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大学院入試〜オンラインアプリケーション

取り敢えず、何とかオンライン上での書類提出は完了です。
出産前に完了できて安心。
後は正式な大学の成績証明書を郵送してもらい結果を待つのみです。

今回志望した大学院は州立大学ですが、オンラインと通学が選べるクラスです。
私はオンラインを選びました。
特別支援〜応用行動分析〜の大学院です。

個人情報入力

名前
生年月日
メールアドレス
電話番号
住所
旧姓
性別
ジェンダー代名詞 
ジェンダー
民族
VISAサポート必要か、その種類
米軍入隊履歴
国へのサービス歴
ソーシャルセキュリティー番号(社会保険番号)
各種奨学金の利用、応募予定
保護者または配偶者名(連絡先記入はオプション)

などを入力しました。

アメリカ🇺🇸らしいと思ったこと

1.旧姓の入力
 結婚前のというより、現在の名前以前に使っていた別の名前があれば記入できるようになっていました。
私の場合、日本で入籍した際名字を変更しなかったため、パスポートやVISAの名前は結婚前と同じです。しかし、アメリカで入籍した際は彼の希望もあり名字を一緒にしたのでアメリカの婚姻証明書や銀行、保険などはアメリカ名になっています。
提出書類によって名前が違うので、この両方の名前を記載できるのは安心です。

2. ジェンダー代名詞の選択とジェンダー
He, She, They, その他
どれを使ってほしいか聞かれます。
最近は個人でも性別を特定しないためにtheyを使うことが増えてきています。最近の傾向なので、その受入れ方もまだ人それぞれで、she/heやs/heと書くのを好む人もいれば、theyを使う人もいます。
性別は生物学的性でbirth certificate出生証明書などに記載されれいるものだと思われます。male, femaleの選択肢しかありません。
一方ジェンダーは female, male, nonbinary, add another gender と自分に対する認識を選ぶことができます。こちらは未回答でも問題ありません。

3. 民族
こちらもアメリカらしい気がします。
以前はこの民族の申告があったのか、あったとしたらどのように使われていたかは分かりません。現在はaffirmative actionやdiversity(多様性)確保として使われているのではないかと思います。
 Affirmative actionとは、性別や人種などの理由で不利益を得てきた人たちを救済し、性別や人種間の格差を無くしていこうという積極的差別のことです。
他にも家族で初めて大学へいく世代か、という質問もありました。

4. 米軍入隊履歴
一定期間入隊すると本人やその子どもの大学の学費が無料になるなど、米軍の福利厚生はかなり優遇されているので、そのような理由もあるのかなと思います。

5. 国へのサービス
国に対してどのような勤めを果たしたかです。
Peace corps(アメリカ版青年海外協力隊), Americorps, Teach for America(教員不足の地域へ教師として派遣されるプログラム), other, none
から選べます。 

その他、入力に困ったのはVISAに関してでした。取得予定のVISAを何十種類もある中から選びます。
配偶者ビザだけでもアメリカは3種類あるのですが、問題は私が所持するIR1というVISAは選択肢になかったことです。
大学の入試アドバイザーに確認したところ、大学側がVISAサポートとする必要がないのでNo 120 issued by the universityを選べば良いとのことでした。

大学情報の入力

大学院入試なので、大学名と学部名を選択、入力します。大学名はリストがあり、日本の大学も多くリストされていました。
リストにない場合は入力できますが、大学情報をを確認するため選考に少し時間がかかるそうです。

またGPAという大学の成績平均と最後2年間の平均を入力します。
アメリカのGPAは4段階評価で数値化されるのですが、10段階評価、15段階評価など選んで大学の成績を入力することができました。

ただ、ここでも私は問題が発生します。
本来アメリカ式で評価する場合、大学によって詳細は変わりますが、各単位ごとに
4 ; 秀90-100 
3 ; 優80−89
2 ; 良 70−79
1 ; 可 60−69
0 ; 不可 60未満  

といった感じで、全単位の数字(0〜4)の平均が算出され、それがGPAとなります。
ただ、問題は私が卒業したのが昔過ぎて大学側がGPAを計算できないとのこと。
なぜなら、当時私の大学では秀と優が一緒になっており、80〜100は全て「優」とだけ記載されているからです。

こちらも大学院の入試アドバイザーに確認したところ、取り敢えず足切りの3.0で入力するように言われました。3.0あれば書類選考に進め、正式な成績証明書で最終確認するとのことでした。
(足切りの数字で大丈夫かいな、と正直不安です)

既に別の修士を持っている人は、大学院の成績も入力する必要があります。

Recommenders(推薦者)情報入力

受験するクラスを選択すると、推薦者情報の入力が求められます。
最近は、オンラインで推薦者に大学から直接フォーマット(質問など)が送られ、推薦者は質問に沿って送られたフォーマットまたはプラットフォームで回答することが多いように思います。
3名+1名(オプション)の入力ができました。

全て前職の同僚など、同じような関係性、立場の人を避け、色々な角度から推薦してもらったほうが良いと思い、私は以下の人たちにお願いしました。
1.直近の同僚 (直近の自分がどんな人物か)
2. 大学の教授(←大学院で学問を成功させることができる人物証明として大事です)
3. アメリカで教師として一緒に働いたかつての同僚(アメリカの教育現場での活躍をアピール)
4. 青年海外協力隊参加時に一緒にイベント開催した教育省職員(社会貢献アピール)

書類添付

最後にPersonal statement(自己PR文), resume(履歴書), transcript(成績証明書のコピー)
を添付、受験料を支払って終了です。

これら上記の書類については別の記事でもう少し詳しく書きます。

最後に

英語能力証明の項目はありませんでしたが、Duolingleから大学にテスト結果は送付してもらいました。(無料)
TOEFLは確か受験時に結果を送付する大学が無料で選べますが、後日結果が出たあとに送付してもらう場合は追加料金がかかったと記憶しています。やはりDuolingleの方がお財布に優しいです。




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