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パリ・オペラ座舞踊芸術監督にホセ・マルティネス氏

嬉しい速報です!

パリ・オペラ座総監督のアレクサンダー・ネフ氏は、

2022年10月28日(金)に、ホセ・マルティネス氏を舞踊芸術監督に任命しました。



この速報を聞いて、パリ・オペラ座で、ホセ・マルティネスとアニエス・ルテチュの 「白鳥の湖」を観に行ったときのことを思い出しました。

素晴らしい、ヌレエフ版の「白鳥の湖」でした。


ホセ・マルチネス氏



53歳のマルチネス氏は、2022年7月31日付で退社したオーレリー・デュポン氏の後任として、

2022年12月5日に着任する予定です。

カンヌのロゼラ・ハイタワー・センターとオペラ座の舞踊学校で学んだホセ・マルティネス氏は、

1988年にパリ・オペラ座バレエ団に入団、

1997年に『ラ・シルフィード』の公演でエトワールに任命されました。

2011年7月15日に舞台を去った後、スペイン国立ダンスカンパニーの指揮を引き継ぎます。

2019年より独立し、講師・振付師として活動中でした。


講師・振付師 ホセ・マルチネス氏



2008年、ホセ・マルティネス氏は、ジャック・プレヴェールの脚本に基づき、

マルセル・カルネの映画へのオマージュとして、

初のメジャーバレエ『パラディの子供たち』を振付師として創作しています。

しかし、今回の就任で、

パリ国立オペラ座の舞踊芸術監督としての活動に専念するため、

2023年6月のボルドーと2023年10月のストックホルムでのバレエの公演を除き、

振付家としての活動は停止するそうです。


パリ・オペラ座舞踊芸術監督に、23人が応募



応募総数は23件で、内訳は女性9件、男性14件だったそうです。

全候補者のうち、フランス国籍が11名、外国籍が12名。

アレクサンダー・ネフ氏が最終的に選んだのは、ホセ・マルティネス氏(フランス国籍)だったのです。


アレクサンダー・ネフ氏は、「ホセ・マルティネス氏は、ダンサーとしての輝かしいキャリアがあり、カンパニーディレクターおよび振付家としての経験、そして仲介と包容に対する感受性は、パリ・オペラ座バレエ団の安定性、影響力、卓越性を保証するでしょう。」と述べました。


ホセ・マルチネス氏の今後の活躍が楽しみですね。


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