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井登友一と森田雄が教える「一番正しいペルソナ教室」のセミナーに参加してみて

こんにちは。新卒ペーペーデザイナーのカナです。

10月14日に井登友一と森田雄が教える「一番正しいペルソナ教室」のセミナーに参加しました。
今回このセミナーに参加した目的は

・改めてペルソナの必要性・重要性を確かめるため
・プロジェクトでペルソナを作成したい!と思った際に、ペルソナを作るメリットを言えるようにしたいため

今回の目的が達成できたのか、次のアクションが見えたのかを、今から綴りながら確かめようと思います。


ペルソナとは

まず、今回井登さん、森田さんが考える「ペルソナとは」を整理することにしました。

井登さんの考えるペルソナ
あなたにとって大切な人
森田さんの考えるペルソナ
顧客像/仮想的なユーザー

これを聞いて、アニメや漫画でいう主人公的な存在に近いなと感じました。
主人公は実際に存在しない人だが、作者や見る人に愛され、作者は主人公の成長のために物語を考えます。
主人公と同じような立場や環境にいる読者が、漫画を通して主人公に共感し、励みや悩み解決、それによって自己成長にもつなげることができます。
主人公(ペルソナ)がいることで、似た境遇や価値観を持つ読者(ペルソナに近いターゲット)が漫画(サービス)を通して共感をし、さらに課題解決策や次のアクションを見つけます。
良い漫画(サービス)だと感じると、漫画を毎回買う(リピーター)ようになり、みんなから愛される漫画(サービス)が生まれるんだろうなと思いました。

これはあくまでも私の所感なので、違うわ!のツッコミがありましたら、遠慮なく言ってください。


ペルソナの必要性・重要性

・ペルソナは、ユーザーが「タスクや行動」を通して「何を達成したかったのか(ゴール)」の期待するコンテクストを整理・可視化し、製品やサービスに反映させるために必要
・ペルソナを軸に製品やサービスを考えることで、軸がブレずに誰もが同じゴールに向かってアイデアを考えることができる

今回の講義で上記のように解釈をしました。
ユーザーの情緒的文脈を捉え、確実にゴールまで導くために製品・サービスを設計しなければなりません。

ゴールが見えない製品・サービスは、終わりのないトンネルと同じくユーザーに「本当にこの先に私が求めるものがあるのか?」と不安にさせてしまいます。

不安になって、それを感じる時間が長いと途中で諦めてしまい、何か大きな変化がない限り二度と使われなくなります。
そのため、ゴールに向かって着実に達成できている感覚を味わえる、また「がんばろう・楽しい」のようなエキサイティングな感情を常に提供できている状態にしなければなりません。

ペルソナは一つの判断軸になります。ペルソナをつかって、チームで「この人に〇〇な価値を提供するためには、どうしたら良いのか?」と考えると、ペルソナのためのアイデアを皆が考えるため、自ずと同じゴールに向かいブレのない設計をチームで行えます。

ペルソナ素敵ですね。(結論が適当すぎました)


ペルソナを作るメリット

・人物像の共有ができる
・ゴールを捉えコンテクストを考える
・インサイトが得られる
・チームの労力を省き、スピード感が出る

共有できるメリットは先ほどの段階で理解できました。一番驚いたのが、チームの労力を省き、スピード感が出ることです。素直に「え、そうなの?!」と思いましたね笑

ペルソナを作ることで、判断がしやすくなることを学びました。ペルソナがゴールに向かうためのアクションとして、適切か適切ではないか、使いそうか使わなさそうか、などペルソナが軸となり、マルバツのように決断がしやすくなります。それによって円滑に会議がすすみ、無駄な工数や労力を取ることなくスピーディーに製品・サービスができます。プロジェクトにとって、こんな最高な会議はありませんね。

ペルソナを作成したい!と思った際には、上記のメリットを武器に提案していこうと思います。


やんわりペルソナ・ターゲティングすることで起きる事態

・ものごとの判断がメンバーごと判断に依存
・企画やデザインの方向性がつど決まる
・基準がない

こういう気持ちを持つ・行動を取っているユーザーがいそう。その人のために、ここを改善しよう。だとチームのメンバーごとで思い描くユーザーが少しずつ違って来てしまいます。

1人が「こういうユーザー!」と立案したとします。しかし、その人の思い描くユーザーは他のメンバーではまんま同じユーザーを描くことはできません。なぜならば、立案者の脳内にあるからです。
それによって、立案者に「これどうですか?」と都度聞くことになります。その人の判断に依存する状態が起きるのです。もしその人が休んだ場合、判断してくれる人がいないのでその施策は止まってしまいます。それではPDCAを早く回すことができません。

また、立案者がOKしてくれるような改善案を提案しようとしてしまい、ユーザー目線ではなく立案者目線になってしまう可能性もあります。

それでは自己満足な製品・サービスになってしまい、長くは続かないでしょう。

...ペルソナなめてました(結論がまた適当すぎました)


まとめ

最初に述べた「セミナーに参加した目的」は達成できました。井登さん、森田さん素敵な講義ありがとうございました。

また、個人的に感じたことを最後に綴らせていただきます。

今後ペルソナを作る機会をいただいた際には、今のニーズを満たすペルソナと、未来のニーズを満たすペルソナの2つを作りたいと思いました。

理由としては、今のニーズを満たす、課題解決策の提供だけではなく、新しい価値提供をしていかなければ、急速に変化する社会に適応できないと感じたからです。

今のニーズを満たした上で、まだユーザーの気づいていない課題やニーズを掘り出し、向き合い、それに対して「私たちの製品・サービスで解決できるのか・価値を提供するべきなのか」を考えることが必要なのではないかと思います。

コロナ禍だからこそ、今イノベーションを起こすきっかけになる価値や意味を見つけ、作り出すことが求められていると考えました。

企業が生き残るためには、売り上げや利益、CVRなどの数字を見るのも絶対必要です。数字を上げるための施策やサービスを考えるのは重要です。しかし、厳しい中だからこそ、いま一度ユーザー目線に立って製品・サービスを考えなければならないと思います。

ユーザーと企業の素敵な未来を描いて、双方がハッピーになれる製品・サービスを世に生み出して行きたいですね。

ではでは最後はペルソナと離れてしまった気がしますが、、、ここまで読んでくださりありがとうございました。

新卒ペーペーデザイナーのカナでした。

正しいペルソナ 井登さん

正しいペルソナ

徐々にグラレコ慣れて来た気がします...。少しずつ成長していると信じています。

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