NZ移民局に提出する英訳書類について
ワーキングホリデービザ取得後、パスポートを更新したため、「Immigration Visa Transfer」といってビザの変更手続きが必要になった。
ワーホリビザ取得後のパスポート更新はOK
パスポート更新の直前、すでに30歳を超えていたので、移民局に電話して「ビザ取得後、パスポートが変わればビザを取り直すor取り消されることになるのか」という内容の確認をした。
ここで取り直しor取り消しと言われれば、パスポートの更新ができない。
(更新する内容は姓の変更だったので、それらの手続きを最悪帰国後にまわすこともできた。)
電話確認の結果、ビザの内容の変更手続きをするだけでOKとのことだった。
※なお、以前移民局にメールで問合せを送ったこともあったが、返信はなかったので今回電話という手段を取った。スカイプなら国際電話も安いし、移民局では日本語の通訳を挟んで会話することもできるので、英語に不安があっても安心だ。
NZ移民局のサイトでもこうあった。
電話で確認しなくてもよかったのかもしれないが、一生に一度のワーホリ、手違いで行くことができなくなったなんてことが起こらないよう、確証を得たかったので直接確認した。Webサイトで必要な情報になかなか行き当れなかったというのも理由ではある。
電話後すぐに「パスポート変更後このフォームに入力してください」というメールが送られてきた。
ここに古いパスポートと新しいパスポートの写真、証明書類のデータを添付し送信する。
証明書類の不備
フォームを入力してから12日後、移民局からのメールがあった。
書類の不備があるので、2日以内に返信してくれとのこと。
証明書として添付したのが日本語のままのデータだったので、突き返されるだろうなとは思っていたので想定内。英訳も数千円かかるので、通ればラッキーくらいで送っていたのだ。
メールで返信の内容は以下の通り。
認定された英語翻訳とは?
ここで気になるのが「a certified English translation(認定された英語翻訳)」というもの。これが何を指しているのか分からず、調べるのに時間がかかった。
ニュージーランドに拠点を置く日英翻訳会社のサイトを見てまわったり、NZSTI(NZ 翻訳 者通訳者協会)について調べたり。
色々調べた結果、結局移民局のサイトにたどり着き、以下の情報を得ることができた。
要はちゃんとしたところで翻訳してね。ってことみたい。
ということで、さっそく戸籍謄本をコンビニで電子発行し、翻訳料金が安くて対応が早い翻訳会社を見つけて、翻訳を依頼することにした。
NZSTI(NZ 翻訳者通訳者協会)とは
ニュージーランドにおける翻訳者と通訳者の全国的なネットワークだそう。ニュージーランドの拠点を置く翻訳会社には、このNZSTIのメンバーであることが記載されていたりする。
しかし今回の場合移民局のサイトでは「NZSTI」に関する記載がなかったので、(もしかするとコミュニティというのがこれを指しているのかもしれないが)、必ずしもここの会員の翻訳者を選択しなばならないわけではなさそうだ。
コンビニ交付、便利じゃない
マイナンバーで証明書などを電子交付するためにはいくつか条件がある。
マイナンバーカードを持っていること(番号だけは✕)
対象の自治体が電子交付に対応していること
利用申請を終えていること
利用可能時間内であること
マイナンバーカードはすでに持っていて、本籍地のある自治体は電子交付に対応しているのでこちらはクリア。
なのでまずは使うための申請を行う。申請はカードがあればコンビニで可能だ。
コンビニで「行政メニュー」の中から「利用登録申請」を選び、指示にしたがって暗証番号を入力するだけだ。
ただ申請が完了するまでの期間が明示されていなかったので、私は自治体に電話確認した。この電話を持って使えるようにしますとのことだったので、もし急ぎの場合はこちらから自治体に連絡するといいかもしれない。
コンビニ交付が意外と便利じゃないなと感じたのが、利用時間について。住民票は6:30〜23:00と比較的利用しやすい時間なのだが、戸籍謄本の場合は平日8:45~17:15と役場の開いてる時間と同じなのだ。(自治体によって違う)
以下から、対象の自治体が電子交付可能どうか、利用時間はいつかを調べることができる。
戸籍謄本3000円 翻訳サービスへ
なんとかコンビニでの電子交付を行い、スキャンしたデータを翻訳会社へ提出した。
私が使ったのは、さくら行政書士翻訳サービス。
スピーディーな対応と、価格が安いため、サクッと証明書の翻訳が必要な時におすすめだ。
見積もり後、銀行振込で入金し、メール連絡した。3日後に発送してくれるとのことだった。
つづく
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