【TOEIC L&Rテスト 文法問題 でる1000問】の効果的な使い方をご紹介!
「TOEIC L&Rテスト 文法問題 でる1000問」は、TOEIC Part5の文法問題に特化した問題集です。
TOEIC Part5が苦手。しっかり対策したい💦
英文法に苦手意識がある💦
TOEICで600点~900点を目標としているが、スコアが伸び悩んでいる💦
といった方に、手に取っていただきたい1冊です。
今回はそんな「TOEIC L&Rテスト 文法問題 でる1000問」の特長、レベル、魅力、学習スケジュール、効果的な使い方、おすすめする人・しない人、よくある質問とその回答まで一気にご紹介します。
【TOEIC L&Rテスト 文法問題 でる1000問】の特徴
Part5(短文穴埋め問題)で出題される文法問題に特化した参考書です。
Part5は、ほとんど同じタイプの問題が出るのが特徴です。そのため、特に文法問題においては、特定の範囲に絞って集中的に対策することで効率よく点数を上げることができます。
通称「でる1000」として知られており、ペーパー版とアプリの2つで学習できます。
収録されている問題数は1,049問と非常にボリュームがあります。
構成としては、
①第1章~7章で問題タイプ別に学習
②文法模試(30問×13セット)
③別冊の文法問題1,000本ノック!
となっています。
各章は以下の通りです。
第1章 品詞問題
第2章 動詞問題
第3章 前置詞 or 接続詞問題
第4章 代名詞問題
第5章 前置詞問題
第6章 関係詞問題
第7章 ペア表現・語法・数・比較問題
著者のTEX加藤さんは、「TOEIC L&Rテスト 文法問題 でる1000問」の他にも金のフレーズ、銀のフレーズ、金のセンテンスなども出版されています。
三省堂書店、紀伊国屋書店、丸善ジュンク堂でも文法対策でず~っと人気NO.1でPart5対策=でる1000!と言われるくらい超有名です。
もちろん武田塾Englishのルートにも入っています。
個人的な見解
TOEIC600点以上の人や、高校レベルの単語力・文法力がある人は取り組んで問題ないと考えています。
TOEIC700点以上を目標とする受講生のほぼ全員に取り入れてきましたが、解答根拠を見つける癖が付いて正答率が上がるだけでなく、解くスピードも速くなっていきました。
他にも、すでに上級者レベル(800点以上)だけど、文法問題が苦手という方にも積極的に取り入れてきました。
そういった方の場合、留学経験があったり、英語が好きで自然と英語に触れている時間が長いことからリーディング、リスニング力が付くのですが、読めたり聞けるからこそ文法を疎かにしてきたケースがあります。
「TOEIC L&Rテスト 文法問題 でる1000問」で文法知識をしっかり固めることで正答率も安定し、さくっと900点が取れるようになることも珍しくないので、上級者からも好評です。
【TOEIC L&Rテスト 文法問題 でる1000問】のレベル
初級者、中級者、上級者で分けると、
「中級者レベル」に該当します。
高校レベルの単語力・文法力があることが前提となります。
【TOEIC L&Rテスト 文法問題 でる1000問】の魅力
Part5で9割以上の正答率が狙える
難易度の高い問題も収録されているため、「TOEIC L&Rテスト 文法問題 でる1000問」を完全にマスターすれば、Part5で9割以上の正答率が狙えるようになります。
しっかり取り組めば、少なくとも8割は取れるようになるでしょう。
Part5で自信を持って正解が選べるようになる
品詞問題、動詞問題、前置詞問題、接続詞問題など、問題タイプごとの解き方が詳しく解説されています。
正解を導き出すために注目すべきポイント、考え方を学んだ上で問題に取り組むことができるので、勘で解いていた人でも論理的に正解が導き出せるようになります。
解説には解答根拠だけでなく、他の選択肢が不正解となる理由まで書かれているので、知識も深まります。
単元別で学べる
品詞、動詞、前置詞、接続詞など単元別に分かれていて、それぞれの単元ごとに学べる構成となっています。
その単元に馴染みがなくても、トレーニング問題→実践問題とレベルが上がる順に解いていけば、確実に力を付けることができます。
Part5,6対策に必要な問題量をカバーできる
Part6(長文穴埋め問題)の問題は収録されていませんが、これはPart6の文法事項がPart5と同じであるためです。
Part6特有の文法問題はないので、Part5の問題を解ければPart6も同様に解けるようになります。
そして、「TOEIC L&Rテスト 文法問題 でる1000問」ほど問題数が豊富な文法問題集はありません。
Part5で高得点を取るためには問題数を多く必要があるため、Part5に特化した参考書を複数持っている人もいるかもしれません。
その点、「TOEIC L&Rテスト 文法問題 でる1000問」は1,049問収録されており、効率的に基礎力から応用力まで幅広く鍛えることができます。
【TOEIC L&Rテスト 文法問題 でる1000問】の学習スケジュール
苦手な文法項目だけに取り組む
すでにTOEIC800点以上ある方や、TOEIC Part5の正答率が70%程ある方は、苦手な文法項目だけに取り組んでもいいでしょう。
全問取り組む
Part5が苦手な方、英文法に自信がない方、TOEIC600点以下の方、自分の苦手な文法項目がピンポイントで分かっていない方などは、全問取り組んだ方が力がつきやすいです。
これまでの経験から、おすすめは参考書を3周することです。
1周目:知識を定着させるため、時間制限なしで取り組む📖
2周目:時間制限を設けて解く⌛️
3周目:時間制限を設け、各章・模試で正答率90%以上を目指す💪
時間制限は目標点数に合わせて変えましょう。おすすめの制限時間はこちら。
・700点台が目標: 30問15分(1問30秒)
・800点台が目標: 30問12分(1問24秒)
・900点以上目標: 30問8~10分(1問16秒~20秒)
【TOEIC L&Rテスト 文法問題 でる1000問】の効果的な使い方!
具体的に1周目、2周目、3周目どのように取り組むと効果的かご紹介します。
【1周目:知識を定着させる📖】
①各章の始めで解き方を学んだら、トレーニング問題に取り組みます。
②丸付け。
正解した問題でも解答根拠が言えるか、他の選択肢が不正解になる理由が言えるか確認します。
正解しても根拠や他の選択肢が×になる理由が言えない場合は△を付けます。
間違えた問題同様に解説をしっかり読んで理解しましょう。
③実践問題に取り組みます。
本番同様30問ずつ区切って解きますが、各章時間制限なしで解き、正答率をチェックします。
④丸付け。
正解した問題でも解答根拠が言えるか、他の選択肢が不正解になる理由が言えるか確認します。
正解しても根拠や他の選択肢が×になる理由が言えない場合は△を付けます。
間違えた問題同様に解説をしっかり読んで理解しましょう。
⑤間違えた問題、正解したけれど解答根拠や他の選択肢が不正解になる理由が言えなかった問題は再度解き直します。
これを全問正解になるまで繰り返します。
⑥文法模試に取り組みます。
参考書には制限時間10分と記載されていますが、1周目は制限時間内よりも正答率を重視しましょう。
⑦丸付け。
正解した問題でも解答根拠が言えるか、他の選択肢が不正解になる理由が言えるか確認します。
正解しても根拠や他の選択肢が×になる理由が言えない場合は△を付けます。
間違えた問題同様に解説をしっかり読んで理解しましょう。
⑧間違えた問題、正解したけれど解答根拠や他の選択肢が不正解になる理由が言えなかった問題は再度解き直します。
これを全問正解になるまで繰り返します。
【2周目で時間制限内で解くことに慣れる⌛️】
おすすめの制限時間はこちら👇
・700点台が目標: 30問15分(1問30秒)
・800点台が目標: 30問12分(1問24秒)
・900点以上目標: 30問8~10分(1問16秒~20秒)
①実践問題に着手します。
本番同様30問ずつ区切って解き、各章時間制限を設けて解きます。32問ある場合、最後の2問は1問ごとの制限時間を守って解きます。
②丸付け。
正解した問題でも解答根拠が言えるか、他の選択肢が不正解になる理由が言えるか確認します。
正解しても根拠や他の選択肢が×になる理由が言えない場合は△を付けます。
間違えた問題同様に解説をしっかり読んで理解しましょう。
③間違えた問題、正解したけれど解答根拠や他の選択肢が不正解になる理由が言えなかった問題は再度解き直します。これを全問正解になるまで繰り返します。
④文法模試に取り組みます。
30問1セットなので、目標点数に合わせた時間制限を設けて解きます。
⑤丸付け。
正解した問題でも解答根拠が言えるか、他の選択肢が不正解になる理由が言えるか確認します。
正解しても根拠や他の選択肢が×になる理由が言えない場合は△を付けます。
間違えた問題同様に解説をしっかり読んで理解しましょう。
⑥間違えた問題、正解したけれど解答根拠や他の選択肢が不正解になる理由が言えなかった問題は再度解き直します。これを全問正解になるまで繰り返します。
【3周目:制限時間内で解き、正答率90%以上を目指す💪】
おすすめの制限時間はこちら👇
・700点台が目標: 30問15分(1問30秒)
・800点台が目標: 30問12分(1問24秒)
・900点以上目標: 30問8~10分(1問16秒~20秒)
①各章の実践問題に着手します。
各章本番同様30問ずつ区切り、時間制限を設けて解き、90%以上の正答率を目指します。32問ある場合、最後の2問は1問ごとの制限時間を守って解きます。
②丸付け。
正解した問題でも解答根拠が言えるか、他の選択肢が不正解になる理由が言えるか確認します。
正解しても根拠や他の選択肢が×になる理由が言えない場合は△を付けます。
間違えた問題同様に解説をしっかり読んで理解しましょう。
③間違えた問題、正解したけれど解答根拠や他の選択肢が不正解になる理由が言えなかった問題は再度解き直します。
これを全問正解になるまで繰り返します。
④文法模試に取り組みます。
制限を設けて解き、90%以上の正答率を目指します。
⑤丸付け。
正解した問題でも解答根拠が言えるか、他の選択肢が不正解になる理由が言えるか確認します。
正解しても根拠や他の選択肢が×になる理由が言えない場合は△を付けます。
間違えた問題同様に解説をしっかり読んで理解しましょう。
⑥間違えた問題、正解したけれど解答根拠や他の選択肢が不正解になる理由が言えなかった問題は再度解き直します。
これを全問正解になるまで繰り返します。
【3周目以降:全復習あるいは1000本ノックに取り組む】
90%以上の正答率が取れるようになったら、全復習あるいは別冊の1000本ノックに取り組むのもありです。必ずやるべきものではないので、ご自身で判断してください。
1000本ノックは、1章~文法模試セット13までの全1049問がシャッフルされた形で収録されています。
【TOEIC L&Rテスト 文法問題 でる1000問】はこんな人におすすめ✨
・Part5が苦手で文法をしっかり学びたい人
・Part5で8割以上の正答率が欲しい人
・じっくり腰を据えてPart5対策を行いたい人
・TOEICで600点~930点程度を目標にしている人
におすすめします。
【TOEIC L&Rテスト 文法問題 でる1000問】をおすすめしない人💦
・英語初級者(高校レベルの単語・文法力がない人)
・Part5対策を短期間で終わらせたい人
・すでにPart5の正答率が90%超えていて、超難問だけの対策をしたい人
には向いていないでしょう。
【TOEIC L&Rテスト 文法問題 でる1000問】に関するよくある質問とその回答
アプリとペーパー版ならどちらがいい?
「TOEIC L&Rテスト 文法問題 でる1000問」独自のアプリはなく、英語学習アプリの「abceed」で取り組むことができます。
アプリのメリットを挙げると、
・参考書を持ち運ぶ必要がない
・1問ごとの解答時間が自由に設定できる
・解答履歴で自分が苦手な問題が一目瞭然
・ペーパー版の参考書と同じ解説を読むことができる
と多くあります。
しかし、これまで数多くの受講生をサポートしてきた経験から、確実に英語力をつけたいならペーパー版を推奨します。
理由としては、紙の参考書の方が記憶定着率が高く、集中して取り組めている方が多いからです。アプリ使用者は、分かった気になっているだけで、実は理解していないケースが本当によくあります。
紙の参考書では横にメモを書くこともできるので類似性に気づきやすかったり、情報を視覚的に整理しやすいという点も個人的にはメリットだと感じています。
文法事項で分からないものがある
Evergreenなどを見ながら取り組むことをおすすめします。
英語初級者・TOEIC500点未満だけど使用したい
「TOEIC L&Rテスト 文法問題 でる1000問」は高校レベルの単語力、文法力があることが前提の解説となっています。
現在のTOEICでは高校終了レベル=500点程になってきているので、500点未満の方には解説が難しく感じると思います。
なので、まずは下記2冊でPart5対策に取り組むことをおすすめします。
TOEIC300点未満の場合👇
TOEIC300~600点未満の場合👇
TOEIC対策で悩んでいるなら
今回は「TOEIC L&Rテスト 文法問題 でる1000問」と効果的な使い方についてご紹介しました。Part5が苦手、Part5で8割以上の正答率を狙いたい人、短期間でスコアアップしたい人はぜひチェックしてみてください。
また実際に、TOEICに関する悩みを相談したい、サポートに興味があるという方は、「武田塾English」で無料カウンセリングを承っていますので、お気軽にお問合せください。TOEICの場合、3ヶ月の最大スコアアップは365点、平均スコアアップは265点となっています。
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