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目の前の世界に対して繊細に生きていくということ

「かなえさんは本当に褒め上手だから!」
「毎日必ず一個は褒めポイント見つけるから」

と職場の店長と、エリアマネージャーに褒めていただいた今日。

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褒めるのが上手いかどうかは分からないが、「人の変化」にはとても敏感だし、「人のいいところを見つける」ことは得意だと思う。

「今日のお化粧綺麗だな」
「あ、髪型変わった」
「いつもと違うリップしてる!秋色いいな~」
「靴のその青、めっちゃ綺麗でおしゃれですね」

そんな見た目についてはもちろんだし、中身についても

「様子がいつもと違うなぁ」とか
「さっきの後輩ちゃんへの対応素敵だったなぁ」とか
「多分、コレ気を遣ってやってくれたんだろうな」とか

そして、「あー、いいな!」と思ったものを見つけた時に、言わずにはいられないたちなだ(そのおかげで、女子に非常にもてる)。

素敵だと思ったら「素敵だね!」と言う

嬉しいと思ったら「嬉しい!」と言う

ある意味、素直なのかもしれない。

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人間にとって「関心を持ってもらえる」って、とても大切なことだと思う。

ネイルサロンや美容院に行った翌日、「髪色変わったね!」と変化に気付いてもらえるのはとても嬉しいし、それを「素敵だね」「いい色だね」と褒めてもらえたらより嬉しい。

何か仕事で成果を出した時に、その成果を褒めてもらえるのは嬉しいし、成果だけでなくそこにいたる経過まで見ててくれてその部分を褒めてもらえたり、道半ばでちょっとくじけそうになった時に声を掛けてもらえると本当に本当に嬉しい。

関心を持ってもらえること
変化に気付いてもらえること

それは「そこは自分にとっての居場所の一つだ」という安心感を与えてくれる。

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その昔、新卒で入った職場の、今でも尊敬してやまない上司が笑いながら言っていた。

「人でも環境でも、何かの変化に気付けるかどうかは感性だ。常に人に興味を持って、自分の周りのことに興味を持って、アンテナを磨け。そして、気付いたらちゃんと声をかけてあげよう。チームだし」

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私が人の変化にさといのは、カメラをやっているから、というのもあると思う。

目に入る世界のあらゆる部分にアンテナを張って、自分の琴線に触れる美しさ、目の前にいる人の美しさや変化に敏感で繊細であること。

そして、それを逃さないこと。

元々「人のことをものすごく客観的に観察している」と子供のころから言われていた私だけれど、写真を撮るようになって、その力がより磨かれたと思う。

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人の変化を見つける
人のいいところを見つける
ってそんなに難しく考えなくていい。

一番簡単なのは見た目。

具体的な変化を見つけるのが難しければ「いつもと雰囲気違うね」みたいなふんわりとした伝え方でもいいし、

「素敵」を見つけるのが難しければ「好き」を見つけるのでもいい。

私はわりと「今日のそのスカート好きー」「そのリップの色好きー」「ホントその声好き」「隣でふざけてるの好き」と自分の「好き」を日々伝えている。

大切なのは、興味を持って相手を見ること。

そして、「いい」「素敵」「好き」「かわいい」と思ったことを、きちんと言葉にして伝えることだ。

「それ素敵だね」と伝えてもらえることは嬉しいし

「それ素敵だね」と伝えた時に喜んでもらえることもとても嬉しい

そんな嬉しいを沢山沢山創り出していきたいなぁ、とそう思う私なのだ。


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