見出し画像

不登校の親が無力感に襲われる言葉

こんにちは、でこぼこままです!


高校生、中学生2人の凸凹息子達の母です😊


ASD傾向で元不登校の長男ADHD傾向で起立性調節障害の不登校次男


私は凸凹特性持ちのアラフィフです😆

今回は、
不登校になった我が子に言われて
親である私が無力感いっぱいになった言葉を書きます

【私が言われて無力感に襲われた言葉とは?】

忘れもしません。
長男が小学校5年生のとき。
音楽発表会の練習に行けなくて、
参加するかどうか、
学校との話し合いが持たれた時のこと

校長先生は本人に
「練習に出れなくて本番だけ出るのは出来ないよ。
本番に出るなら練習にも出ておいで」


母親の私に対しては
「とにかく連れて来て下さい。
来ればなんとかしますので」

と言われました。

来ればなんとかします

っっっって言われても!
そーれーがー
出来ないんだって

何か無力感を感じました。


【来ればなんとかしますは裏を返せば。。。】

来ればなんとかします
という言葉は

裏を返せば
学校に来なければ何もしませんよ、出来ませんよ
という意味にも受け取れる。

学校の受け身感が否めない、
この
来ればなんとかします
という言葉。

実はこれを言う事で、
学校にはメリットがあると思うんですよ。

【「来ればなんとかします」と言う事のメリット】

そのメリットとは、
来たら支援できる
来なかったら、来なかったで
支援出来なかった理由にもなる

“こちらは、
待ってるよ、という姿勢で
来ればなんとかするつもりでしたが
来られなかったので出来ませんでした”

って支援出来なかったんですよね~って
きれい事でおさめることができる。


登校しぶりで途方にくれた親に
「学校に来たら何とかする」と言うのは
来ないと何にもしてくれない“つもり”
なんですよね

行けないから困っている。
困っている途上の親にとっては、
酷な言葉です。。。

【近くて遠い学校】

来ればなんとかします

門戸を開いているようで
閉じている
境界線をしっかり敷かれていると
拒否されているようで
近くて遠い

日々子どもと向き合って疲弊している親からしたら
来ればなんとかします

なんにもしてくれないと一緒

不登校の親側からしたら、
何ともまあ無力感を感じる言葉です。


【こちらに伝える言葉には、相手側の都合があって伝えられている】

来ればなんとかします
というのも言葉には、
学校の意図や事情がある。


私は思います。

それを分かったうえで、
どう学校とやり取りしていくか?
これが一番大事だと思います。

【私の場合は】

私は、
音楽祭に出たい
という息子の気持ちがありましたから、
練習の時間をあらかじめ聞いておいて、
それに合わせて連れていきました。
ピンポイントで練習だけ参加して、
本番に出ました。

私の場合は、
「本人がどうしたいか?」
本人に聞いて行動しました。

登校支援員さんと連携して、
練習中も本人に寄り添ってもらう

親の私も練習を見守る時もありました。


【こちら側に寄り添える先生もいる事を忘れずにいよう】

来ればなんとかします
と言った校長先生も、
普段は気さくないい先生でした。
ただ立場上、
不登校の子ばかり寄り添えなかったんだと思いました。
毎日の学校の送り迎えで、
不登校に寄り添えない先生もいれば
寄り添える先生もいることに気がつきました。

私の場合は、
登校支援員さんに1年以上気にかけてもらい、
こちら側に寄り添って頂けました。

我が子の事で問題が上がった時に
こちら側に寄り添えそうな
キーマンを見つけておく

長い6年間の中で
親として出来ることかなと思います。

長くなったので今回はここまで。

見て下さってありがとうございます✨


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?