「別れ」は、大げさなくらいが丁度いい。
本日は春分。昼と夜がちょうど同じ長さになる、季節の節目の日。
だんだんと気温も暖かくなり、桜が満開へと近づくのを日に日に感じるこの頃です。
皆さんはいかがお過ごしでしたでしょうか?
私はせっかくなので、春の和菓子をいただこうかなと、散歩のついでに和菓子屋『仙太郎』さんへ立ち寄ってみました。
調べてみると、「薯蕷饅頭(じょうよまんじゅう)」という、すりおろした大和芋を使ったお饅頭だそうです。
見た目が可愛くて手に取りましたが、なるほど、淡い甘味はお芋の風味だったのだと後から気づくことができました。
3月18日から24日まで「春のお彼岸」ということで、お萩も買ってみました。
上品な甘みともち米の絶妙な食感。そして青じそ入りのさっぱりしたお味が特徴の『仙太郎』さん。
変わらない美味しさにうっとりした、至福のおやつ時間でした。
さて、そんな私は昨日、仕事の最終日を迎えました。
ずっとリモートでの業務だったので、あまりオフィスへ行くことがなかったのですが、昨日はチームで食事会も開いていただき、最後の挨拶を無事終えることができました。
私は結構、「別れ」を大切にして生きています。
何故なら、昔、蔑ろにしたせいで、取り返しのつかない失敗をしてしまったことがあるからです。
別れてからでは、後悔しても遅かった。
償うことも、感謝することも。
それは全部、別れる前にしかできないことでした。
なので、些細なことでも「別れ」は有耶無耶にせず、大げさなくらいしっかり自分の中で線を引くようにしています。
別れは節目。別れはけじめ。
感謝の言葉を、余すことなく全部伝えてきました。
後ろ髪引かれることなく、ちゃんと飛び立てるように。
これでまた一歩、前へ進むことができたような気がします。
そして、今日から私は暫しの「春休み」
春休みって、いい響きですよね。笑
大人になるとその重みがずっと増したような気もしますが、
東京での残りの日々も、悔いが残らぬよう大切に過ごそうと思います。
では、今日はこの辺で。
最後までお読みいただき、誠にありがとうございます。
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