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☆鬱病日記007☆

もしかして共依存症?

こんばんは、かながわです。

私は数年前にカウンセリング心理学なるものをセミナーで学んでおりまして、今日はそこで学んだ共依存症についてお話ししてみたいと思います。

まず、前提として、人を二つのタイプに分類します。

①物や行為に依存するタイプの人
②人間関係に依存するタイプの人


幼少期の傾向

①のタイプの人は、幼少期にいじめや虐待に遭っていることが多い。

②のタイプの人は、幼少期に「優等生」でいることを強いられていることが多い。


大人になってからの性格

①のタイプの人は、人間に対して不信感や嫌悪感を根底に抱えており、人との交流に関心が希薄な大人になりやすい。

②のタイプの人は、自分の意思を殺してまでも他者を支援することで承認欲求を満たしてきた経験から、他者との交流に過剰な大人になりやすい。

①のタイプの人は、買い物、ギャンブル、アルコール、ブランド物の収集など、他者との交流が必要ない行動やモノに執着しやすい。

②のタイプの人は、他人に頼られることを歓迎し、必要以上に他者の世話を焼きたがる傾向が強い。


共依存関係

①のタイプの人は、他者との交流が少なく、自分独りの空間を好み、自己管理や身の回りのことが疎かになりやすい。

②のタイプの人は、そんな①のタイプの人の世話を焼くことにやり甲斐を覚え、過剰に支援してしまう。

このように①と②のタイプは、良くも悪くも相性が良いため、よくよく注意して交流しなければ、お互いにとって不幸を招くことがある。

これを共依存関係と呼ぶ。


危険な関係

共依存関係はエスカレートしやすい。
例えば、①のタイプの人が、朝が苦手で自分では起きられない。毎朝電話で起こして欲しいと②のタイプの人に頼む。②のタイプの人は喜んで協力する。

次いで、①のタイプの人が電話をもらっても起きられなくなる。電話ではなく直接家に来て起こして欲しいと言う。のみならず、朝食の支度までもを依頼する。これを②のタイプの人が承諾してしまう。

職場の同僚など、ある程度の距離感が求められる人間関係ならばエスカレートはしにくいが、親友同士や恋人同士の場合、二人だけの世界が出来上がってしまっており、その関係性の異常さに気がつく人物がおらず、結果お互いのためにならないケースがある。


共依存関係を断つには

共依存関係を断つには、世話焼きの②のタイプの人が世話焼きをやめる必要がある。世話を焼いてもらえる限り、①のタイプの人はとことん甘えてしまう可能性が高いからである。

もちろん、双方納得の上に成り立つ関係であれば、外野がとやかく言う必要などはなく、お互いが気持ち良く過ごせているのならば何も問題はない。

ところが、自分の献身的なサポートに対して、相手からの感謝の言葉や労いの気持ちがない場合、②のタイプの人の欲求不満が重なって関係が破綻してしまう恐れがある。

そのため、共依存に陥っていると思えた際には、②のタイプの人が自ら身を引いて、①のタイプの人に自立を促す必要性が出てくる。


私の場合

私の場合は完全に②のタイプで、幼少期〜青年期に掛けて「優等生」でいることを強いられて育っていた。

我が家では私の姉の反抗期に両親がかなり疲弊しており、私までもが反抗期を利用すれば家庭が空中分解するのが目に見えていた。そのため私は反抗期を作れなかった。

そんな私が大人になってからは、とかく他人に構うような生き方をしており、何か大きな問題を抱えている女性に惹かれることが少なくなく、彼女の家の掃除洗濯、家賃の支払いまで面倒を見てしまっていたことがある。

そんなわけで、セミナーで自己を論理的に評価し、こうした共依存関係なるものの概念に触れた時には思わず、「なるほど…!」と感心したものでした。

私がもともとHSP気質の人間であることに加え、共依存体質であったことは、職場の人間関係などにおいても多分に影響していたものと思います。

今回、鬱病とパニック障害を発症したことも、そうした私の気質に大いに関連しているものと思います。


まとめ

自己と他者の境界線を明確にしておくが吉。
自分の問題か他者の問題か、判然とさせる。


以上です。閲覧ありがとうございました。

何かの参考になれば幸いです。

今日も一日お疲れさまでした。


かながわ

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