かな はしもと

生きものが好きです。自然と関わりあって暮らしたい。

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おうちで孵化させたカモの赤ちゃん

いま住んでいる家には、カモが16羽います。 カモと暮らすのは2年目。毎年春になると、繁殖期に入り、オスはより色鮮やかになり、メスのカモを追いかけ回し始めます。 春はカモたちの恋の季節なのです。 これまでみんな一緒に行動していたカモたちは、だんだんグループやカップルに分かれていきます。 観察していると、モテる奴、モテない奴、積極的な奴、なかなか声をかけられない奴、いろいろいるみたいです。 メスたちもいろいろいて、恋愛体質な子、全然興味のない子、声かけられるのが嫌いな子

    • もち米なしで作るほんとのよもぎもち

      春の味覚というとたくさんありますが、よもぎもちもその代表格ではないでしょうか。口に入れると広がるさわやかな香りが、春の訪れを感じさせてくれます。 実はこのよもぎもち、香りがいいからお餅にまぜこんでいるのかと思いきや、もともとは別の理由で使われていたのです。 昔の草もちその昔、もち米が貴重だったころは、うるち米にハハコグサなどの植物の繊維でモチモチとした食感を作っていたのでした。 ハハコグサは七草の「おぎょう(ごぎょう)」。長い間、草餅の材料には、ハハコグサが使われてきた

      • 春の野草でクッキーを作ろう

        こんにちは。 春になりすっかりサクラが満開になった地域も多いのではないでしょうか。 春はサクラだけでなく、たくさんの花が開く季節。 身近な散歩道にも、小さな野草が色とりどりに咲いています。 今回は、そんな小さな野草の花を使ってクッキーを作ります。 野草の味はほとんどしませんが、見た目が楽しいクッキーです。 草花を探しにいこう 図鑑を見ながら、食べても大丈夫な野草を摘みにいきます。 野草のことをよく知らない人も心配しないでください。 今回使った野草のうちの、発色の良

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          今月の植物

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          今月の植物【2月】

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          ヤギとお散歩

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          七草のおはなし

          せり なずな  ごぎょう はこべら ほとけのざ   すずな すずしろ  これぞ七草 春の七草の存在を知っていても、それぞれどれがどの七草なのか、知らない人も多いかもしれません。 春先にいち早く芽吹く七草が、邪気を払うといわれ、1月7日に無病息災を願って、食べられてきました。お粥にして、七草を食べる習慣は、江戸時代に広まったといわれています。 もともとは旧暦の1月7日に食べられていたもの。今年のカレンダーでいうと、2月18日にあたります。 そのため、現在の1月7日には、

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          今月の植物【1月】

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          広場を作るために伐採した竹を使って、イスを作ってみたよ。

          はじめに最近、山の開拓をしています。 といっても、10年か20年くらい前まで使われていた山。 ご縁があって、山主さんとつながり、一緒に楽しい場所を作るため、ひと月かふた月に一回、整備を行っています。 資材置き場として使われていたというこの山は、お茶や柑橘の木が植えてあったり、竹林や滝があったりとなかなか魅力がつまった山なのです。 山主さんはここを癒しの場所にしたくて、色んな構想を練っているんだそう。 その仲間として、開拓した過程をここでも不定期でシェアしていこうと思い

          広場を作るために伐採した竹を使って、イスを作ってみたよ。

          夜の過ごし方

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          野食パエリア(続編)

          以前紹介した、野食パエリアの続編です。 浜辺ごはんも暮らしの中で定番化しつつあります。 といっても、前回と大きく変わったところはなく、今回も安定しておいしいパエリアができました。絵日記を見る感覚でご覧ください。 海へ今回は古民家にお友だちが来ていたので、同居人とヤギとともに前回パエリアを作った海まで出かけていきました。 おさんぽ大好きなヤギ。

          野食パエリア(続編)

          とある日の日常

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          野草と暮らす | セイタカアワダチソウの入浴剤

          秋になると黄色い花を咲かせるこの植物、みなさんもよく見たことがあるのではないでしょうか。 この植物の名前は、セイタカアワダチソウ。 背丈ほどに長く伸び、水に入れると泡立つところからこの名前なのでしょう。 大きく成長すると、茎が木化しとても固くなります。まっすぐなので、乾燥させるとすだれを作ることができくらいです。 そのため、休耕田や空き地などを放っておくとすぐに、たくさん生えてくるセイタカアワダチソウは、土地を管理する人からすると、とっても厄介な雑草です。 そんな

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          特集|古民家暮らし大解剖図 第五編 生きものと暮らす

          はじめにこれまで、4編にわたり紹介してきた築80年の古民家暮らし。第五編の「生きものと暮らす」でいったん区切りにしようと思う。 古民家の暮らしについてはまだまだ書き足らないことだらけだが、またいつか、テーマを変えて書けたらなと思っている。 それでは、第五編 生きものと暮らす。 ほのぼの、時にばたばたライフをご覧あれ。

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          野草と暮らす | 葉っぱのお皿

          今回のテーマは葉っぱのお皿です。 人々は昔から、自然の恵みをさまざま形で利用してきました。 料理を盛るお皿や包む葉もそのひとつ。 今も身近なのは、桜餅、柏餅、ちまき。 奈良や和歌山の柿の葉寿司や、富山の鱒寿司にも葉っぱは使われています。南の国ではバナナの葉もよく使われています。 きっと挙げだしたらキリがないほど、今も色んな場面で使われているでしょう。 (柿の葉寿司) (中華ちまき) 季節や郷土料理など、特別なとき以外にも葉っぱが暮らしの中にあると素敵ではありません

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          特集|古民家暮らし大解剖図 第四編 土と暮らす

          火、水、ときて今度は土だ。 古民家暮らしなら、楽しみたい「土」のお話。一緒に緑の話もしていこう。 庭まずは、庭から。 第一編ででできた、この図を見てほしい。 家の大きさの割には、じゅうぶんな広さの庭がある。 ここに私たちが住み始める前は、しばらく空き家だったそうで、草が生い茂る庭だった。 しかし、カモを飼いはじめたので、彼らが食べたり、踏んだりして草はほとんどなくなってしまった。カモたち、すごいぞ。 残っているのは、ハラン、庭の端にあるツワブキ、青じそ、赤じそ、そのほ

          特集|古民家暮らし大解剖図 第四編 土と暮らす