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中秋の名月を味わう穏やかな夜に思うこと。

昔から9月の満月は最も美しいとされ「中秋の名月」として親しまれてきました。
本日の東京は快晴。澄み渡った秋らしい空に穏やかな風が頬を撫で、自然と心も穏やかな秋晴れに。皆さんはいかがお過ごしでしょうか?満月が彩る素敵な夜は、きっと私たち一人一人に寄り添ってくれることでしょう。


今日、午前に所用があった私は新宿まで足を運んできました。
新宿と言えば私が愛してやまないお団子屋さんがあるので帰りに寄ることに。(十五夜だし、お団子は外せませんね。笑)

ゴマ、よもぎ餡、みたらし。

普段並んで買うことはあまりないお店ですが、今日はお客さんの列が歩道までできていました。やっぱりみんな十五夜はお団子買いに来るんだなあ、と少し人の多さに驚きつつ無事購入。
ここのみたらし団子が特にお気に入りで、新宿三丁目方面へ用事がある際はつい吸い込まれるように買いに行ってしまいます。笑

そういえば今年の春、桜が満開の公園で花見をしながらお団子を食べたのも良い思い出。花見団子って夢だったんですよね。もちろんそれもここ、追分だんご本舗さん。いつもお世話になっております。笑

「noteでは自分の書きたいことを本音で好きなように書こう!」と、ジャンルを絞らず思いつくがままに書きすすめてまいりましたが、気づくと食べ物の話ばかりしていますね。笑
私ってこんなに食に興味あったんだ!と自分でも意外で少し恥ずかしい気持ちなのですが、秋のこの時期にしか書けないことばかりなので、今後も時々食べ物の内容は書いてしまうと思います。(優しく見守っていただけると嬉しいです。笑)

夜は家でお月見。

写真が上手く撮れなかったのでぼかしてごまかします。笑
ベランダから月見で一杯の図。

18時頃から月が見え始めました。夜も東京の空は天気が良く、今年も堂々とした大きな満月を拝むことができました。
外は月明りで明るく、虫の音が心地よい秋風と共に聴こえてきます。外に出て、しばらく夜風にあたりながら月見酒を楽しんでいると、遠くの方で神社のお祭りの音色と共に子どもたちの笑い声が聞こえてきました。

なんて平和で穏やかな夜でしょうか。
こんなに満ち足りた気持ちになっていいのだろうかと、少し怖くなるくらい風情溢れる、美しい秋の夜。



私の根底には「歴史を感じることが好き」という項目が大きな割合を占めています。
季節に関することへの関心も強くここからきていて、昔の人と今を生きる私が五感を通して同じものを共有することで、時を超えて想いやこころを通わせているような、感慨深い気持ちになるのです。

今思うと、私の人生のあらゆる側面が「歴史を感じ、敬い、自分なりに楽しみたい」という欲求を基盤として出来ているような気がします。

皆さんも同じように感じる部分があるでしょうか?もしかしたら、全く異なる視点で世界を見ている方もたくさんいらっしゃるかもしれませんね。
それぞれ違う人生、違う視野で生きている私たち。同じものを見ているようで、全く違う解釈をしていても全然不思議ではありません。違って当たり前なんです。

そんな中でも、共感し合えたり、分かり合えたり、お互いに共鳴していると感じる場面に出会うことがあります。
それはもしかしたら、私たちが思っているより遥かにすごいことで、奇跡みたいに途方の無い小さな確率かもしれません。そう考えると、出会うもの全てに対して少し優しくなれるような、そんな気がしました。


満月のせいか少しロマンチックな文章に。笑
まあ、いっか。そんな日もありますね。

そんなことを思う、秋の夜長。

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