。示される地図をそのまま歩いていく。石碑を抜けると墓がある。この場所を通って良いのかわからないが、道ではあるので良いのだろう。

そこそこめまいがする。
その時あまり雨が降っていないことに感謝しかなかった。

このレベルの階段を2度ほど登った後、車が通れる大き目の道路に行きついた。目の前には同様の階段があったが回り道をしてでも大き目の道路を通ることを選んだ。歩いている間、車がすーーーっと通り過ぎて行ったのを恨めしく見つめたが、この判断をしたのは誰でもない己なので、この車が恨まれる覚えなど1ミリもない。

14時40分 花岡山公園

ほどほどの汗とほどほどの雨に濡れながら頂上へたどり着く。
祇園山祇園童子。GPM、瀬戸口隆之好きとしては行かない理由はなく、軽い気持ちで予定に入れていた。そこそこカオスな周辺を乗り越え、頂上もそこそこのホットスポットであった。天気が良かったり、車で夜間に訪れると絶景なのだと思う。まばらに雨が降る中一人で登る場所ではないのかもしれない。

標高133mなので、そこまで高い場所なわけではないがダメージはそこそこあった。
色調整をするとそこそこよさげな写真になった。
さらに天気だと絶景なのだろうなと思う。

同じ道を下山するわけだが、そこそこ手すりはあれど、落ち葉が残る雨に濡れたそこそこ傾斜のある階段を降りるのはなかなかのスリルであった。ちなみに極楽坂、と呼ばれる区間も下山するときはそれなりに怖かったので、どこが極楽なのだろうと思った。

晴れていたら徒歩で移動する予定だった。
市電に乗って良かった。

花岡山周辺を歩いているときは奇跡的に雨に降られず傘をさすことはなかったが、JR熊本駅に向かう途中で雨にやられてしまい、汗と雨でボロボロになったため、次の予定時間まで時間もあったことからネカフェに逃げ込むことに。その日2回目の快活である。次の目的地へのアクセスと徒歩でいけるからと、朝利用したところとは別の場所にした。1日に2回も使うと思っていなかったため、ポイントゲットクーポンを利用していなかったことをとても悔やんだ。快活ユーザーあるあるだと思う。
シャワーを利用するために入ったが、マッサージシートのある店舗だった為に貴族の暮らしをすることに成功。さすがに疲れたというのもあるが、目的はほぼ達成されたということもあって雨の中動き回るのもなというのが正直なところ。旅先でだらっとする解放感たまんねぇな。次の目的地までの移動時間をチェックし、ギリギリまで滞在。
動き出したところ、本来別の駅で乗車する予定がなぜか熊本駅まで戻ってきてしまいそこから再び市電に乗車をする。
徒歩で出来る限り回りたいという目標があり元々市電に乗る予定はなかったが、天候は予定をかき乱す。2回乗ってしまうのであれば乗り放題パスを買えばよかった。熊本市内の各提携施設を割引料金で利用できたらしい。熊本城も対象。そういうところの爪の甘さである。

18時00分 味のれん

市電熊本駅乗車→九品寺交差点下車。そこから徒歩数分でうまい事到着。
目的ラストでもあり、目的のメインでもある味のれんさんへ。
不定休のため完全博打で来店したが、のれんなどが出ていたためほっとする。
ひとり客でも問題なく席へ案内して貰う。

改装されているため外観はゲームとは違ってしまうが
やはりファンとすれば一度は訪れてみたかった
翠ジンソーダが好きなのでメニューにあって喜ぶの巻

ゲーム上では「ガラカブ定食」「お刺身定食」「コロッケ定食」「アップルパイ」「水と親父のギャグ」が並ぶが店舗ではもつ鍋が有名のようで、しお味・しょうゆ味・みそ味・みそキムチ味・しゃぶ風から選べた。1人前の注文は可能かと申し訳なく尋ねてみると「1名のみならOKで通している」と嬉しい回答が。他のメニューも食べたいので1人前から注文出来たのはとても嬉しい。(食いしん坊なのでおそらく2人前でも食べている)おすすめをお伺いすると「一番出ているのはしょうゆ味」とのことでそちらを注文。
他にはガンパレ好きなら外せない「手作りコロッケ」と個人的にとても気になった「馬ひも」の焼き物1本を注文。ちなみに馬ひも(ばひも)は中落ちカルビの部分のよう。3品ともとてもおいしかった。特に馬ひもは頼んで正解。本当は「馬ひも刺し」も興味があったが一人で食べる量ではない気がしたので泣く泣く回避。残念ながら「アップルパイ」はメニューになかった。
平日オープン直後に来店したため最初は一人だったが、もつ鍋をつつき出したくらいで予約客グループが来店。地元の方たちに愛されるお店なんだなと思った。1時間弱くらいで退店したが、もう少し遅い時間になると混んでいたかもしれないのでオープン直後に飛び込んで正解だった。
本当ならもっと飲みたかったが、ほどほどに疲れているのか1杯で酔いを感じ、おかわりは断念してしまった。すべて雨のせい。

〆も注文したかったけれど
結構おなかいっぱいになってしまい注文出来なかったのは残念。
馬ひもの単独写真も撮っていたが見事にぶれていたため集合写真で。
もつ鍋は既に食べているしおいしく飲んでいるし何なら馬ひもも食べかけである

21時00分 熊本桜町バスターミナル

時系列には21時に乗車なのだが若干時間が余ったため、ターミナルがあるサクラマチクマモトをウロウロしていた。
ちなみに味のれんからサクラマチクマモトまでは徒歩移動をしている。Googleマップのデータ上だと大体20分ほど。このくらいの距離ならば平気で歩く。途中熊本城を覗けないだろうかと近くまで来てみたが、入園は4時半までのため来園出来ず。帰宅後、市役所14階の展望ロビーが平日8時半~22時・土日祝9時~20時まで開放していることを熊本城リーフレットで知った。時間的に空いていないだろうと市役所に行くことをしなかった自分に後悔。下調べが雑なのでこういうオチが待っている。
完全に強行日帰りのため熊本城周辺しか移動出来なかったが、阿蘇の方まで出るプランも一応考えていたため折角だからと“阿蘇感”のあるものを購入。午前中に訪れた時に既にサクラマチクマモトの外観から南阿蘇TEA HOUSEという文字を見つけていたため、そこだと足を運ばせた。南阿蘇100%リーフを使用したハーブティー。買ったのはレモングラス。飛びついた。
残りの時間は2階にあるスタバでのんびり過ごし(コーラフラペチーノを飲んだ。コーラフロートの味がした)乗車時刻となり家路へ。

まとめ

あくまでも目的はガンパレの聖地をめぐりたかったというのがあったため、目的はある程度達成したため満足している。
「歩きたい」という思いが強かったため、頑なに徒歩移動を重視したが、バスや市電を多用するという手段を取っていればもう少し心の余裕があったかもしれないと、これを書きながら感じている。特に展望ロビーに関して現地で気づけたかも知れない。いや、雨のためリーフレットをほぼ開けていないため気づけなかった。すべて雨のせいだ。そう、雨のせい。

こうして念願でもあった熊本旅を終えたのである。
昔からぼんやりと1度は行きたいと思っていた熊本。天候には恵まれなかったがとても楽しい1日だった。1日は熊本城周辺、もう1日で別の場所を回るというのが理想的だなと感じたため、再び訪れる機会があればそのように動きたいなと思った。雨の日の熊本を見たので、次は晴れの日の熊本も見たい。

自分が見返して楽しむためにおおよその到着時間を残すことにした。同じように徒歩で回りたい人には参考になるかもしれない。いい歳した人間が雨の日に移動しているため、もう少し早く到着するかもしれないし、単独で歩いているため複数で動くともう少し遅く到着するかもしれない。
ちなみに歩いた距離は17.79km。歩数にすると43,369歩。思ったより移動していないなという印象はあった。
現地入りしてから化粧をしたため、化粧道具一式と12.9インチ、600g強ある板を背負って歩くのはそれなりにしんどかった。ちなみにiPadは1回も使っていない。いい勉強になったため、次の旅行(熊本旅行の2日後愛媛に行っていた)ではFire HD10(10.1インチ)を持って行った。とても快適だった。


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