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#1年でBリーグ全アリーナ制覇の旅 旅行記 千葉J編(32/54:Flightline take off!)

はじめに

どうも。Bリーグファイナルが終わってもう1か月以上経過するんですね。はおーです。
時の流れ(と自分の遅筆さ)を感じます。

今回は1/18(水)の千葉ジェッツ観戦記となります。
南船橋の新アリーナへの移転が決まっていますが、その前に現アリーナを観戦しておきたいと思い早数年。今回ようやく現地観戦が叶い、名実共にBリーグNo.1クラブの真髄を堪能してまいりました。

旅の記録・千葉J編

瞳は嘘をつかない

今回も平日夜という事で初手アリーナ。最寄り駅の船橋日大前駅に到着です。
駅のプラットホームがここまでBリーグチームに染まっているのは初めて見ました。
こうした地域のシーンにBリーグが溶け込んでいる姿を見ると、ブースターでもないのに嬉しくなっちゃいますね。

歩いてだいたい10分くらい。船橋アリーナへ向かいました。

1993年竣工のアリーナ。丸30年稼働したアリーナという事になります。
立地としては船橋の市街地ではなく、市の東側、習志野地域にあります。
基本的には地元のスポーツ大会に利用される事が多いですが、バスケ以外でよく興行開催されるのはプロレスやバレーボール。去年は大相撲の巡業なんかも開催されましたね。

アリーナ付近はご飯屋さんも殆どないので、仕事終わりで空腹の自分はアリーナグルメを食すことに。
上は京七味のたこ焼きで、強めに感じる七味の香りがアクセントになってつい連続で食べてしまう。
ポテトもシンプルな味ながらしっかりお腹を満たせて満足でした。

今回はお腹が減り過ぎていたために入場前にキッチンカーで即購入しましたが、入場後も結構色々なグルメがあったので、一通り見てから選べばよかったなあとちょっとだけ後悔。食欲には勝てんかった。

入場してすぐに、選手を起用したかなり大きめの壁紙がお出迎え。
ここの前で写真を撮るファンの方も多かったです。
川崎なんかでも感じましたが、B1のトップクラブはメインアリーナ内だけでなく、こうしてロビーの壁にも殆ど隙間なく装飾を施している印象があります。

あと、意外とBリーグのアリーナだと、メインアリーナへの入場口表記が複数ある際に小さかったりしてわかりにくい事が多いんですが、ジェッツは専用の装飾を使ってかなり大きく入場口番号の案内を書いていたのが印象的。
この辺は空港の搭乗口モチーフなのもあるんでしょうけど、それも含めて上手く世界観の1つに落とし込んでいるなあ、と思います。

という訳で試合観戦。この日の対戦相手は茨城です。

1階、2階共に傾斜が緩いものの、前の人が邪魔で見難いという事は特にありません。
四面ビジョンもないものの、コートエンド両方にビジョンがある事と、試合中は殆どスコアなどの数字を出していないのでここも問題なし。なので、どこから見ても大きな不満のないアリーナになります。
ただ、後述の演出面を考えると、できればベンチ向かいの少し上から見下ろせる席が理想かな?といった感じです。

皆さんご存知の通り、ジェッツの演出はとてもスゴい。なんというか、ド派手なホームゲームですね。Bリーグで1番派手。
コート上の演出で言えば1番気合が入っているチームだと思います、プロジェクションマッピングや花火、観客が参加できるグッズの提供、そして選手が登場する際の花道など。
どれか1つないしは2つ力を入れているチームはあっても、全部力を入れているのはジェッツだけです。

ただ、申し訳ないけど花火は本当に音が大きすぎてキツかったです。一瞬とはいえ。
この警告が出ていたから多少覚悟はしていたけど、想像以上。心臓飛び出るかと思った。
比較的大きな音に慣れている自分がこれなんで、慣れていない方は相当びっくりするだろうなあ……何かうまいことやれるといいですね。

試合は100-91で千葉Jの勝利

いやーお互い高火力で見応えありました
途中まで競った展開ではあったものの、3Q途中にジェッツが一気に引き離す展開。茨城も連続スコアで迫ろうとしますが、それと同等の得点をジェッツが取り続け、そのまま試合終了という形。

ジェッツは特にローの活躍が凄かったです。この日20得点11リバウンド6アシスト一瞬の加速が段違いに速く、プレーの1つ1つも滑らか。あまり日本にいないタイプの外国籍ですが、それ故に大きな優位性を持っていました。
ただこの日は出た選手全員良かったですね。主力がどこからでもアシストを量産できる事は今のジェッツが持つ特徴かもしれません。

茨城は元々編成がピーキー故に、そのいい点も悪い点も出た試合でした。速攻から25得点、3P4割超えなどがあった反面、ペイントエリアで52失点。リバウンド面でも水を開けられ、完全に編成の弱点を突かれた試合となってしまいました。
個人では中村がこの日は3P5/7を含めた18得点。クリスマス時のゲームでも思いましたが、中村だけでなく日本人にスコアラーが多くいるのはいいなぁと思います。

あと自分が凄いなあと思ったのが、選手退場時のファンサービス

どうしてもコロナ禍だったのでファンとの接触は不可能なものの、他チームと比べるとかなり長い時間をかけてコートを1周していたように思えました
色々な方向を向いて、目が合ったお客さんに会釈などのリアクションをして……。ジェッツが凄いところは、演出面だけじゃなく、こうした選手1人1人のブースターを想う心が基盤としてあるんだなと気付かされた瞬間でした。

1周した後、退場前にはペイントエリア付近に集まって、負傷した二上と大倉のユニフォームを掲げてエールを送る選手達の姿も。

火加減の調節が苦手

試合終了後はそのまま徒歩で北習志野駅方面へ。
大衆焼肉わだい家で一人焼肉を行うことにしました。
一旦ビール。

タン塩カルビ。王道。
ここはコストの割に肉質がそこそこ良いとの評判だったので入ってみたんですが、確かにお肉が美味しい。
店内も広々として清潔感があったので、つい予定より30分も多く居座ってしまいました。
こういった高コスパの焼き肉屋が地元やアリーナの近くにあるといいなあと思います。我が家の付近にある焼き肉屋はどうにも高くて……。

あとがきとおまけの1枚

千葉Jは初訪問でした。南関東なのに中々行く機会なくてね。

エンターテイメントという方向で言えば、間違いなく最先端を走っているチームです。コート内の演出、ロビーの導線設計や世界観作り、そしてスタッフ、チア、選手のファンを想う気持ち。さながらテーマパークです。
極端な話、「初めてBリーグを観に行ったのはジェッツのホームです」っていう人がいたら、他のアリーナでは満足できないんじゃないかっていうくらい、色々なものを兼ね備えています。

揃っているが故にどうしても気になってしまうのが、アリーナ自体のスペック
演出面に支障があるとかっていうのはあまりないんですが、アリーナ奥への導線が少しわかりにくかったり、そもそもキャパがジェッツのポテンシャルを考えると小さすぎるなど、そうした微妙な課題が見えてしまうんですよね。

でもジェッツに関しては既に2024年のアリーナ移転が決まっています。市街地へ移り、キャパも1万規模。恐らく導線やバリアフリー絡みの設計なども大きく改善されるで事が期待されます。
ジェッツのホームゲームが真に完成する瞬間は、もうすぐそこまで来ている訳でして。それに向けての期待感というのが否が応でも膨らむようなひと時でした。

この数日前に観に行った「舞台『ウマ娘』」。
ライブパートが原作再現すぎて唸った。

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