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あと1日しか無いと思うか、まだ1日あると思うか【リフレーミング】


このノートが公開されるのはきっと土曜日、もしくは月曜日が祝日となる前日の日曜日です(下書き中)。

カレンダー通りの生活をしていらっしゃる方は土日のお休み、そうでない方は連休の時を思い浮かべてみてください。

連休1日目のお休み、つまり土曜日の夜。
明日もお休みだと穏やかな気持ちで眠れるか、もう休みが半分終わってしまったと落ち込んでしまうか、どちらの考えに近いでしょうか。
わたしは完全に後者です。
今日は本当にこの過ごし方で良かったんだろうか、明日をちゃんと有意義な時間にできるかと、布団に入る時はいつも不安でいっぱいです。
分かってはいるんです。前者の「明日もお休みだ。何をして過ごそうかな」と期待に満ちた考え方の方が良い一日を送れるということは……! 考え方の癖って、なかなか変えられないですよねえ。

ということで、今回はリフレーミングについてです。

突然なんぞや? と思った方もいらっしゃるかと思います。
リフレーミングは、英語でreframingと書きます。
ちょっと分解してみると、re +framingです。
framingはframeという単語が原型ですね。フレームと読みます。ここでは枠組みのことです。

つまり、枠組みにはまっているものの見方(framing)を見直そう(re)、ということです。
最初にお話した、「土曜の夜にどんな気持ちで眠るのか」という話もそれです。
「2日連続した休みの1日目が終わりかけている夜」という物事の条件は同じだけど、「あと1日しかない」とするか、「まだ1日ある」とするか、見方を変えることで気持ちも変わってきますよね。

有名なものだと、コップに水が半分入っていて、あと半分もある、と捉えるか、もう半分しかない、と捉えるかというのもあります。リフレーミングって、どういうものか想像がついてきたでしょうか。

もし、落ち込んだり嫌な気持ちになったり、マイナスの感情が出てきた時は、目の前のことや自分自身のことで振り返ってみてください。
あと少ししか無いは、まだこれだけあるかもしれない。そう思うと、残ったものを最大限に活かすために、より良い行動がとれそうな気がしてきませんか。

ちなみにこの手法は、履歴書やエントリーシートを書く際、自分のアピールポイントを見つけ出すためにも使われたりしています。もしかしたら、それらを作成する際に知ったという方もいらっしゃるのではないでしょうか。

怒りっぽい→物事に真剣になれる
プライドが高い→自信家である
マイペース→周囲に流されない

といったように、マイナスだと思っていた性格をプラスに見ることができます。
今はスマホでちょっと調べたら何でも出てくるとっても便利な時代です。気になった方は「リフレーミング 言い換え」で調べるとたくさん出てきますので、是非一度調べてみてください。
自分が自分のために、自信を取り戻すために使っても良いですし、上司や部下との円滑なコミュニケーションのために使っても良いですし、子育てのために使っても良いんです。
プラスに見ることができると、相手にも伝えやすくなりますよね。

そして、「そんなこと言われたってすぐにポジティブにはなれないよー」と嘆いてる方へ。
考え方の癖はすぐに変えられなくて良いんです。というかすぐにはなかなか変えられないです。わたしもそうです、分かっていることと、そう在ることができるかどうかは別物ですよね。
だって今までずーっと、その心で生きてきたんですからね。

ほんの少し、思うだけでもいいんです。
練習していつの間にか自転車に乗れるようになったように、教習所ではあんなに緊張していた車の運転が今では眠気を感じる瞬間さえ出てくるように、今すぐには分からないものですが、少しずつ、変わっていきます。きっとね。

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