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その気持ちに気づくだけで

自分のことは自分が一番わかっている…とは言うものの、自分でもわからないことはたくさんある。
例えば好きなもの。「好きなものはなんですか?」と聞かれたら食べものや集めているものなどを挙げるのが多いのではないかと思う。普段から時間やお金を費やし、意識を向けている自覚が自分でもある。その結果それらを自分の好きなものとして認識しているのかなと思う。

しかし上位に上がってこないけれど、気持ちが少し高まる「小さな好きなもの」もある。文房具屋さんでずらっと並んだポストカードを見て直感でいいなと思うデザイン。アパレルショップで手に取ってみたくなる洋服など、ただなんとなくくらいの意識でもそこに自分の「好き」が垣間見えている。あまりにも当たり前すぎて気にも留めないことが小さな好きなことだったりする。しかし毎日をこなすように生きていると忘れ去られていく。それらは好きなものとして認定されず、無意識層にしまわれていく。

本当は自分は何が好きなんだっけ?
どういうことに興味があったんだっけ?

自分に問いかけてみてもなかなか浮かんでこないかもしれない。
そしたら街で目に留まるもの、自分が手にするものに意識を向けてみる。
たくさんのものが溢れている中でそれを選択したのは自分の「好き」のサインかもしれないから。

自分には個性はなく、好きなものも特にないと思っていても
日々の中で意識にも上がってこないところに自分らしさが隠れている。

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