お家で楽しむ『旅するおむすび屋の、塩むすび』
『海苔を巻いた塩おむすび』
これまで皆さんに色んな種類のおむすびを召し上がってもらっていますが、なんだかんだで、1番喜んでもらえるおむすびです。「やっぱり、これだね」と。
ふわっと結んだほんのり温かいおむすびに、パリパリの海苔をくるっと巻いて食べる。シンプルだけど「おむすびってしあわせな気持ちになるなぁ」と思わせてくれる気がします。
ガツンと衝撃的な美味しさというより、染み渡るような美味しさ。
いつも「おむすびの結び方」など聞いていただきつつも、言葉にするのが難しくてなかなかまとめられていなかったのですが・・
お家でもおむすびを楽しんでいただくキッカケになればと思い、私がいつも使っている食材や、おむすびを結ぶときに意識していることを書いてみました。
良ければ試してみてください。
①お米は30分-1時間ほど浸水して、少しだけお水を少なめに炊きます。
私はごはん用の土鍋で炊いています◎
▶︎おむすび用のお米を精米してくれている飯塚商店さんについてのnote
▶︎土鍋をつくっている玄窯さんHP
▶︎お米のとぎ方をまとめたさくらちゃんのnote
②お米が炊けたら優しくほぐしてあげます。
お米をつぶさないように、底からざっくり優しくほぐします。
③ごはんをお茶碗に軽く1杯よそい、まな板の上に出します。
(1度におむすび4つ分ほど用意)
こうすることで、炊き立てのごはんも表面が少し冷めて結びやすくなります。
まな板は、絞った濡れ布巾で事前に拭いておくと、お米がまな板にくっつきません。
④手の平ぜんたいに軽くお水をつけて、塩を手全体にしっかりつけます。
塩の量の目安は、指の腹3本でしっかりつかむくらい。
ミネラルが含まれた甘みや旨味があるお塩を使えば、良い塩梅になりやすいと思います。
⑤まな板の上においたごはんを、両手で優しくすくい、おむすびを結びます。
優しく、空気も一緒に結ぶように、ふわっと。
ギュッと握りしめなくても、お米1粒1粒が炊き立てのふんわり感そのままに寄り添いあって、おむすびになってくれます。
耳をすますように、手のひらに集中しましょう。
私は「もし自分がお米だったらこれくらいが心地良いだろうな〜」というのを想像してみるところから始めました。笑
("感覚"って言葉で説明するの、とっても難しいですね)
⑥全形の海苔を3頭分にして、おむすびにくるっと巻いて、海苔がしんなりしてしまう前にパクりと食べましょう◎
おむすびに巻いてパリパリのうちに食べるのがおすすめな海苔
▶︎アイザワ水産「厳選」
▶︎浦山海苔「たそがれ」
以上です!
あくまで私のおむすびの結び方なので「これが正解」とかではありません。
みなさんにとって、美味しいおむすびの結び方が見つかったら、それもぜひ教えてください(^^)
最近はおうちでおむすびを楽しんでいます。
またみなさんにも食べてもらいたいなぁ。
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