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「美味しくごはんを食べる」が、夢だった

先日、久しぶりに実家に帰ったので妹たちとおむすびしました。

拒食症だった10年ちょっと前、
お母さんから「またみんなで『美味しいね』って、笑ってごはん食べたいな」と言われて
そんな日が来てほしいけど、
そんな日が来ると思えなくて泣いていました。

あの頃は、美味しくごはんを食べるのが夢でした。

最近だって、うまくいかないこともあるし「自分ダメだな」って思って落ち込むことも沢山あるけど、
みんなで美味しくごはんを食べられるだけで万々歳だな、と思えた帰省時間。

足元の幸せに気づけると、
安心して前を向いて進んでいきやすいから、
私にとってこういう時間はとても大切です。

ほんと、良い時間だったな。

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