見出し画像

小さな頃の夢であるフリーランスの認識が変わってきた話

父は自営業。私が小さな頃はフリーランスという言葉はありませんでした。

私の目には父が自由に見えて羨ましかったのです。平日なのに自由に動け、遊びに行くことも出来る。子供の頃なりたい職業を聞かれ、みんながお花屋さんやケーキ屋さんと言っていた中、理想の職業も夢も何もなかった私が心の奥で唯一お金を稼ぐならこれと思っていたのは自営業でした。

しかし月日が流れ、社会に出たときに大変さに気づきます。

まず、会社に属していると社会保険は半分会社が負担しているけど、フリーランスは全額負担。入れない保険もあります。

社長を見ていると人一倍働いているし、夜中や休みの日以外でも連絡が来る毎日を過ごしておられます。インフルエンザにかかった時でも、社員がいないタイミングを見計らって仕事をしていることを知り、替えがいない大変さを知ったのは記憶に新しいです。

フリーランスは収入も不安定で、ご飯が食べられなくなる不安が会社員より大きくなります。会社に属していれば、最低ラインの賃金は保証されると思うとフリーランスの良さがわからなくなってしまいました。

今まで良いところしか見えてこなかったからか、マイナスな部分にばかり目がいき、フリーランスとして独立することは頭から消えていきました。

しかし、この経済が動いていない時期、相変わらず会社に所属していますが、いつ倒産するかわからない不安な毎日を過ごしています。雇用調整助成金でなんとか凌いでいる状況です。

前にnoteで新規事業に関わっていると言っていたんじゃ?と思われる方もいるかもしれませんが、全てをその収入でまかなえる訳ではありません。

ここでまたもや子供の頃と同じ思考で、収入を得なくてははいけないのであればという消去法。今の仕事が続けられるのが理想だけれど、倒産したとしても似たような仕事がしたい。でも今イベント業界は下火である。だからフリーランスで少しでもやりたい仕事をというように考えています。

ありがたいことに私の会社は掛け持ちOK。副業もOK。とりあえずは二足のわらじで頑張っています。

フリーランスはいいこともあるし悪いこともある。会社員でもそれは同じです。自分にとって最善の方を選びこれからも行動していきたいです。

よろしければサポートをお願い致します。頂いたサポートはスキルアップ代として使用させて頂きます。