音楽博士から学んだ『感動の深め方』
突然ですが、ドクター・キャピタルさんって方をご存じでしょうか?
私はつい先日、たまたまyoutubeで動画を観て知り、一瞬で魅了されてしまいました。動画を視聴すればするほど、そのすごさに感動させられていたので、今日は少し紹介させていただこうと思います。
関ジャムなど日本のテレビ出演もあるようで、知っている方もたくさんいらっしゃるかもしれません。(私は恥ずかしながら知りませんでした。笑)
感動ポイント① 演奏力の高さ
まず感動したのは、動画の後半(7:06〜)から始まる曲のアコースティックギターでのカバーが素晴らしいというところ。
ギター1本で演奏しているとは信じがたい音の厚み、表現力、演奏技術…とにかくこんなに豊かな表現でカバーされているのを聴いたことがなかったので、ギター素人の私ですら、「この人は天才だ…!」と演奏技術の高さに感動させられました。
(一人で、バンドのすべてのパートを網羅している感じ。この方の頭の中はいったいどうなっているのでしょうか…)
感動ポイント② 歌声とJPOP愛
上記で演奏技術の高さに触れましたが、この方のとんでもない所は、それを歌いながら涼しげに弾いているところです。
楽器を触ったことがある方ならわかるかもしれませんが、演奏しながら歌うって、結構難しいですよね。それをリードギターやベースパートも交えてギターを奏でながら、軽やかに歌っているその姿に開いた口がふさがりません。
また、歌声が優しく、耳心地がとても良くて、ずっと聴いていられます。
第一言語が英語であるにも関わらず、歌詞の英語はあえてカタカナの発音を意識されているのが見受けられるのも、JPOP愛をすごく感じられて、そんな人柄にも魅了されてしまいました。
感動ポイント③ 音楽を日本語で解説する『表現の美しさ』
私が一番感動したのが、動画の前半にある音楽解説部分。
コード進行や音楽理論の話は難しく踏み込みずらい世界という認識だったのですが、
この動画では、感覚的な部分を美しい表現で分かりやすく解説されていて、素人の私でもなるほど!と納得させられます。
「直感で感動する曲を、分析することで感動が深まる発見がある」
「音楽理論こそフィーリング」
そう動画の中でおっしゃっていたのが印象的でした。
感覚的な部分を言語化し、それを分析することで知識として学ぶことができ、物に対する視点に深みが増す。
勉強って本来こういうことだよな、とはっとさせられます。
感覚的に行うのも楽しいですが、理論立てて学ぶことで、さらに深く楽しめることを教えていただきました。
youtubeチャンネルの方には、他にもたくさんのJPOPの名曲があるのでよかったらぜひ聴いてみてください。
(どの曲も素晴らしすぎて、正直全部ここに貼って紹介したいくらい。笑
個人的にはゴールデンボンバーの『女々しくて』やDA PUMPの『USA』のアレンジがオシャレすぎてびっくりしました。)
そして最後に、上に貼った動画で紹介された曲、フジファブリックの『若者のすべて』の原曲も貼っておきます。大好きな、胸に染みる、名曲です。
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