サービスの魅力よりも、まず必要なこと
新型コロナウイルス感染拡大防止のため、商業施設や飲食店などあらゆる対策を講じて営業しています。今までだったら考えもしなかったようなことも新型コロナの影響で取り組む必要が出てきました。
大型スーパーでは出入り口付近に積み上がっている買い物カゴの取っ手を1つ1つアルコールで消毒している店員さんがいたり、出入りできる箇所を1箇所にするためにロープで仕切って入り口にはアルコールを持った店員さんがスタンバイしていたり…。
チラシやHPにもどのような対策をしているのか掲示している店舗をよく見かけます。
選ばれる最初の関門
ウイルス対策は店舗側としてみれば明らかに手間が増えてしまうのですが、利用者からすると対策をしてくれているというのが見えるととても安心できますし、信頼できますよね。
むしろ入店してアルコールスプレーが置いていないと「あれ…?」となりますし、ソーシャルディスタンスを保つような表示が足元にないとあまり対策をとっていないのかなとも思えてしまいます。
商品に魅力があるかどうかというより、コロナ対策をしているかどうかの方が消費者としては大事になってきているのではないかと思います。
ビジネスマナーのようになる
これからはウイルス対策はビジネスシーンでもマナーとして守られて当然のことになるのでしょう。「あの会社の営業は2m以内の距離で話してきたから失礼だ」とか会話に出てくることも当たり前になるのかもしれません…。
マスクは靴下や下着のように普段の生活の必需品となり、これからさらに多機能のものが増えてきそうです。すでにユニクロがエアリズムのマスクの製造に取り掛かるというニュースもありましたね。
街ゆく人たちのマスクを見ると実に多彩。これからTPOに合わせた素材、デザインなどが広がっていき、今までとは違ったマスクへのニーズが生まれていくのかもしれません。
訪問時にしているウイルス防止対策
私はタスカジさんとして個人宅で掃除や整理収納をしています。新型コロナの影響で緊急事態宣言中は活動をしていましたが、解除後は少しずつ再開しています。
家族以外の人が家に上がることは依頼者様にとってもかなり不安だということは充分に理解できます。私も依頼者様の立場だったらやっぱり不安です。公共の交通機関を使用して伺うこともあるので、正直リスクがないとは言い切れないのが現状です。
しかし、外出自粛や在宅勤務、休校で自宅にいる時間が長くなり、自宅の環境を整えることの優先順位が高まっているとも感じます。今だからこそ家事代行を必要としている方々もたくさんいると思うのです。
そこで、とにかくできる対策はきちんと実施し、依頼者様にもご理解をいただいて訪問しています。
具体的には
・検温
・インターホンを押す前にバッグや手指も消毒
・依頼者様宅での手洗い
・ソーシャルディスタンスの維持
・持ち込む道具(スリッパやバスブーツ、シートなど)の消毒
・マスクとニトリル手袋の着用
政府が提唱する「新しい生活様式」に加え、上記のことも実施しています。
少しでも依頼者様が安心できるように、できることをきちんとやっていこうという気持ちです。
思いやりのかたちとは
あれこれ神経を尖らせたり、消毒などやることが増えてついおろそかにしそうになったりといろいろあると思いますが、プライベートでも仕事でも相手のことを思いやる姿勢がウイルス防止対策として可視化されているようにも感じます。
ウイルスは突然ぱたっといなくなるものでもないので、共存していくという方が現実的なようですね。そうなるとかなりの長期戦…というか戦うのではなく、受け入れていく必要がありそうです。
これからどうなっていくのかまだまだわからないことだらけですが、身体的な距離は保ちつつも気持ちは相手に寄り添っていきたいですね。
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