見出し画像

しあわせファーストな組織づくり

しあわせなチームは心理的安全性も高い

「白石さん、人の問題を抱えている企業は多いと思う。だから私は悩んでいる新しいことに挑戦しようとしている経営者にジョブ・アトラクション®を勧めてみるよ。」
これは、3ヵ月前のことでした。

ジョブ・アトラクション®の基本設計を始めたのは8年前。
創業前、学生を始めとした若者の職業理解のために簡単な体験学習プログラムを作ったのが始まりです。
士業の先生や芸術家の先生と1ヵ月間、それぞれの仕事の時間以外でお時間をいただき、何度も何度も練り直してできたプログラムです。
現在のジョブ・アトラクション®とはまったく異なるものです。
そのころは名前もないプログラムでした。

先輩の背中をみて覚える教育

「仕事の仕方は教えるものじゃない。先輩の背中をみて覚えるものだ」
戦後の高度成長期、日々の暮らしを豊かにするためにみんな働いてきました。ともに支え合って生きてきた時代でもあったと想像できます。私が社会人になった時は、その最前線で活躍していた方々が上司であり、経営者でもありました。そのころ教えられたことは「先輩の背中をみて仕事は覚えていきなさい」先輩の仕事の仕方をみて、自分なりにメモをとって少しずつ覚えていきました。失敗して怒鳴られることもありましたが、その一方でピンチの時には身を挺して助けてくれるそんなこともありました。

価値観の変化による人材育成の悩み

前述の時代は、物の豊かさを欲する時代でもありました。自分の持ち物が欲しい時代。今はどうでしょう。
皆がそうであるというわけではありませんが、所有物でなくてもいいものがでてきました。家や車といったものが賃貸やレンタルでもいいのではないかだったり、一人で所有するのではなく、シェアしてもいいのではないかという考え方。生活スタイルには、価値観の大きな変化があります。
そして、働き方の価値観の違いや生き方の価値観も変化しています。
そんな中で「それもいいんじゃない。」「他にもこんなことがあるのではないか」といった見方や捉え方が多様になってきています。

その一方で「このやり方が今まで成功してきたから間違いない」「今のままでも十分なのにどうして変わらないといけないのか」と過去の成功体験や安定とみられる立場から変われない、変化をこわがる社員と変化することにチャレンジする社員とのギャップが大きくそのことが大きく事業に影響していて新しいことに挑戦しようとしている組織の中での人材の育成に悩んでいる経営者が増えています。

3ヵ月前に会った方は、現役を退いた私よりも年長の経営者でしたが多くの経営者仲間からの相談を受けているとのことでした。
しあわせファーストな組織とは仲良しこよしの組織というわけではありません。より多様な意見をだし、認め合い高め合いができる組織のことです。

その組織を弊社と一緒に育てるためにつくったプログラムがジョブ・アトラクション®という研修プログラムです。大きく2パートにわかれているのも特徴です。

https://www.kanaeruken.com/jobattraction




この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?